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2025年3月現在、アシロではエンジニアを募集しており、5つの職種で最大10名の採用を予定しております。
そこで、エンジニアグループでマネージャーを務めるNさんに、募集の背景やエンジニアグループの未来・ビジョンなどを伺いました。
アシロに関心があるエンジニアの方は、是非ご一読ください!
Q,自己紹介をお願いします。
エンジニアグループマネージャーのNです。2020年12月に入社しており、当時は開発メンバーとして入社しました。
エンジニアグループは現在13名の組織ですが、私が入社した当時、エンジニアチームは3名程の小規模な組織でした。
入社当初は、ほぼ100%「ベンナビ」の改修に携わっていましたが、現在はそれ以外にも、新しいポータルサイトの立ち上げや、AIを活用した新しい仕組みづくりなど、さまざまなプロジェクトに取り組んでいます。
Q,今回募集しているエンジニア募集の背景について教えてください。
アシロでは現在様々な案件の開発に着手をしておりますが、そのため一部リソースが不足している状況です。
以下の5つの職種を募集することでより様々なサービスに着手することや既存のサービスの拡大を図っています。
Webエンジニア/Railsエンジニア
アシロの既存のサービスについて開発をしていただくポジションです。
業務内容としては、「ベンナビ」を含む既存サイトの改修や、新規サービスサイトの立ち上げなどをお任せします。実装作業だけでなく、設計や企画に携わっていただく機会があるかもしれません。
ディレクターからの依頼に対し、技術的な実現可能性や、技術的な落とし込み方について検討する、いわゆる要件定義のような業務が発生するので、コミュニケーション能力があると理想的です。
具体的には、開発やプログラムに関する知識がない方にも分かりやすく説明できる能力や、依頼を文字通り受け取るのではなく、依頼者の「実現したいこと」や「抱えている課題」から技術的な提案をする能力が求められます。
使用言語はRuby on Railsですが、Railsの知識は後からでも身に付けられるので経験が必須というわけではありません。実際に現在のエンジニアメンバーで、入社時にRuby on Railsでの開発経験がある方は6割以下でした。
ただ、PHPやJavaなど何らかのWeb開発の経験や、知見がある方をターゲットとしています。
たとえば新卒採用では、学校の授業や課題、個人でもいいので、何かしらの開発経験を持っている方が望ましいです。
中途採用では、2年以上の業務での直接的な開発経験を求めており、テスターのみやベンダーコントロールのみという方は、現在は対象としていないイメージです。
スマホアプリエンジニア
アシロで一人目のスマホアプリエンジニアになっていただくことを想定したポジションです。
現在構想中の新たに開発予定であるスマホアプリがあるため、要件定義からリリース、リリース後の保守管理まで一貫して携わっていただける方を募集中しています。
技術的な適性としては、TypeScriptまたはFlutterの経験がある方を求めており、それらの経験を是非アシロで活かしてほしいと思います。
一人目ということもあり、アプリの立ち上げ経験があれば尚良いですが、最も重視するのはモチベーションです。まだ整っていない環境であるため、難しさや大変さはありますが、それ以上に大きな裁量を持って、ゼロイチの開発に取り組むポジションとなりますので、そこに面白さを感じていただくことができれば、非常に面白いポジションだと思います!
フロントエンドエンジニア
アシロではフロントエンドとバックエンドの区分を設けていないため、基本的にはフルスタックのエンジニアとしてご活躍いただくのですが、社内のリソースとして現在バックエンドエンジニアの方が中心的になっております。そのため、フロントエンドエンジニアとしてのご経験や知見をお持ちの方を迎え入れることにより、組織を大きくしていくことを目的としています。
ただ、上述の通りアシロとしてはフロントとバックエンドの区分を設けていないため、今後バックエンド領域にも挑戦していきたい方に是非ご応募いただきたいと思っています!
パーソナルな適性としては、Webエンジニアと共通する部分が多く、技術力だけではなく主体性や当事者意識を持って依頼者と一緒にプロダクトを作っていただける方を求めています。
AIエンジニア
AIのプロジェクトが複数進んでいるのですが、AIエンジニアが1名のみという状態のため、
現在、最も積極的に募集をしているのがこちらのポジションです!
実務で取り組んでいたか、趣味で取り組んでいたかは問いませんが、AIに関する概念的な理解や、実用上のノウハウ、情報収集能力に長けている方がターゲットになります。
また、それ以上にまだ立ち上げフェーズであるため初めて挑戦することや新しい技術に対して、ワクワクできるかどうかを重視しています。新しい挑戦による失敗や、実現可能性に関わらずアイデアを財産として考えていきたいので、開発にあたって挑戦を続けられるかどうかが重要な指標です。
共に意見を交わしながら、新しい価値の創造に向けて歩める方を求めています。
Q,どのようなエンジニアがアシロとの適性があるでしょうか?
