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【Arentで働く人たち】~建設業界はこれからITに取り組むブルーオーシャン 多くの新しい学びを得ながら企業の変革に携われる環境|大森友寛

こんにちは、Arentです。
Arentで働く人を紹介する「#Arentで働く人たち」。
今回は2021年4月に入社し、即戦力として様々な案件で大活躍中の大森さんにインタビュー!

プロフィール

大森友寛(おおもり ともひろ) 2021年4月入社
ITコンサルタント兼プロジェクトマネージャー
横浜国立大学 機械工学EP主席入学、東京大学大学院中退
製造業向けシステム開発スタートアップ株式会社KOSKA 前CTO


学生時代の起業、CTO経験を経て転職

しっかりした評価やビジネスモデルが入社の決め手

私は学生時代に起業し、約3億円調達して3年ほどCTOを務めていました。当初は大学院を休学しての起業でしたが、そのまま大学院は辞めています。主に製造業務系で、IoTのセンサー周りの開発なども行いました。その後に会社を離れ、2021年5月からArentで働いています。

転職時には、最終的に3社ほど候補となる企業がありました。起業経験を経て「上場を見てみたい」という思いがあったので、その中で1番上場確率が高いと思えるのがArentだったんです。また、ちゃんと能力を評価して収入に反映してくれるのも、Arentを選んだ一つのポイントですね。年齢的に第二新卒として見ている会社が多かったのですが、ArentではCTOの経験もちゃんと評価してくれました。

また、個人的にはちゃんと儲かること、売上の立つビジネスに取り組んでいるというのも重要です。そのため、決算公告も見ました。また、話を聞く中で自分のスキルと会社の求めるものがマッチしており、考え方や感覚もズレが少ないと感じたんです。そのうえで自由度が高く、コンサルタントとして幅広い業務に従事できると考え、Arentへの入社を決めました。

モダンなスタートアップではないことにギャップを感じた

しかし、ビジョン優先ではなく利益をちゃんと見ている

正直に言って、いわゆるモダンなスタートアップではないなとは感じました。Jカーブを描くようなモデルではなく、出資をそれほど必要としない。そのため出資を得る体制はあまり整ってはいなかったですね。CTOを務めていた企業でも、少数ながらそれなりに体制ができていたので、このギャップは凄かったですね。

でも逆に、だからちゃんと収益を得られているのかな…とも思います。多くのベンチャー企業は、どうしても会社がビジョン優先で動いてしまいがち。でもArentは、ちゃんと会社として利益を重視できていますから。利益が出ていて手堅いビジネスに取り組んでいる。決算公告を見て分かっていたんですが、恐らく社長はそこが上手いんだと思います。

開発経験を生かして取り組みやすい
自社開発が多くコンサルより、PM寄りの業務

また、想像していたより開発が多い点もイメージギャップの一つです。大企業向けのDXコンサルと聞いていたので、もう少し既存のものをどう入れるかというビジネスだと思っていました。開発は既存のもので足りないときに行い、仲介が多いのかなと。でも実際には、むしろ自分たちで開発するのがメインです。色んな開発に携わり、コンサルというよりPMに近い点は、私にとってメリットと言えます。私自身が開発出身なので、だからこそ取り組みやすいですから。

実際のところコンサルや仲介、あるいはコミュニケーションばかりだと疲弊する部分があります。それよりは、モノと携わってやる方が、自分にとってはストレスも軽いのかなと思うんです。


建設業界はIT人材の少ないブルーオーシャン

Arentの知識と技術が発揮した改善の余地が大きい

入社当時は、PoCで色んな案件を担当していました。開発も何社かありましたが、新規事業の提案が多かったですね。細かい案件が多かった時期は、7件ほど重なるようなこともありました。それらがひと段落し、現在はCADオペレーションの効率化など主に2つのプロジェクトを担当しています。

