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【対談インタビュー前編】二人の執行役員が語る採用支援サービス【TARGET】の顧客価値と今後の事業展開

こんにちは! Attack櫻井です。2018年4月より採用支援サービスとして立ち上がった【TARGET】。リリースから4周年を迎えた同サービスは、これまで数多くのお客様の採用を支援してまいりました。

今回は、執行役員でプロジェクトマネージャーの池田麻理(いけだ まり)と、同じく執行役員で営業責任者の村井航(むらい わたる)にインタビュー。前編の本記事では、あらためて【TARGET】が立ち上がった背景やサービスの魅力についてお伝えします。ぜひご覧ください!

ーー まずは、簡単にお二人の自己紹介をお願いします

池田:2020年1月にプランナーとしてAttackにジョインしました。入社して半年ほど経った頃から少しずつメンバーマネジメントにも携わり始め、2021年からはプロジェクトマネジャーとして業務に携わるようになりました。現在は、すべての案件の進捗確認を行っています。

村井:私は2017年7月に入社しました。2018年4月に【TARGET】が立ち上がってからは、池田と同じくプランナー業務に従事。またダイレクトリクルーティングメディアとの協業やパートナー契約を担っていました。現在は主に【TARGET】の新規営業を担当しており、お客様に対して【TARGET】の魅力を分かりやすく伝えています。お客様との契約内容を取りまとめて、池田に引き継いでいるイメージですね。

ーー それではまず池田さんにお伺いしたいのですが、そもそも【TARGET】はお客様にどのようなサービスを提供しているのでしょうか?

池田:ひと言でまとめると、【TARGET】は採用支援サービスです。社内に明確な採用担当がいらっしゃらないようなお客様には、「どのような人材を採用したいのか」「なぜそのポジションは採用できないのか?」などの採用要件をまとめて、採用計画の立案からサポートしています。実際に求人票を作成し、ダイレクトリクルーティングやエージェント経由で母集団形成を行い、その後の候補者対応、選考結果の管理等まで行います。まさにお客様の採用担当として動くイメージです。

最近は特にダイレクトリクルーティングの支援が多くなっており、「どのようなスカウト文面なら候補者の心に響くか」「どのような検索条件であればターゲットに合致した人材をサーチできるか」などについてお客様にご提案しています。また、お客様が求める人物像に合っているかどうかを総合的に判断し、一人ひとりの候補者の方に対してスカウト文面をカスタマイズして送信するなど、候補者の方が企業様に魅力を感じるような工夫を常に心がけています。

候補者の方と面談・面接の日程調整を行うのも重要な役割で、候補者数が多くなればなるほど、オペレーティング業務が膨大になります。お客様には候補者と向き合う面接や面談に集中していただきたいと考えているので、基本的に候補者の方とのコミュニケーション業務はすべて弊社側で対応しています。

採用担当者が不在の企業様だけでなく、他の人事業務と兼任しているケースや採用担当者の人手が足りていないケースなどお客様によって事情は異なります。柔軟に対応しながら総合的に採用支援をサポートするのが【TARGET】の特徴ですね。



ーー 現在、どういった企業様のどのような採用支援プロジェクトが多いのでしょうか?

池田:全体としてみると、採用担当者はいるけれど手が回っていないお客様が多い印象です。そういったお客様には、「我々がサポートできる点はどこだろう?」と考え、お客様とうまく分担しながら、採用活動を支援しています。

採用活動がうまくいっていないお客様の中には、採用のノウハウが不足しているケースが多々見受けられます。弊社のメンバーには中途採用の経験がある者や、人材業界に長く勤めていた者が多く、しっかりと採用ノウハウを提供できるので、そういった面ではお客様に価値を提供できていると感じますね。

また、採用担当者が一人もおらず、採用の基本的な知識も不足しているというお客様もいらっしゃいます。その場合は、ゼロベースで採用活動を支援することもあります。例えば、ペルソナの設定や採用計画の策定はもちろん、ダイレクトリクルーティングメディアやエージェントの選定まで行います。「どのようなメディアを使えばいいのかわからない」「どういったエージェントが弊社に合っているのか?」というようなお客様には、採用コンサルティングを行いながら、適宜採用ナレッジを共有していきます。

また以前に比べて、最近はお客様の企業規模も大きくなってきています。サービス立ち上げ当初は、社員数が数名ほどのスタートアップ企業様からのご依頼が大半を占めていましたが、最近は従業員数が数百名規模の企業様からのご依頼も増えています。従業員数の規模が大きくなっても、採用支援の内容が著しく変化することはありませんが、これまでとは異なるご依頼を受けることもあります。

ーー 続いて村井さんにお伺いしたいのですが、そもそもどういった経緯で【TARGET】は立ち上がったのでしょうか?

