自己紹介
アーキベースで人事と新規事業開発を担当しています、広谷達也と申します!
96年生まれの27歳、熊本で生まれ、2~4年毎に父の仕事の都合で居住地を変えるという「THE 転勤族」な幼少期~青年期を過ごしました。
久々に自分に向き合ったコロナ禍
東京の大学を卒業し、1社目は大手の金融機関に就職しました。1年目は泥臭い新規開拓営業、2年目は静岡神奈川のエリアを持って、少し変わった航空機に関わる金融商品の営業をしていました。
それなりに成果を出していたと思っていますが、出張して、上司やお客さんと飲みに行って、土日は趣味に打ち込んで、ホワイトに楽しく過ごして、、、といった具合で、まあいたって平凡な営業マンだったと思います。
そんな私を変えたのがコロナ禍という、誰もが予期していなかった出来事でした、、、!
(金融大手時代 心の癒しスポット浜名湖SAにて)
コロナ禍で甚大な被害を受けた私の営業活動。
会議は全てリモート、ちょうど地方エリアの担当を引き継いだばかりで、お客さんに挨拶に行こうにもまったく会ってくれず。
それでも持ち前のバイタリティ(というより泥臭さ)を持って、かろうじて目標を達成したのですが、なんか心は晴れず。
「あれ、なんで俺こんなことやってんだっけ?」
前日に先輩のススメで読んだ『LIFE SHIFT』という本のせいかもしれません。
お客様のために営業活動をしているのはもちろんのこと、もう半分は自分の成果、上司に怒られないための営業活動でした。
そんな事を考えていたとある在宅勤務終わりの夕暮れに、突如として正体不明のモヤモヤが襲ってきたのです。
その日の夜からめちゃくちゃ自己分析しました。
1か月でノート5冊分くらい書き殴りました。
結局人生でやりたいことってなんだっけ?
自分が死ぬ時「もう後悔ないっすわ」と言って死ぬのってどうやったら実現できるんだっけ?
そのノートには、答えのない問いに対する、当時の自分なりの回答がたくさん書いてありました。
結局今の環境では自分にとって後悔ない人生に向かうことはできないと判断し、転職活動をすることにしました。
その時に私が定めた転職活動における軸の仮説は2つ。
(思考プロセスは割愛しますが気になる方がいらっしゃったらカジュアル面談でお話しします)
①成長したい
②レガシー業界で事業開発がしたい
でした。
①の「成長」に関しては、私にとって、ほぼほぼ営業マンとしての成長を意味していました。
当時、とにかくお客様にアプローチした結果として、断られたり、注文をいただいたりと正直営業活動って「運」だと思っていました。
良いお客様に当たれば成果が出る。運が悪いとどんなに頑張っても当たらない。その確率は高まらないものと思っていたのです。
結局ひたすら行動量を積みまくることで、いつか出会えると信じながら取り組む営業活動は、なんかしんどかったし自分本意な営業活動に思えて、成果は出ていたものの全然イケてない営業マンだったなと振り返っています。
軸とは表現しましたが、そんなことを考えながら転職活動を進めていた、くらいに思ってください。
②の事業開発軸に関しては、私の人生の全てといっても過言ではない「野球」での経験が大きく影響していました。
私の中学、高校時代の野球部は、正直読んだことないのですが『巨人の星』的な野球部で、とにかく走る、たくさん食べる。
朝から3合カレー食べて、昼はタッパーにご飯を詰めておにぎり6個と一緒に食べ、夜はジムに行った後、お母さんが作ってくれた料理をご飯4合と一緒に食べては限界を迎えて吐いてました。(お母さん本当にごめん)
当時はそれがどんな未来に繋がるかもわからないまま、ただひたすらに「体重が減ったら監督に怒られる」「全力で走ってないと監督が見てて怒られ、試合に出られなくなる」という思いで、その世界で生き残るために頑張ってたなと思います。
結果、あんなに辛かった高校野球の生活では選手として花は咲かず、小学生からの夢だったプロ野球選手になることや、甲子園に出場することは叶わず。(二年生の時の西東京ベスト16がマックス)
でも野球は大好きだったので、私は大学生になり社会人のクラブチームで野球を続けることにしました。
大学時代は一旦割愛しますが、社会人でコロナ禍に突入し、引き続き仕事終わりに野球の練習をしながら頑張っていました。
コロナ禍では時間も少し余っていたので本を読んだり、SNSでいろんな人と繋がってみることをしてみました。
その中で、とある北海道の理学療法士の方と出会い、諸々あって3か月ほどパーソナルでついてもらってトレーニング周りを見てもらうことにしたのです。
目から鱗でした。
その方の指導は国内外の論文をもとに、科学的に正しいアプローチを現場の感覚に落とし込んでいくスタイルで、納得感がありました。
正しいトレーニング、正しい栄養摂取、これらをちゃんと論理的に理解しながら取り組んでいくことで、私の野球の成長曲線は24,5歳くらいでとんでもない右肩上がりの直線を描き始めたのです。
具体的には、私はピッチャーなのですが、球速のMAXが3か月で10km/hほど上がりました。
これは野球人にとってはえげつないことなのです。
同時に悲しかったことをとても覚えています。なんなら泣いてしまいました。
なぜ、もっと早くこの情報に出会えなかったのか。
なぜ当時、もっと考えて練習してなかったのか。
なぜ当時、あんなに苦しみながら練習していたのに上手くなれなかったのか。