技術力があることはもちろんですが、自社プロダクトの開発・運用に関わることとなります。そのため、主体的に行動できること、柔軟に対応できること、そしてコミュニケーション能力があることが挙げられます。
それぞれの要素について、具体的に説明します。
主体的な行動
チャレンジ精神があることはもちろん、システムに問題が発生した際や、新しいことに取り組む際に、他人事として捉えず、チャンスに食らいつく当事者意識を持つ方が望ましいです。
柔軟性
主体性とも関連しますが、不具合が発生した際に、誰が対応するかを判断しなければならない状況があります。
事業も拡大し、案件もメンバーも増え、全員のリソース状況や、各メンバーのタスク進捗を全て網羅的に把握できるわけではないので、メンバー自身の柔軟な対応力やきめ細やかな情報共有が求められるのです。
コミュニケーション
前述した通り、事業部とコミュニケーションを取り、協議しながらプロジェクトを進める必要があります。
エンジニアグループだけでコミュニケーションが完結するわけではないので、例えば顧客折衝やプロジェクトチームでの業務といった経験があると理想的です。
ちなみにアシロはメンバー同士の仲が良く、プライベートで飲みに行く間柄の人もいますが、飲み会の強制参加といったことは一切ありません。
業務上は円滑にコミュニケーションを取りながら、プライベートではオンオフ分けている方も多いので、自分にとって最適なコミュニケーションがとれます。
他には自身の成長だけでなく、会社やユーザーへの貢献を考えられるかどうかも重要かもしれません。
アシロのエンジニアグループではそういった考え方が前提とされているので、そうした要素が不足していると、入社後にマッチせず、ご本人が苦労する可能性があります。
Q,アシロのエンジニアグループはどのような組織構成でしょうか?
エンジニアグループは13名で、3つの開発・改修チームと、DevOpsチーム、そしてAIチームによって構成されています。
2025年3月現在の役割分担は以下の通りです。
開発・改修チーム
いずれもリーダーとメンバー2名の3名体制です。
これらのチームは、事業部と連携しながら、日々アシロのサービス・サイトのアップデートを行っています。
他にもお客様に提供しているCMSの改修や改善など業務は多岐にわたり、各事業部とコミュニケーションを取りながら進めています。
DevOpsチーム
私がリーダーを兼任しており、こちらもメンバーが2名いる3名体制です。
このチームは、アシロが開発したシステムの安定稼働や、改修・開発の生産性向上に向けて環境整備を担当しています。
AIチーム
現在は1名のチームで、アシロ全体のAIが関連する取り組みについて、取りまとめや開発準備などを進めています。
詳細については、下記記事をご一読ください!
▶ 【面接官インタビュー】アシロのAIエンジニアに求められるスキルとは
アシロのエンジニアグループの特徴として、メンバー同士が活発にコミュニケーションを取る点が挙げられます。
出社時にはホワイトボードを使いながら、システムの構成について議論を交わすようなシーンも少なくありません。
コミュニケーションツールとしては主にSlackを使用しており、出社とリモートワークのハイブリッド勤務制で、各自がタスクに集中できる時間も大切にしています。
Q,今後エンジニアグループはどのような組織になっていくでしょうか?
まず、個々の技術力向上に注力したいです。
具体的には、有志による勉強会や、質の高いコードレビューなどを通じて、メンバー全体のノウハウやナレッジの共有を進めます。
メンバーの学習意欲は非常に高く、逆に言えば、学習意欲がないと組織に追いつくのが難しいかもしれません。
またアシロ全体では、内製化を推進しています。
今後はエンジニアのリソースが充足していくことを前提として、外注をできるだけ抑え、プロダクトのアップデートや開発における技術的な部分を可能な限り担えるようにしていくつもりです。
現状はエンジニアのリソースが十分でないことから、早急な対応を要するケースではディレクターが直接外注先へ改修・開発を依頼することがあり、後々にエンジニア視点で「もっと工数(=外注費用)を抑えられた」と発覚する事案が起こり得てしまいます。
一切外注をしないというのは難しいとしても、エンジニアが間に立ったり監修したりすることで、迅速かつ適切な費用で、後々に改修もしやすいようなクオリティコントロールを行い、良いプロダクトの開発ができると考えています。
そうした事案を防ぎつつ、エンジニアグループ全体の業務効率アップを目指すためにも、長期的視点を持ちながら、新たに入社されるメンバーとともに上記のような取り組みを積み重ねていく予定です。
Q,応募を検討している方に向けてメッセージをお願いします!
面接では、無理に良く見せようとするのではなく、着飾ったり取りつくろったりせず、ありのままの姿で臨んでいただきたいです。
面接をしていると、「この人は本当のことを言っているのだろうか」と感じることが少なくありません。
経験がないことは、素直に「経験がない」と言っていただいて大丈夫です。もちろん経験があるに越したことはありませんが、それ以上に学習意欲であったり、どんなことを実現したいかといった未来のことを聞かせてください。
皆さんとお会いできる日をお待ちしています!
■編集後記
インタビューのご協力ありがとうございました!
Nさんが入社された当時と比較すると、アシロのエンジニアグループは組織的に大きく成長しましたが、まだまだ成長過程にあると考えています。
新しいことに取り組んでみたい、失敗してもチャレンジを積むことで成長したいという方には、理想的な環境ではないでしょうか。
応募いただく前の「今の経験で応募していいかわからない」「まずはどんな会社か知りたい」といったご連絡も歓迎しています。
カジュアル面談や、オフィス見学も受け付けておりますので、是非気軽にご連絡ください!