村井:もともと弊社はスタートアップ企業様向けの人材紹介サービスを提供していました。ただ、経営者や人事の方とやりとりしていく中で、多くの企業様が人材紹介サービスでは解決できない採用課題を抱えていることを感じ始めました。例えば、採用ターゲットが不明確だったり、適切な採用ルートを利用していなかったり、そもそも求人票も用意できていない会社もありました。また求人票があったとしても、候補者の方へ魅力が伝わりにくかったり、求人票に最新情報が反映されていないケースも多々ありました。こういった状況から、お客様の採用課題を解決するためには「経営者や採用担当者の方と一緒に求人票を作ったり、どのような採用ルートが適切なのかをアドバイスしたりする方がニーズがあるのでは?」と考えるようになりました。

さらに2017年の年末頃、ダイレクトリクルーティングが普及し始めていたこともあり「スカウト文面の作成や候補者との日程調整などの実務を行うサービスであれば、お客様へ価値を提供できるのでは?」と代表の村上と話すようになりました。その後すぐにサービスの方針や草案を作成し、2018年4月から【TARGET】の大元となるサービスをリリースした経緯があります。

「人材が欲しいから採用活動を進めていきたい!」というお客様が多いものの、採用活動に成功している企業様とそうでない企業様の差が大きいのは事実です。採用活動がうまくいかない主な原因には、採用準備にかけられる時間が少ないことや、日々の業務と並行して採用活動を進めるのが困難なことなどが挙げられます。こうしたお客様の採用活動を総合的にサポートし、採用課題を解決したいという気持ちでサービスを立ち上げています。



ーー 現在、村井さんは営業責任者として多くの企業様の採用支援ニーズと向き合っていると思いますが、最近はどういったニーズが多いのでしょうか?

村井:一貫してサービスの方向性は変わってませんが、最近では採用人数の多いお客様からの問い合わせが増えてきました。また、現在の中途採用マーケットにおいては求人広告や人材紹介もさることながら、ダイレクトリクルーティングに興味関心が集まっており、需要の高まりを実感しています。

具体的には、これまで人材紹介会社や求人広告会社がやってくれていた「求人の魅力づけ」をしてほしいというお客様が多い印象です。ひと口に魅力づけと言っても、大きく分けて二つに分かれていると考えています。ひとつは、採用広報という間接的な魅力づけですね。採用広報のコンテンツを作成し、幅広い人に認知してもらいたいというニーズがあり、これまで求人広告が担っていた役割を、弊社が代わりにお客様の採用ホームページや採用広報用のサイトで掲載します。一方、ダイレクトリクルーティングメディアにおけるスカウトメッセージや求人票を作り込むといった、直接的な魅力づけもあります。どちらの魅力づけが有効なのかは、採用ポジションや採用ターゲット、利用している採用ルートによって異なるため、まずは採用活動の状況を確認し、一緒に有効的な方法を模索していきます。

また、ダイレクトリクルーティングにおける候補者スクリーニングをお願いしたいというご要望も増加傾向にあります。これまでは人材紹介会社が個々の候補者の方との面談を通じて、「A社が合う」「B社に向いている」と判断していました。しかし、ダイレクトリクルーティングでは、各企業が自ら候補者のスクリーニングを行わなければなりません。人材紹介会社がやってくれていた業務がまるまる自分たちに降りかかってくるわけなので、当然ながら業務負荷が大きくなってしまいます。その候補者スクリーニングを手伝ってほしいというご相談件数が多いですね。

その他にも、採用活動のゴールを指すKPIの取りまとめを行ったり、今後の打ち手を提案したりと幅広く採用活動を支援しています。今後どのように採用広報を展開していけばいいのか、といったご相談が増えているのも最近の傾向かもしれません。



ーー 一方で、人材紹介や求人メディアなど、企業が利用できる採用手法は様々あるかと思うのですが、そういった採用手法と【TARGET】の違いを教えてください

池田:お客様の採用成功だけを見据えて動けることが大きな違いと言えるかと思います。【TARGET】は総合的な採用支援サービスです。お客様の採用活動を成功させるために、いくつもの採用手法の中から、最適な採用手法を提案するのが私たちの役割です。

自社でサービスを持っていると、どうしても自社サービスを使わざるを得なくなります。そのため人材紹介会社や求人広告会社の場合、自社サービスでしか採用支援ができないため、もどかしさを覚えるのも事実です。一方、【TARGET】なら様々な採用ルートを使いながら、母集団の形成ができます。他の採用手法と比べると、提案できる幅の広さを感じますね。

村井:現在、人材紹介や求人広告、リファラル採用、ダイレクトリクルーティングなど様々な採用手法があります。お客様が採用目標を達成するためには、どういった採用手法でも取り入れるというのが【TARGET】の考え方です。お客様にとって採用活動がしやすく、相性の良い採用手法を一緒に探すのも役割のひとつだと考えています。顧客目線で採用支援に携われるのが、【TARGET】の醍醐味と言えるのではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか。【TARGET】はお客様の採用活動を総合的にサポートしながら、昨今のトレンドを踏まえて柔軟に対応できるという魅力があります。後編では、【TARGET】についてより詳しく深掘りします。ぜひ後編もご覧ください!

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