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【Why Asteria?】新入社員が聞いてみた! 自由が魅力のアステリア。自由だからこそ、目的を持って働く|マーケティング本部 東出武也
※ 本インタビューは、アステリアの新卒研修の一環で作成した社員インタビュー記事です。2022年4月に新卒で入社したメンバーが、アステリアで長く働く社員にインタビューを行い、自身で執筆しています。
”つなぐ技術” で社会に貢献する、アステリア株式会社(東証プライム上場)の社員インタビュー。
今回は、アステリア株式会社のマーケティング本部で副本部長として働く東出 武也(ひがしで・たけや)さんに、入社のきっかけやアステリアでのマーケティング業務の醍醐味についてお伺いしました。
―アステリアに入社した経緯を教えてください。
2001年に入社したので、もう21年前になりますね。
私は前の会社で最新技術を担当していて、当時、Javaと共にXMLという新しい技術を研究・調査する役割を担っていました。その仕事の流れで、調べていくうちにインフォテリア(現アステリア)を知りました。
当時、インフォテリアといえばXMLの第一人者。常に業界をリードしていて、IT技術系の雑誌などに広告が載っていることも多かったんです。JavaやXMLを使っている人にとって、インフォテリアは多くの機会で名前を目にする存在でした。新しい技術を取り入れていて、かつベンチャーで勢いがあり、XMLをベースにしたいろんなサービスや製品を扱っている会社だったので、非常に興味を持っていました。
当時の私はSIerで、なかなか自社で作った製品を扱う機会がなく、基本的には与えられたツールで設計開発したりするという立ち位置だったので、自分でなにか製品を作ったり、企画したり出来るインフォテリアのような会社に惹かれていたのです。当時は大阪にいたので、インフォテリアコミュニケーションズという大阪にあるインフォテリアのグループ会社に応募して入社することになりました。
― 仕事においてこだわっていること、大事にしていることはなんですか?
そうですね… 今はマネージャーとして、メンバーになにか作業してもらってアウトプットを出してもらうという立場なので、仕事や役割に対する考え方が大事だと思っています。特に、マネージャーの視点として考えたときの「組織を作っていく」という部分にはこだわっていますね。
組織が何か、という定義は人それぞれに違います。なにが正しい組織なのか、正解はありませんし、その価値観は会社によって変わりますが、私としては「人に依存しない組織」を作っていくことが理想だと考えています。私がいなくなったとしても変わらず業務がまわっていくような体制を作ることを心がけていますね。
― アステリアのマーケティング本部は今、デジタルマーケティング部とプロダクトマーケティング部の2つの部門に分かれていますが、デジタルマーケティング本部の業務と魅力について教えてください。
マーケティング業務は、外から見ると花形のように感じられるかもしれないですが、基本的には自社の製品にどう興味を持ってもらえるか、お客様に製品の良さをどう伝えていくのかを地道に考えて実行していく役割です。
これを担っているのが、デジタルマーケティング部です。まず、お客様に興味を持ってもらうために、自社のウェブサイトで紹介したり、リスティング広告やメディアの記事広告、テレビCMや交通広告、新聞など、幅広い媒体を利用して製品をプロモーションしています。
そこで製品に興味を持ってくれたお客様の個人情報を集め、そのお客様にその製品を購入いただくまでの流れを作っていきます。これがリードのナーチャリングです。
テレビCMを打つとすぐに効果が出ると考える方も多いかもしれませんが、企業向けに販売している弊社の製品は、テレビCMをやっただけで買ってくれるお客様はほとんどいません。マスプロモーションはお客様の頭の中になにかしらその製品が残ることが大事で、お客様が業務において必要だと感じたときに、こういう製品があったと思い出してもらうことが重要です。
なので、認知から購入意欲を持ってもらうまで、時間のかかる地味な仕事ではありますが、プロモーションなどの企画やディレクションは、そういった分野に興味がある方にとってはかなりエキサイティングな仕事だと思いますよ。
