こんにちは!弊社は、採用支援(RPO)サービス【TARGET】を展開しており、採用コンサルティングから採用に関する実務までを一気通貫で対応するとともに、プラスアルファ・コンサルティング(PAC)社のグループ会社として、タレントマネジメントシステム『タレントパレット』を活用した採用支援を行っています。
「仕事にやりがいを感じる」「前向きな気持ちで仕事に取り組めている」「この仕事を通じて、自分自身も成長していると感じる」、こうした感覚を持てることは、仕事を続けていくうえで大きな意味を持ちます。
壁に当たったときに、「もう少し頑張ってみよう」と、前向きに向き合える心理状態を表す言葉の一つに、「ワークエンゲージメント」があります。今回は、この「ワークエンゲージメント」をテーマに、その意味や重要性について、考えていきます。
ワークエンゲージメントとは?
ワークエンゲージメントとは、仕事に対して前向きで、活力を持って取り組んでいる心理状態のことです。
例えば、
「自分の仕事に意味や価値を感じている」
「難しい課題にも粘り強く向き合える」
「仕事に集中し、夢中になれる瞬間がある」
「自分の仕事が、誰かや何かの役に立っていると感じられる」
「もっと良くしたい、という気持ちを持てる」
こうした状態が、ワークエンゲージメントの高い状態に近いといえます。ワークエンゲージメントは、一般的に「活力」「熱意」「没頭」という3つの要素で説明されます。
活力とは、仕事に取り組むためのエネルギーがあり、困難があっても粘り強く取り組める状態。熱意とは、自分の仕事に意味や誇りを感じ、「この仕事をもっと良くしたい」と思える状態。そして没頭とは、仕事に集中し、時間を忘れるほど夢中になれる状態です。
もちろん、毎日すべての仕事に対して、この3つを感じ続けることは簡単ではありません。大切なのは、「常に高いモチベーションを維持すること」ではなく、働く中で自分なりの意味や面白さを見つけ、前向きに仕事と向き合える状態をつくっていくことです。
「働きやすさ」と「働きがい」は、どちらも大切
ワークエンゲージメントを考えるうえで大切なのは、「働きやすさ」と「働きがい」の視点です。例えば、「人間関係が良好である」「制度や福利厚生が充実している」「休みを取りやすい」、こうした要素は、安心して働くための土台になります。
一方で、それだけでは仕事に前向きに取り組める、とは限りません。「自分の仕事が誰の役に立っているのか分からない」「成長している実感がない」「意見やアイデアを出しても、仕事に反映される機会がない」こうした状態では、働きやすい環境があったとしても、仕事そのものにやりがいや手応えを感じることが難しくなってしまいます。
反対に、大きなやりがいを感じていても、過度な負担が続けば、長く前向きに働き続けることは難しくなるでしょう。だからこそ、安心して働ける環境と、仕事を通じて成長や手応えを感じられる環境、その両方があることが重要です。
働きやすさが、安心して仕事に向き合うための土台だとすれば、働きがいは、仕事に前向きに取り組み続けるためのエネルギーです。この二つの要素が重なり合うことで、ワークエンゲージメントは高まっていきます。
ワークエンゲージメントを高めるために必要なこと
ワークエンゲージメントは、「やりがいのある仕事を用意する」「社員を評価する」「福利厚生を充実させる」といった会社の取り組みも重要ですが、ワークエンゲージメントは、一方的に会社から与えられるものとも限りません。
同じ仕事をしていても、その仕事に面白さを感じる人もいれば、難しさを感じる人もいるように、その人の経験や価値観、仕事への向き合い方で捉え方は変わります。だからこそ、会社には、社員一人ひとりが、自分らしく力を発揮できる環境をつくることが求められます。
「一人ひとりが意見を発信できること」
「新しいことに挑戦できること」
「失敗を必要以上に恐れず、次の改善につなげられること」
