こんにちは!アジアクエスト株式会社です。
今回はアジアクエストのプロジェクトマネージャーについてご紹介します。
プロジェクトを推進する重要な役割であるプロジェクトマネージャーの役割や求められること、お仕事の姿勢などをプロジェクトマネージャーである北原さんにお伺いしました。
この記事は以下の方にオススメです!
・エンジニアとしての経験を活かし、PM・PLにキャリアアップしていきたいと思っている方
・マネジメントに興味がある方
・アジアクエストに興味がある方、入社予定の方
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北原勇作(Kitahara Yusaku)
大学卒業後、医療従事者として病院に勤務。
IT業界への転身を決め、2023年1月、アジアクエストに入社。
入社後はバックエンドエンジニアとして開発業務を担当し、その後、同プロジェクトにて最大10人規模のPMを経験。
現在はサブマネージャーとして採用・メンバーコントロールなどにも従事し、組織づくりや人材育成にも挑戦中。
「マネージャーやりたい!」上司へのアピールで勝ち取ったポジション
──まずは北原さんの現在の役割と仕事内容について簡単に教えて下さい。
北原:
プロジェクト内ではプロジェクトマネージャー(以下:PM)をしており、プロジェクトの管理をしています。具体的には、ビジネスパートナーさんへの作業依頼や、システム開発における仕様調整、進捗の管理などがメインです。
社内ではサブマネージャーをしており、部下との1on1や課の売上状況の確認、社員の採用などに関わっています。
──入社からどういった経緯でPMを担当することになったのでしょうか?
北原:
入社後の3ヶ月間はバックエンドのエンジニアをしていました。入社2ヶ月目で所属している部のメンバー全員が参加する部会に初めて参加した際、自己紹介をするタイミングがありました。そこで「マネージャーに将来なりたいです!」と大口をたたいたんですよね(笑)
そうすると「PMやりたい?」と上長が声をかけてくれて、別の案件にいれてもらったんです。ちょうどその案件が炎上案件で、早いキャッチアップが必要な状況でした。そこで必死で頑張っていたら「仕様理解が早い」と評価されて、お客様と密に連携を取るようになりました。そういった流れで入社後半年〜1年くらいの間でPMをやらせてもらえることになりました。
──「早いキャッチアップ」のために北原さんが具体的に工夫していたことはありますか?
北原:
ECサイトの案件だったんですが、ECサイトの全体像を把握していくことを意識していました。サイトの目的がわからないと機能の目的がわからないですし、機能の目的がわからないとどこをどう良くすればいいかもわからないですよね。そういったことを構造的に把握していきました。
最初はドキュメントもない中で一つ一つの機能を理解していったのですが、それだと果てがないと思ったので、主要なところだけポイントをおさえて理解をしていくようにしました。
根幹を辿っていって枝葉を探っていくみたいなイメージです。
──「根幹」というのは具体的にはどのように理解していったのでしょうか?
北原:
各担当者と話す時間をもらって「ここはこういう機能ですか?」「こういう認識でいいですか?」と自分が読み取った内容とすり合わせをして行きました。機能や必要な要件について自分なりに考えて確認をしていくということですね。そういったことを繰り返して段々と理解していきました。
また、よく上長と話すことなのですが、作業者として「石を積んでいる」のか、それとも「城を作っているのか」を意識していて、何のためのものなのかを考えるようにしています。それってモチベーションにもつながる大事なことだと思うんですよね。
──まずは目的を考えるということですね。目的を考えて行動できる人とそうでない人の違いはどんなところにあると思いますか?
北原:
多分、そうでない人は客観視できる視点が不足しているのではないのかなと思います。あくまで自論ですけど(笑)
PMとメンバーでは視野が全然違うと思いますし、立場が上がっていくほど視座も上がっていくものだと思います。ただ、メンバーであっても上のレイヤーの視座を持とうとするのは大事だと思います。
上長が「こういう視点もあるよ」と教えてくれたのも大きいと思います。そこから客観視をするようになりました。そう思うと、そういったことを素直に聞く姿勢が大事なのかも(笑)
関係者との板挟みや責任の重さ…大変だけどやりがいも大きい
──実際にPMをやってみてどうですか?
北原:
もちろん難しいと感じますね。例えば、技術がわからないときにレスポンスが遅くなってしまうことがあって、その場で答えて間違っていたらどうしようと思ってしまうときがあります。
あと、マネージャー・メンバー・お客様からそれぞれ違う視点での要望や考えがあって、その板挟みに合うことも難しいですね。
その難しさはあるんですが、その分コントロールできているときの充実感やリリースしたときは喜びを得られる点はやりがいを感じます。
──そういった関係者との板挟みについて、どのようにうまく立ち回るように気をつけていますか?
