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圧倒的な当事者意識で、0から1を生み出してゆく。

原点は、下町工場出身の技術者から
直接手ほどきを受けたこと。

小さい頃からものづくりが好きで、大学時代は機械工学を専攻しました。サークル活動では鳥人間コンテストにも出場したりして。人力飛行機の無数のパーツを、学内の機械工場でコツコツ手づくりしてましたね。つくり方を教えてくれたのが下町工場出身の技術者の方だったのですが、その直接指導で実感したのが、職人の「暗黙知(ノウハウ)」の存在。大学でのあの毎日が、「暗黙知」の課題を解決しようとする現在の仕事にも役立っています。
私の学生時代は、インターネットが急速に普及した時代。製造業にデジタル技術で変革をもたらすことを夢見て入社した前職では、3次元アプリケーション向けフレームワークの開発を担当しました。その後、3次元CADデータトランスレーションソフトの開発マネージャーへ。そういえば別の時期には3DモデリングCADの開発に携わっていた時期もあり。振り返ると、私の過去はCAD三昧(笑)。そんなフレームワーク開発に全力で取り組んだ経験が、ユーザー視点だけでなく、アプリケーション開発者視点も踏まえた、今の設計に活かせていると感じています。

優秀なエンジニアたちと、
製造業にイノベーションを起こしたい。

品質に対する目線の厳しい日本では、製造業は常に品質向上に迫られてきました。その一方で、これまた厳しく要求されるのが低コスト、短納期。デジタル技術による業務効率化が進んだのは、ある種必然と言えるでしょう。特に自動車業界ではその傾向が顕著で、「カイゼン」に代表されるように、今でも進化し続けています。
現在ターゲットとしている建設業界でも、設計業務のデジタル化は進んでいますが、効率化の余地はまだまだあります。また、その市場規模も大きいので、イノベーションを起こせる可能性を感じています。
現Arentに入ったのは、前職の直属の部下であり、信頼をおいていた大北に誘われたからです。これはもうジョインするしかないと。創業メンバーは、みな前職の同僚で優秀なエンジニアばかり。開発中のプロダクトに対して、製造業に変革をもたらすであろう可能性を強く感じたのも、転職を決めた要因のひとつでした。

ユーザー視点での解決が重要。
現場の課題を一緒になって考える。

私のメイン業務は、プロダクトのベースとなるフレームワークの開発です。ユーザーの業務全般をひとつのプロダクト上に余さず落とし込むために、業務内容のヒアリングをしながら、業界知識をさらに深める毎日ですね。地道ですが、ユーザー視点に根差した良いプロダクトを生み出すためには、決して欠かせざるプロセスだと思っています。
顧客からの要望は必ずしも明確とは限りません。また要望が、その奥にある課題解決に対して最適でないことも。なので、まずは現場の課題を共有してもらい、最適解を一緒になって考えていく。この「一緒になって考える」ことを、私はとても大切にしています。

お互いの能力を認め合い、
リスペクトすることで生まれる好循環。

Arentは、「とがった専門性」と「圧倒的な当事者意識」を持つエンジニアたちが、チームで課題に取り組んでいるため、ユーザーから厚い信頼を得ています。また、エンジニアたちが互いに能力を認め合っていて、社内には自然なリスペクトが満ちています。結果、内発的動機付けを引き出し、好循環をもたらしてると感じています。
刺激的で、かつおもしろく働ける、Arentはそんな職場だと思います。この、おもしろがりながら、0から1を生み出せる環境と仲間を、これからも大切にしていきたいですね。

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