そして、働く人自身も「与えられた仕事をこなす」だけではなく、「この仕事をどうすればもっと良くできるか」「自分にはどんな貢献ができるか」を考えていくことで、会社と働く人、その両方の働きかけを通じて、ワークエンゲージメントは育まれていきます。
また、仕事のやりがいは、必ずしも大きな成果や特別な成功体験から生まれるものではありません。
「提案したアイデアが、実際のサービスや業務改善につながった」
「チームで議論した結果、これまでより良い方法を見つけることができた」
「誰かから、助かった、ありがとう、と言ってもらえた」
日々の仕事の中にある、こうした小さな実感の積み重ねも、仕事に対する前向きな気持ちにつながっていきます。特に、自分の仕事と、その先にいるユーザーやお客様との距離が近い環境では「自分たちの仕事がどのような価値につながっているのか」を実感しやすいでしょう。
画面の中で考えたことが、実際のサービスやお客様の体験につながっていく、データを見るだけではなく、実際のユーザーの行動や反応に触れる、自分の仕事の先にいる人を想像しながら、改善を続けていく、こうした経験は、「何のためにこの仕事をしているのか」という問いに向き合い、自分なりのやりがいを見つけることにもつながっていくはずです。
成長実感が、ワークエンゲージメントを支える
仕事に前向きに取り組むためには、「以前の自分よりもできることが増えた」と感じられることも大切です。
「新しい知識を身につける」
「一人では解決できなかった課題を、周囲と協力しながら乗り越える」
「最初は難しいと感じていたことが、少しずつできるようになる」
こうした成長実感は、「次はもっとできるかもしれない」という自信につながります。もちろん、成長は必ずしも順調に行くものではなく、思うような成果が出なかったり、自分の力不足を感じたりすることもあります。だからこそ、難しい課題に挑戦できる環境や、周囲から学べる機会、挑戦を支えてくれる人の存在が重要になります。
ワークエンゲージメントは、仕事の中に難しさがあったとしても、その先に成長や価値、自分なりの意味を見出せることが、前向きに仕事へ向き合う力につながっていきます。
前向きに働ける環境は、一人ひとりの仕事からつくられる
会社の文化や働く環境は、制度だけでつくられるものではありません。
日々のポジティブなコミュニケーションや、誰かの意見を受け止める姿勢、困っている人に声をかけることや、新しい挑戦を応援すること、こうした一つひとつの行動や他者との関わりが、組織の雰囲気をつくり、そこで働く人の前向きな気持ちを支えていきます。
そして、自分自身が「この仕事にはどんな意味があるのか」を見つけ、誰かとのつながりを感じることも、前向きに働くための大切な要素です。自分の仕事が少しずつ誰かの役に立っていると実感できることで、仕事への意欲や誇りが生まれ、自然とワークエンゲージメントも高まっていくのではないでしょうか。
もちろん、働く毎日がいつも順風満帆とは限りません。だからこそ、困難な場面も含めて、「ここで働くことに意味がある」「この仕事を通じて、自分自身も成長できている」と感じられることが大切です。
ワークエンゲージメントを高めるためには、一人ひとりが安心して働けることはもちろん、それぞれが自分らしく力を発揮し、仕事を通じて成長や手応えを感じられる環境をつくっていくことが重要です。
制度や仕組みを整えるだけではなく、日々の関わりの中で互いを尊重し、支え合い、ともに成長していく。そんな環境づくりを通じて、一人ひとりが前向きに働く力を育み、「ここで働き続けたい」と思える組織を目指していきたいですね。
いかがでしたでしょうか?
一人ひとりが自分らしく力を発揮し、仕事を通じて成長や手応えを感じられる環境をつくっていくこと、それは、ワークエンゲージメントを高めるうえでも、これからの組織づくりにおいても大切なことではないでしょうか。弊社でも、一人ひとりが自身の強みを活かしながら挑戦し、成長していける組織を目指しています。
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