北原:
できるだけ第三者目線を持つようにしています。例えば、マネージャーとしてはこうだけど、個人的にはこうしたほうがいいなどの考えが出てきて、多角的な視点を持つようには意識しています。
そういった色々な視点を持つことで自分の中で葛藤することもありますが、その時はアンガーマネジメントしています。「何か言われたことで死ぬわけではないし」と気軽に考える。かといって手を抜くわけではない。自分の中にフロントに別の自分を立たせていて、そのフロントの自分が役を演じているという感じですかね(笑)
また、常に目的やゴールを意識するようにして判断は一本軸を持つようにしています。お客様に何かできないことを言われても背景を説明して納得してもらったりなどしています。
──PMの経験がない状態から、なってからはどのようにして必要な技術やスキルを身に着けていったのでしょうか。
北原:
スキルとしては「これは読んだ方がいい」というような必読書は必ず読むようにしています。
新しいプロジェクトのPMになって目線が変わったタイミングや、新しくリリースできたときなどに新しいことをアップデートしていく感じです。
また、経験上では案件を進めていくといくつか同じようなパターンが見えてくるんですよね。それを蓄積していって同じような事例で応用していっています。
──これまでに仕事上で失敗したことはありますか?
北原:
機能を探っていたときに開発環境に本番環境のデータがあって、取引先に本番環境でテストメールを送ってしまいインシデントを起こしてしまったこととか。見積もりの工数を誤ってしまい炎上しかけたこととか。
あとは納期を短縮していいかとお客様から相談があったときに、お客様が言うことは絶対だと思い、その場で「はい」と答えてしまって社内持ち帰ったら怒られたりとか。
そのとき印象に残っているのが、「全部トレードオフだよ」ということを上長から言われたことです。
時間を短縮したり費用を下げたら品質は落ちるということ。何かを取ったら何かを失うという考えがあることを学びました。
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↑リモートワーク中の様子
先のことを想像し、チームの中の隙間を埋めて動ける人がPMに向いている
──プロジェクトメンバーをマネジメントする上で気をつけていることはありますか?
北原:
リスペクトを忘れないことですね。PMが偉いという考えはよくなくて、メンバーがやってくれている考えが前提ですね。小さなことかもしれないですが、質問をもらったらまず「対応ありがとうございます」から始めますね。
──アジアクエストのPMはどのような方が向いていると思いますか?
北原:
目的意識があり、先のことを想像して動ける人だと思います。
お客様から言われてから対応するよりも、お客様が求めていることを先に把握してそのためにこうしたらいいのではないかと考えて率先して動ける人は向いていると思います。
メンバーのマネジメントという観点では、物腰の柔らかさや相手の気持ちが考えられる人ですかね。
あと、チームの中で隙間を埋められる人。メンバーの中でそれぞれ得意・不得意の部分があると思いますが、その間にPMが入ってメンバーをうまくサポートしたり、導いてあげる役割だと思います。そのためにはメンバーのことを理解しているかどうかが大事だと思います。
──PMになるためにどのような経験やスキル、学習があるといいと思いますか?
北原:
スキルでいうと実際にやっていく上で教えてもらう上長がいると思うので、どちらかというと大事なのはメンタルじゃないですかね。素直に吸収して、お客様から何言われても動じないメンタル。メンタルを鍛えるには慣れですかね(笑)なによりPMやってやるぞという気持ちが大事ですね。
やりたいということをアピールするのも大事ですね。さっき言ったように私は入社してすぐに大口たたいて「マネージャーやりたい!」と言っていたので(笑)
仲間と一緒に切磋琢磨できる環境がアジアクエストにはある
──北原さんから見てアジアクエストの良さってどんなところにあると思いますか?
北原:
挑戦させてもらえる環境があることですね。もちろん適性があると判断された前提ではありますが、やりたいということを言えばチャンスをもらえる会社だと思います。またしっかりフィードバックもしてくれますし、チャンスを活かせられれば給料にも反映されますね。
──今後はどのようなキャリアを歩みたいとお考えですか?
北原:
部内のマネージャーや、部長にも挑戦していきたいです。会社をもっと大きくしたいですね。会社への貢献力を一番反映させるためにも会社の中核になっていきたいという思いもあります。
私の周りが大手企業に勤めている方が結構いるんですが、そういう人ともバチバチに戦えるくらいになりたいなと(笑)
例えばリーダーとして率先してチームの売上を上げることでメンバーの給料を上げることに繋がるので、そういった意味での会社貢献もできますよね。
──今後アジアクエストに入りたいと思う人に向けてメッセージをお願いします。
北原:
風通しがいいという良さを存分に活用できる人だったり、吸収力ある人と一緒に働きたいですね。一緒に切磋琢磨して頑張っていきたいと思う人がいましたら是非アジアクエストに応募してみてください!
アジアクエストでは現在、プロジェクトマネージャーを募集しております!
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