影響力の武器[新版] - 株式会社 誠信書房
人を動かす6つの原理を導き出した、社会心理学の不朽の名著が満を持して登場!人を、社会を、世界を動かす影響力の原理とは ロバート・B・チャルディーニ 著
https://www.seishinshobo.co.jp/book/b10033616.html
こんにちは! Attack黒木です。弊社では定期的に「リモートワークのコツ」や「入社して身についたスキル」など、社内アンケートを実施し働き方やカルチャーについてご紹介しています。
今回はいつもと少し趣向を変え、「読書の秋」にちなみ、代表とメンバーのおすすめの本について聞いてみました!
人生のバイブル的なものからリラックスしたいときに読むものまで幅広く聞いてみたところ、ビジネス系の実用書をはじめ、キャリア系ノンフィクション、教育学、歴史学、エッセイ、小説、絵本、マンガまで、幅広いジャンルの本がラインナップしました。
前編の今回は、仕事やキャリアに活かせるテーマの本を中心に【ビジネス・仕事編】としてお届けしたいと思います!
まずはAttack代表、村上篤志のおすすめの本からご紹介します!
代表からのおすすめコメント:「人が他人から影響を受ける心理的要素が非常にわかりやすくまとまっています。対人コミュニケーションにおける必読書だと思っています」
人を動かす6つの原理「返報性」「コミットメントと一貫性」「社会的証明」「好意」「権威」「希少性」について体系的にまとめられています。無意識に他者から受けている影響に意識的になり、普段の自分自身の思考の偏りや反応のクセについて知る手がかりにもなりそうです。ビジネスパーソンとして、コミュニケーションスキルを一歩先へと進める指南書となる一冊です!
推薦者からのコメント:「ビジネス書と言えばこれ!というぐらい、仕事における考え方の軸になっている本です。ストーリー形式で書かれているので読みやすく分かりやすいです。かなり分厚いので手が痛くなりますが…!」
問題のボトルネックを見つけて、全体の中の一部分を必要に応じて最適化する「全体最適化理論」について紹介した本。読み進めるうちに思考法が身につくという一冊です。著者によって長らく日本語版の出版が許されなかった、というエピソードも気になります。
推薦者からのコメント:「この本を読んでから、意思力に頼らずいかに習慣化のしくみを作るかをいつも意識するようになりました。運動や自己研鑽など緊急度が低い系のものをスモールステップでコツコツ進めていくヒントになります」
才能は「与えられる」ものではなく、努力を続けた後に「作られる」もの、その努力は習慣にしてしまえば継続できる、その習慣を身につける方法は学べるものである、という著者からのメッセージ。推薦者からのコメントにもあるように、「意志力の問題ではなくいかに習慣化できるか」というのは誰もが取り組めそうで読んでみたくなる一冊です!
推薦者からのコメント:「産後ダイエットを決意するも時間と体力から続けられず・・・そんなときに出会った本です。継続とは、強い意思が必要と思っていた自分にとっては、いやいや、と思う内容だったのですが、実際は初めてみると、日常はすべてが習慣だ!ということに気づかされた本です。 産後ダイエットも無事成功し、今でも1日1分運動を続けられているのは、この本のおかげです」
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こちらも意志力ではなく習慣だ、という内容。習慣化されていない行動をするときにはモチベーションや意志の力が必要となる、脳には新しい変化を嫌い同じ行動の繰り返しを好む傾向がある、と科学的で説得力があります。まずは小さな一歩から始めようと思わせてくれそうな一冊ですね。
推薦者からのコメント:「プラス思考でもなく、マイナス思考でもない、物事の捉え方のヒントになる本です。思考を少し変えるだけでこんなにも人生が豊かになるんだ!と、当時大学生の私は目からうろこでした。それ以来、パラパラと読み返すと絡まった頭の中がリセットできる感覚です。スピリチュアルな描写に抵抗がなければスルスルと読めると思います。」
根本的に視点を変えて問題解決に向かわせるという「ブレイクスルー思考」。プラスでもマイナスでもない、というところに惹かれます。ひとつの考え方に捉われて進めなくなるような状況に、こういった思考は重要ですね。問題・提案・解答の三部構成になっているというところも、順を追って思考が整理され読みやすそうです!