そこで私は、スポーツ界を含めた、まだまだ情報の非対称性が残る業界でビジネスをすることで、昔の広谷少年みたいな悔しい思いをする人をなくそうと思ったのです。
大層なことではないですが、いろいろ考えた結果、人生で納得が行ってないしどうにかしたい、これをなんとかしないと死ねない!と思えた初めてのことでした。
これが軸の2つ目に至った理由でした。
アーキベースをえらんだ理由
アーキベースとはWantedlyで出会いました。
「第二新卒 事業開発」で検索したら一番上に出てきたので応募してみました(笑)
いくつかのベンチャー企業や大手企業からも内定をいただきましたが、最終的にアーキベースに決めたのは、上記の2つの軸に一番マッチしていると思えたからです。
軸①の「成長」に関しては、二次面接で弊社のCHRO土谷(のちの上司)から「君の営業はもっと科学できる」と言ってもらったことが決め手でした。
いま思えば、当時の私の悩みに適切に漬け込んだナイスクロージングでした。
実際にアーキベースがどのように営業のオペレーションを設計し、事業や営業の「再現性」というテーマを突き詰めていっているのか。
そして、今からこの船に乗ればその「再現性」を作りこんでもいけること。
ここに惹かれました。
軸②の「レガシー業界での事業開発」に関しては、アーキベース以上のスピードと頻度でそれに携われる会社はないと思えたからです。
当時会社は5年目でしたが、既に複数の事業が大きくなっており、今後のビジョンとしても年間複数本ペースでの事業開発を視野に入れていて、シンプルに「すげえ」と思いました。
(社会人のクラブチームでピッチャーをしてます。150km/h出すことを目標にこちらも頑張ってます)
現在
入社してからは、ご縁あって人事・採用担当としてのキャリアからスタートさせてもらいました。
人事は全くの未経験でしたが、まだ若いし他のビジネス職の人と違うキャリアアセットが手に入りそうであることと、採用→事業開発のキャリアも全然あり得る、という言葉をいただきチャレンジしてみることにしました。
結果、ベンチャー企業の採用はほぼ営業活動みたいなもので、いかにして自社を知ってもらうか、そして人生を自分の会社に預けてもらうか、ということをひたすらに考えるという点で非常にやりがいを感じました。
私を「君の営業はもっと科学できる」と誘ってくれた土谷とともに、再現性のある採用のオペレーション構築や、人事制度の設計等にも全力で取り組ませてもらえたので、人事としてのキャリアを最初に選択して良かったと思っています。
1年でリーダーのポジションもいただき、2022年下半期のMVPもいただく中で、ついに2023年からは事業開発ポジションも人事と半分ずつの工数で担当させてもらえることになりました。
現在は「法人の生産性向上」と「法人同士のマッチング」というテーマで2,3個の事業をまるっと担当させていただきながら、どんどん大きくなる組織の仲間を増やしていくという、一番楽しくおいしいポジションに就かせていただいていると感じています。
詳細はここではお伝えできませんが、新規事業を立ち上げる中で、営業活動の再現性だけではなく、事業開発の再現性も身につけられています。
ここらへんはまた面談で。
(2022年下半期MVP。写真は代表岩木と共に。本気で狙ってたから嬉しい。)
昔からの友達には誰に会っても「充実してんね」と言われるし、私自身毎日が充実しまくっていると思っています。
組織と事業の両輪で、このカオスなフェーズのベンチャーを謳歌する中で、理不尽なこと、自分ではどうしようもないことに対してどう向き合うか?
自分のOS(アーキベースでは、人間の基礎力的な部分をシステムになぞらえてOS、スキル等の技術的な部分をappと呼んでいます)がアップデートされ、整いまくっている感覚を得ています。
根本の人間としてのあり方をアーキベースでは学ばせていただいていると思っており、今後もより幅広い視野で学びを深めていきたいと思っています。
なんか人間の歴史とか、世界史とか、そういうのが好きになりました(笑)
今後(キャリアパス)
今後は、アーキベースに入社するきっかけになった「再現性を持って事業をマネジメントする力」を身につけ、自分がアプローチしたい業界に向けてOSとappの両面で自分をアップデートし続けていきたいと思っています。
24年1月からはとある事業の事業責任者を任せていただけることにもなりました。
ここからもまだまだやりがいのある毎日が待っていると思うとワクワクすると同時に戦々恐々としています。
人事、新規事業開発で培った実行力と巻き込み力で事業を大きくしていきつつ、建設業界、住環境の持続的発展に寄与していければと思います。
ここまで読んで、まだ迷っている方、20代の成長環境としてはこれ以上ない機会をご提供できる自信がありますので、ぜひカジュアル面談でお話ししましょう!
自分の未来を本気で考えたことはありますか?
そこに向かって自分の人生を決めて動けていますか?
「まだ自分には早い」とか思ってないですか?いつになったらその時は来るのですか?
環境だけ先に整えて、後はひたすらキャッチアップする方が早いですよ。
私でよろしければいつでも相談に乗らせていただきます。
キャッチボールしながらでも、サウナご一緒してでも、飲みながらでも。
お気軽にお声かけください。
(社外でもスポーツのいろんなイベントに顔を出す)