△ 2022年2月に行った新製品「Handbook X」の発表会見の様子
―続いて、プロダクトマーケティング部についても教えてください。
プロダクトマーケティング部は、基本的には、プリセールスとPMの2つのグループに分かれています。前者のプリセールスは、基本的には営業の支援をして製品を販売していく、技術支援をしていく部門です。これは技術的な人が担当をします。営業活動の中でも、技術的な知識が必要な部分、例えばデモの実施や、技術的な質問などに答えるために、営業と一緒にお客様に提案を行っています。
そして、後者のPM(プロダクトマネージャー)は、各製品の責任者です。
その製品に対して、お客様に興味を持ってもらう、購入してもらうため製品をどう強化していくのか? どういうメッセージを打ち出していくのか? などを常に考え、それに基づいた施策を打っていきます。
「こういう製品機能をつけたらもっと売れるのではないか」という仮説を立て、開発部門のメンバーと調整し、機能追加などを行うのも重要な仕事です。さらに、その時々の社会背景や時代の流れに応じて、この製品をどういうキーワードで売っていけばお客様に興味を持ってもらえるのか? を考えます。
例えば、最近であれば「DX」というキーワードが社会的にはホットですが、DXと一言でいっても色々な意味を持っていますよね。DXを推進するという視点でお客様に興味をもってもらうためにはどういう打ち出しをするべきか? ということも考えなくてはなりません。
あとは、プロモーションコンテンツの中身をデジタルマーケティング部と一緒に考えていくこと。基本的にコンテンツを作るのはPMの仕事です。PMは、製品に関わる全ての責任者なので、製品に関するすべての調整をすべて行う必要があります。責任は重いですが、製品の方向性を自分で決めていけるという魅力はあるので、やりがいがあるポジションですね。
― マーケティング部門で働いている人は、どんな方が多いですか?
プロダクトマーケティング部はそもそも製品に詳しくないと務まらないので、基本的には技術に強い人が集まっていますね。また、コンテンツをつくっていく役割もあるので、地道に仕事をしてアウトプットが出せる、良い意味で真面目な人が多いですね。
デジタルマーケティング部は、私が責任者に異動する前から担当しているメンバーがほとんどなので、プロフェッショナルな人ばかりです。なので、特に私が細かく言わずとも、基本的には自らの業務を今までの経験の中で調整してやっていってもらっています。いい意味で私はほぼ不要です(笑)。
―東出さんの思うアステリアらしさや魅力はなんですか?
「自由さ」ですかね。ある程度、自分の好きなことができます。もちろんやりたいことがあれば、ですけれど。そこが一番の魅力ですね。
逆に言うと、自分のやりたいことがない、言われたとおりのことをやりたい、という人にとってはあまり意味がない会社とも言えるかもしれません。この会社にいる意味を、一人ひとりがきちんと持つ必要があると思っています。要するに、自由だけれど、自由がゆえにちゃんと明確な意思や目的を持って仕事をしないといけない。自由さは魅力でもありますが、その反面、厳しさでもありますね。
― お気に入りの社内制度はありますか?
ワインやビールが無料で自由に飲めることですかね! 今はリモートワークが中心で、あまりオフィスには出社していないのですが、出社した時にはよく飲んでいます。せっかくの制度なので、利用しないと損ですから(笑)。
―アステリアで一緒に働きたいのはどんな人ですか?
どんなことでも良いのですが、何かに「こだわり」を持っている人が入ってきてくれたら嬉しいですね。必ずしも仕事の役に立つ必要はないのですが、「こだわりを持って何かができる人」と働きたいですね。
あとは、入社するときにしっかりと「目的」を持っていること。
最初からあれもこれもできる人はいないので、アステリアで何をやりたいか? どんなことに挑戦したいか? も含めて、ビジョンがあること。業務を通じて色々なことに挑戦し、経験して吸収していってもらえればと思っています。
―最後にアステリアに興味を持った方に一言お願いします。
アステリアは、「自由」というのが一番の売り、魅力でもあります。入るのも辞めるのもある意味自由なので、まずはどんな会社なのかというのを見てもらえれば…! ぜひ気軽に話を聞きに来てください。