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anveil社員にフォーカスする「anveilではたらく」。
いつもにパワフルでエネルギッシュな雰囲気の吉江さん。
PIECE OF SIGNのサイン製造の現場統括をされています。
日々の生産数に追われながらも、あかるく快活なムードで現場を盛り上げる吉江さんの”核”は、属性に関わらずメンバーを等しく大切にすること。
現場を統括する際に大切にしていること、仲間と働くことについてお話を伺いました。
PROFILE
営業、企画職などの職種を経験後、人気オーガニックブランドの生産ラインの現場監督として勤務した後、anveil入社。
現場監督の経験を活かし、製造から出荷までを円滑に進めるオペレーション構築と現場管理、円滑なコミュニケーションサポート、シフト管理や育成トレーニングなど、製造の統括に幅広く関わる。
海外でも販売されるプロダクトの魅力。現場監督の経験が生きる環境
吉江さんは、これまで製造関係のお仕事が多かったんでしょうか?
いえ、もともとは製造の人間じゃないんですよ。
それまでは営業職をしたり、カスタマー部署に居たりと、どちらかといえばオフィス勤務で。製造畑とは無縁だったんです。
そうなんですね。なぜ、前職では製造のお仕事に?
昔から海外のカルチャーが好きで、若い時はカリフォルニアでサーフィンをしたりと海外で暮らす時期もありました。それでもう一度海外で暮らすことを考えたら、日本にいるうちは「全然やったことない職種に飛び込もう。」と思いまして。
海外にサーフィン!イメージ通りです!
そうですかね。笑
当時は未経験の”製造”という業種で、オーガニックブランドの製造スタッフを選びました。
異業種は行きづらいですが、美容業界のカスタマー部署だった経験とオーガニックコスメの部分がマッチしたんです。
その後、トレーニングや製造フローを組む管理側になり、現場監督をしていました。
anveilで製造を選んだのもその経験があったからですか?
製造現場が「渋谷」にあるっていうのがめずらしくて興味をもちました。
ふつうなら、工場って僻地にあるじゃないですか。笑
あとは、工場の機械だけでシステマティックに行われる製造ではなく、手作業もあるanveilの製造に、馴染む感じがあって。
一般的に流通するプロダクトでありながら、どこかハンドメイド感が残るフローに親近感を持ちました。
扱うプロダクトは違うけれど、現場知識が使えそうだな、と。
なるほど。手作業で加工する工程もたくさんありますしね。
さらに自分の好みのシンプルなプロダクトで、グローバル展開しているブランドであることもポイントでした。ポイントが少しづつマッチした感じなんですね。
そうですね。ものづくりは前職で経験して楽しいものだ、というのもあり。
自分たちがつくったものがお客様に届くことは嬉しいですし、PIECE OF SIGNのサインは出先で見かけると「いいなあ。」といつも思います。
思わぬことが起こる環境で”やるしかない”の前向きマインド
現在の仕事内容を教えてもらえますか?
製造工程のオペレーション管理、メンバーのトレーニングやシフト管理など多岐にわたります。あとは、新商品や機械の導入時に発生するフロー構築など内側の仕事です。
現場のオペレーションでエラーあれば対応する、といったイレギュラーなことも多いです。素材の反りなどの品質問題が起こった際は、状況に応じて判断し解決していきます。
人的ミスはもちろん、機械の故障など思わぬことが起こるたび、フーフー言いながら解決していく毎日です。笑
思わぬことが日々起こる環境というのがスゴいです!どんな心持ちで対応しているんですか?
はじめは、もちろん戸惑いましたよ。でも、だいぶ鍛えられました。
色々な経験値があるから、肝が座ると言いますか。
さまざまな経験が生かされてハートは強くなっていると思います。笑
ハートが強くなるんですね。
あとは”やるしかない” というマインドでいます。ある意味、それがないと辛くなってしまうと思います。
前向きな意味で、「なるようになるから、やるしかない。」と様々なことを判断しています。ありがたいのは、相談して一緒に解決できる頼れるメンバーがいることです。
製造メンバーはほんとうにチームワークが強固ですよね。
そうですね。管轄が細分化して、「すべて自分の責任」となったらキツイですが、anveilには相談できる雰囲気があります。
パートの方で知識が豊富な方もいらっしゃるので、質問していますし。
トラブルが起こった際の最終的な判断はこちらですが、相談できるメンバーがいる環境は、とても心強いです。
いい環境ですね。現場監督する上で、必要な視点はどんなものでしょう?
結局、統括者はプレイヤーではないので、ディレクターとして全体を高い視座で見れることが必要です。
製造ですが、職人とは違う。メンバーと共にやっていく広い視野は常に必要ですね。
要はコミュニケーション。メンバーの環境整備に力を注ぐ理由
製造を統括する上で大切にしていることはどんな部分でしょうか?
商品で言うと、とにかく品質。クオリティが一番です。
ブランドとお客様を繋ぐものでもあるし、品質ひとつで信頼がなくなるきっかけになります。
一定のクオリティの商品を出荷できるか。製造である以上、胸をはって出したいので、品質は製造の基本だと思います。
あとは品質にもつながることで、働いてくれるメンバーの環境です。働きやすい環境は、何より重視しています。
具体的にどんな工夫を?
とにかくコミュニケーションをよくとるようにしています。
製造現場は手作業が多く、内向的な子も多いんです。
だから常に話がしやすい雰囲気になるように心がけています。
会話の糸口になることをさりげなく話しておいて、会話をしやすい雰囲気にしておく。そうすると、パートさん同士でコミュニケーションが取れて作業がスムーズになったりと、現場を回す際にメリットが多いんです。
anveilの製造は、みなさん静かに集中していながらも、時折笑い声があったりと、リラックスと真剣さのいい空気感がありますよね。
ありがとうございます!
そうなんです。人が動かないと、製造は止まってしまう。結局は”人ありき”なので。
「今日も出社していいもの作ろう。」というモチベーションに繋がることが、結果的に品質にも表れてきます。
今後は、松山も製造拠点となり事業が拡大していく予定です。
東京と愛媛でオンラインで連携をとっていくので、コミュニケーションはさらに重要になってくると思います。
ベンチャーならではのスピード感の面白さと大変さ
これからの製造で、よりよくしたい改善点はありますか?
既存のオペレーションを、もっと整備したいです。あとは、品質の管理体制です。品質が担保できるような細やかなラインが組めたら理想ですね。
anveilの製造は、日々さまざまなことが起こります。
つくづくベンチャーならではのスピードの世界だと感じます。
たしかに。物事が決まるのも早いし、みなさん動くもの早いですね。
通常、新しいことを始める際は、承認が必要な稟議の世界。
でも、ここでは話したことが早々始動することが普通です。
刺激がある反面、そのスピードに対応していくのは、難しい点も多いです。
新規のプロダクトがローンチされるだけ、現場のオペレーションは複雑になる。現場のオペレーションだけでなく、同時進行のタスクが溢れているので、実務に乗せていくためには常に思考しなくてはなりません。
商品によっては都度、オペレーションの変更がありますものね。
そうですね。短時間にいくつもの細かい判断をしていくので、1つのことに集中できる感覚ではなく、すべてが同時進行です。
そんな中、イレギュラーなエラーが発生して。そんな環境でも、みんなで流れに乗ってなんとかやっています。笑
でも、それを一つひとつ乗り越えていくことが楽しいんですけどね。