Webディレクターの経歴を持ち、アマナにプロデューサーとして2021年8月に入社。Webサイトとそのコンテンツ制作を預かる木津さんに、今の仕事や環境について聞きました。
アマナでの仕事内容は?
Sales&Produce部門の中で、デジタル施策をメインに担当する部署のプロデューサーをしています。所属部署では、企業のコーポレートサイトやブランドサイトの制作、社外・社内に向けたブランディング施策、SNSを含めたデジタルプロモーションなどを幅広く手がけています。
私が担当しているのは、主にWebサイト制作になりますが、それだけを受注することはほとんどありません。キービジュアル・動画・印刷物の制作、広告配信などを掛け合わせた複合的な案件が多数です。複数のプロデューサーで案件を担当し、Webディレクター、プランナー、アートディレクター、アナリストなど他部署の専門職と連携して制作を行っています。
アマナはプロデューサーの層も厚く、お客様の窓口として営業的に活動するプロデューサーと、制作陣の折衝役となるプロデューサーが組んで案件にあたりますが、私は後者として動くことが多いです。クライアントの業界業種はBtoCからBtoBまで幅広く、全国的に知られている企業と直接取引をしているため、案件の企画から入ることもあります。
入社してからはほぼフルリモート勤務で、お客様に対してもオリエンから納品までリモートで完結していますね。
これまでのキャリアは?
大学卒業後、Web制作会社に入社しました。いくつかの部署を経て、Web制作の経験を積んできましたが、社員数が多い会社だったので、私が担える範囲はWebサイトの初期設計まで。コンテンツ制作もしたいと思うようになり、小さな規模の制作会社にWebディレクターとして転職しました。そこでは、企画提案、撮影現場の立ち合い、記事の執筆、SNSプロモーションを経験して、ある程度は自分で企画を動かせるようになったと思います。
転職しようと思ったのは、一人でできる企画や事業の大きさには限界があると感じたから。デジタルコンテンツを作るにしても、この先は動画やビジュアル制作の知見がなければやっていけないかもと思い、たくさんのプロと協業してWeb制作以外も含む大きな案件ができる会社を探し始めました。
アマナを選んだ理由は?
選考を通して、信頼のおける会社だと思えたからです。転職活動をする中で、他社に「仕事はどのくらいハードですか」と質問すると、定時に全員退社、土日祝は完全に休み、年間有休取得率も高いと言われることが多かったのですが、アマナは「それなりに大変な時もありますよ」と正直に答えてくれました。「プロデューサーになるということは、案件を自分のものにすることなので責任が発生するし、休日に稼働している人もいます。もちろん残業時間の管理もしています」という面接官の言葉が、制作現場を知る私にとっては現実的で納得のいくものでした。コロナ禍でも人材投資をやめない姿勢からも、アマナが人を大切にしていることが感じられました。
もう一つは、品質の高いクリエイティブが作れること。アマナには社内外にクリエイティブ人材が豊富にいるので、事例も充実していて、案件の依頼に対してできないと返事をしなくていいのは、前途が広がる大きな魅力でした。
あとは周りに相談したら、世代問わず、みんな口を揃えて「楽しそうな方を選べ」と言われたからです(笑)。
入社して感じるアマナはどんな会社?
やりたいことをさせてもらえる会社だと感じています。案件にアサインされるときは、一方的な指示ではなく、オリエンテーションを経て自分で意思を固めてジョインする形なので、すごくいいと思います。プランナーも「せっかく自分が受けた案件だから一緒に面白がってやってくれる人と組みたい」と言っていましたね。
制作陣のスタッフィングは、プロデューサーにある程度の権限があり、一緒に仕事をしたい人や案件に最適な人に直接声をかけることができます。スケジュールが合わなくて断られることもありますが、そこはお互いに恨みっこなし。人を尊重する風土が根付いています。
周囲はどんな人たちですか?
例えば、Webサイトの制作を受注して、作って納品して終わりではなく、その先のことまで考えている人が多いですね。あるWebサイトの制作で上司に相談すると、「お客様から運用はいらないと言われているけど、トンマナが崩れないようにガイドラインを納品してあげよう」と。クライアントやクリエイティブを大切にする姿勢を感じています。
ビジュアルへのこだわりやデザイン力はもちろん、UI/UX設計ができる人材もそろっています。ディレクターやプランナーも論理的且つ視覚的な表現力が高い人が多い印象です。デジタル領域で「これは心が動く提案だね」「この提案にはエモさが足りない」という言葉が飛び交っていることにも驚きました。お客様から共感や感動を得られる提案をできるのは、「クリエイティブパートナー」として伝わり動かすビジュアルやコンテンツを世の中に届け、お客様のコミュニケーション課題の解決を目指す、アマナの人たちの特徴かもしれません。
これからアマナで目指すことは?
一緒に働くスタッフやプロジェクトに関わってくれる人たちが、案件を楽しめて成長できる場づくりをしたいです。
今後、体験型のデジタルコンテンツ、ブランディング施策、動画やエディトリアルなどのコンテンツ作りがますます伸びていくと思います。Webサイト、動画、写真の垣根がどんどんなくなり、そのスピードが一番速いのがデジタル領域になるので、みなさんと一緒にその世界を楽しんでいきたいですね。
撮影:高橋直也(アマナフォトグラフィ)
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