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【セミナーレポート】採用担当者必見!《新卒採用&中途採用》採用が成功する スカウトメディアの選び方

11月8日(水)に開催しました、オンラインセミナー「《新卒採用&中途採用》採用が成功するスカウトメディアの選び方」のレポートをお届けします。

昨今、採用活動において「ダイレクトリクルーティング(スカウト採用)」が主流になっています。多くのスカウトメディアが存在する中、自社の採用活動に合うメディアがわからないという採用担当の方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、新卒と中途採用、またエンジニア採用でよく利用されるスカウトメディアの特徴をご紹介し、メディアの選び方や各媒体の運用テクニックをお伝えしました。

スカウト採用の普及

以前は「ダイレクトリクルーティング」といえば、先進的な企業の採用手法といったイメージがありました。しかし、現在は大手から中小、ベンチャーまで幅広い企業が利用しています。

実際、ダイレクトスカウトメディアのユーザー数は伸び続けています。スキルのある優秀な候補者ほど、エージェントを通さずに直接企業とやり取りをしようとする傾向が強まっています。


スカウト採用メディア(中途)の徹底比較

まずは中途採用でよく使われるメディアを「年収」と「スカウト返信率」で分布し、各メディアの特徴をご紹介しました。

●ビズリーチ

 日本最大級のスカウトメディアです。以前は年収800万円以上のハイクラス採用というイメージが強かったのですが、現在は年収の幅が広がっています。候補者層の職種、年代、地域の幅も広いのが特徴です。

大手企業や官公庁の求人を目立たせる傾向があり、また最近は「公募」と呼ばれる自己エントリー型の求人展開も積極的に行っているため、ベンチャーや中小企業が利用する場合は、スカウトや求人の工夫が必要です。

ログインを1か月以内に行っているアクティブな候補者数が、他のメディアと比較して圧倒的に多いため、年収400万円以上の求人であれば、どの職種であれ最優先で利用を検討したいメディアと言えます。

●Wantedly

採用“広報”メディアとして展開されています。候補者層の年代は20〜30代、職種は営業、エンジニア、クリエイティブが多いです。経験豊富なエンジニアやサービス業のスタッフ採用にはあまり適していないでしょう。圧倒的に利用が多いのは、IT企業やベンチャー企業です。

特徴は、採用広報として写真や動画付きの記事を豊富に出せること。クリエイティブコンテンツを充実させる手間がかかりますが、初期費用も成功報酬もかからず、月額利用料金のみで利用可能です。Wantedlyで採用が成功すれば、とてもコストパフォーマンスが良いといえます。 

●Green

IT/Web領域の職種に特化したメディアです。候補者層は20〜40代、年収レンジはビズリーチやWantedlyと比べると若干低めの印象です。IT関連の仕事をしている方が多く、エンジニアも多く登録しています。

特徴は、初期費用のみで無期限で利用可能なこと。スカウトは打ち放題に等しいため、スカウト流通数が多く、返信率は低くなる傾向があります。 

●AMBI

若手ハイキャリア層に特化したメディアです。候補者層は20〜30代、年収レンジは500〜1000万円、学歴が高い傾向にあります。大手企業やコンサル志向が強い候補者が多く、利用企業も大手企業が多いです。中小や地方企業はほぼいません。

●リクルートダイレクトスカウト

候補者層は30〜60代 で、管理職や管理部門の方も多くいます。利用企業は大手や中小企業が多く、ベンチャー企業は少ない印象です。リクルート側がスカウト業務を代行してくれる特徴もありますが、あまり活性化しているメディアとはいえません。

スカウト採用メディア(新卒)の徹底比較

続いて、新卒でよく利用されるメディアを「学歴」と「大手企業志向」で分類しました。

●OfferBOX

新卒採用におけるスカウトメディアの草分け的存在です。直近の利用企業数は1万社以上、23卒の登録者数は20万人以上。候補者の学歴は比較的高く、65%が文系、学科は多種多様です。最近は大手企業の利用が増えてきており、中小企業の採用活動は少々厳しくなりつつあります。

 公務員試験や大学院進学等を視野に入れていて就活に乗り遅れた学生をターゲットとするような、遅めの新卒採用の場合は初期費用がかからない成功報酬だけのプランもあります。

●キミスカ

候補者の80%が文系のメディアです。利用企業は中小企業が多く、サービス業や大量採用系の求人が多いです。

●チアキャリア

ベンチャーや中小企業といった「成長企業」に特化した新卒スカウトメディアです。利用企業を絞り、学生とのマッチング率を高める工夫をしています。

●ワンキャリア

採用選考ステップの口コミサイトから始まった異色のメディアです。今やマイナビの次に利用されているサイトと言われています。スカウト機能は2022年から始まりました。

候補者の学歴も大手企業志向も高めです。全国、全学部、全学科の学生が登録しています。利用企業はほとんどが大手企業のため、ベンチャーや中小、地方企業の場合は事業領域の先進性や高報酬など、目立った特徴がないと厳しいといえます。

●OpenWork

新卒採用・中途採用の両方に使えるメディアです。入社後の口コミサイトから始まったメディアのため、自社の口コミ件数や評価の高さがスカウトに影響が及びます。

●dodaキャンパス

パーソルとベネッセが協業して展開しているメディアです。高校3年生までのリストを持っているベネッセが大学入学後から登録を促しているため、既に大学1年生がいる点が特徴です。

●LabBase

優秀な理系学生に特化したメディアです。利用企業は大手企業と、技術力を強みとするITベンチャーが多いです。

エンジニアのスカウト採用は?

ITエンジニアに特化しているメディアは多数あります。しかし、候補者数を考慮するとまずはビズリーチ、Green、Wantedlyの主要3メディアを使うことをおすすめします。

総合的なメリットを考慮すると、採用支援会社の利用がお得

どのメディアも、ミニマムプランからのスタートがおすすめです。そして、順調に採用活動が進むようであれば上位プランで契約延長したり、スカウト配信の追加購入をすれば良いでしょう。

エージェントを利用した場合と比較すると、採用人数が多ければ多いほどスカウトメディアの利用はコストメリットがあることがわかります。

一方、メディアの利用には労力がかかります。自分たちで求人票を作り、候補者との日程調整をしなければなりません。エージェントからの推薦がない分、場合によってはカジュアル面談を挟む必要もあります。

そこで、弊社のような採用支援会社の利用が有効です。その分コストはかかっても、エージェントを使うよりもお得なケースがあります。何より、優秀な候補者はダイレクトリクルーティングに流れている傾向は見逃せません。

今回は、新卒採用・中途採用の主要スカウトメディアについてご紹介しました。貴社の採用活動のお悩みに、少しでもお役に立てれば幸いです。


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