推薦者からのコメント:「人間のタイプは”ギバー(人に惜しみなく与える人)””テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)””マッチャ―(損得のバランスを考える人)”の3つに分かれるという内容。結局どのタイプが人生において成功を収めるのかという議論がなされている本です。自分はどのタイプなんだろうと考えさせられ、仕事への向き合い方も変わった気がします。」
自己分析の一助になり、仕事への向き合い方についてはもちろん、生活上のあらゆる場面でなにか行動を起こす際に思い起こされ、指針となってくれそうな一冊です!
推薦者からのコメント:「タイトルのインパクト勝負ならいいところまでいくのではないでしょうか(笑)あらすじも本の趣旨も説明するのがとても難しい!今の自分以上の何者かになりたい、チャレンジしたい、あるいはベンチャー企業で活躍したい!と思うような方には面白いと思っていただけるのではないかな?と思います。「心のパンツを脱げ!」は今も時々自分に言い聞かせています。」
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ハーバードMBAに留学した日本人男性のお話。「感性の豊かさは、人生をここまで色濃く鮮やかなものに出来ることが学べる」とのこと。タイトルのインパクトに負けないくらいの中身を期待できそうな一冊です!
推薦者からのコメント:「例えば通販サイトで送料を無料にするために、ついつい不必要なものまで購入してしまいます。送料無料を達成し大満足で買物を終えるのですが、後になってその商品は十分に活用できておらず”結果、損をしている”ということに気づきます...。なぜお得だと思い込み、結果損をするのか?との疑問から興味を持った行動経済学。タイトル通り”予想どおりに不合理” なことに気づき、自分自身の不合理ささえも楽しく観察できるようになる本です。」
「直感や感情によって合理的ではない判断をする」ことを前提にその理由や理論を研究する行動経済学。意思決定のバイアス、金銭的/社会的インセンティブ、興奮時の意思決定、現在バイアス、所有効果、選択肢を残す損害、プラセボ効果、信用と不正行為について、実験をもとに解説した一冊。パターンを認識できればゴールにより早く近づけるのではと思ってしまいますが、そううまくもいかないのが人間らしさでしょうか...?
推薦者からのコメント:「著者の大学生になった子どものために書き始めたというキャリアの本。キャリアの見つけ方、考え方(T・C・Lのタイプ)について、ご自身の経験も交えながら説得力を持って語られています。この本は30代で出会いましたが、大学生の時に出会いたかったと強く思う本です。」
社会の構造からキャリアの考え方まで、自分自身でキャリアを築く方法のヒントが散りばめられた本。もっと挑戦できる、失敗してもチャレンジできると思わせてくれそうな一冊です!
推薦者からのコメント:「無印良品が好きなので手に取りました。「MUJI(無印良品)」がどうやって生まれたのかや無印良品の考え方や今後のビジョンや夢などがあり、MUJIのすばらしさが分かる一冊です!」
「しるしの無い良い品」として、多くの人を惹きつける無印ブランド。無印良品のブレない軸を知ることで、自分自身の軸についても考えるヒントを与えてくれそうな一冊です。
推薦者からのコメント:「ディズニーが大好きなので、自然と手が伸びる本でした!接客業に関わらず、社会人としての心構えやホスピタリティなどが読みやすくまとめられています!」
著者がディズニーランドで働く中で仕事を通して成長した実体験から書かれた本。ホスピタリティやサービスとは何かについて、また人と関わる上で大切なことを教えてくれそうな一冊です。
Attackメンバーおすすめの本は、いかがでしたでしょうか? 読んでみたいと思っていただける一冊があれば幸いです。後編では、幅広いジャンルからメンバーの人生に影響を与えたお気に入りの本をご紹介します!こちらもぜひお楽しみに!