建設業界は他業界と比べてレガシーです。CADが中心になってしまっているので、新規のシステム会社が入りにくいんですね。ですから難しいこと、あるいは革新的なことをやっているのではなく、業界のことを吸い上げて出来ています。だからこそ、IT系で建設業界のことを知っている人は多くありません。もちろん研究や取り組みは新しく行われているし、ITに理解のある人、学んでいる人は多くて実際に取り組もうとしています。とはいえ建設業界に明るいIT人材が少ないから、IT・プログラムは深いところまで取り組まれていない。まさにブルーオーシャンと言える状態です。

一方、例えば製造業と比べると、建設業界の利益率は高い。製造業ではシステム開発しても利益に繋がらないから、結果的に開発まで至らないことが多いんです。でも、建設業界は少しの開発でもすぐペイします。それだけ改善余地は大きく、時代の流れもあってITには前向きになっているんです。国土交通省も通達していますから、もはや“やらなければいけない”状態になっています。

プロジェクトに合わせて専門家から得られる学び
技術力だけに依存せず事業を成長さられる環境

Arentの技術力は、一般的に見れば高いのだと思います。でもそれ以上に、外注で専門家をはじめとした優秀な方々がいるので、難しいところや学びたいところは意見や考え方を入れやすい環境です。私自身、決して技術力は高い方ではありません。それでも学びながら知識を深め、技術を磨きながら取り組める。実際のところ、技術力が高過ぎる職場に身を置くと、ついていけなくて辛いですよね。そうではないけれど、手堅い事業に取り組めていることは、Arentのメリットと言えるのではないでしょうか。Arentや事業内容に興味のある方なら、技術力に自信が持てなくても飛び込んでみたら良いと思います。

また、PoCで小さくさまざまなプロジェクトを回すので、色んなものが見られるのも魅力です。建設はもちろん金融業界のプロジェクトを手掛けることもありますし、それに合わせて専門家とも話す機会が得られます。実際に私も新規事業に関わることで、専門家にマーケティングについて伺うことができました。また、仕事を通じて大企業の方と話を聞けるのも学びになりますね。いくらベンチャーに勤務していても、大企業を知らないのはディスアドバンテージですから。


ハードワークを前提とした評価基準の整備と
社長の思いをもっと言葉で打ち出してほしい

ベンチャーなのだから、もっとハードワークを増やしても良いのかなとは感じます。もちろん、それに対する評価基準は重要ですけどね。特にリモートワークだと、誰がどれだけ残業していて、評価がどうなのか分かりにくい。恐らく、社長はハードワークをさせたくないのだと思います。でも、やらざるを得ない環境ですし、中には相応の報酬を得られればハードワークも苦にしない人だっているじゃないですか。もちろん、ハードワークしないことを一つの目標にするのは良いと思います。でもビジネス上から難しいなら、それに合わせるべきかと。特にインプット&アウトプットが求められる仕事ですし、インプット増やすうえでもハードワークは避けられません。

また、社長の思いが明文化されていないのも改善点だと思います。会話の中ではたまに熱く語ってくれるものの、ホームページなど見てもちゃんと言葉にされていないので。どう思っているのか分からないし、聞いたとしても忘れてしまいます。これはArentに転職を考えている方にとっても、恐らく知りたいことなのではないでしょうか。

新しい学びを得ながら大企業の変革に携わる
古い技術を活かして新しくチャレンジしたい人に最適

Arentは色んな経験ができ、そして色んなことを学べる環境です。例えば資料を作るだけでも、調べることが多く新しい学びを得られます。DXとして、大企業の変革に携われる達成感も大きいものです。
ただし建設業界という特性上、古いことから学ばなければいけません。この点は、最新の技術だけを学びたいという人にとってギャップだと思います。古い技術に取り組んでいて、それを活かしつつ新しいことにチャレンジしたい。そんな人にとって、Arentは最適な会社ではないでしょうか。

最後に

Arentでは、今回のインタビューで語った価値観や想いに共感してくれる、優秀なメンバーを募集しています。
https://arent3d.wixsite.com/recruit/

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