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「企業の課題解決をワクワクする体験に。コミュニケーションを時代にアジャストする」シニアプランナー 麻生合歓【アマナ×デジタルのシゴト】

キャリア入社7年目。プランナー、コミュニケーションディレクターの肩書きで多岐に活動する麻生さんに、体験をつくるうえで大切にしている事やデジタルの捉え方などを聞きました。

現在の仕事内容は?

企業のコミュニケーション課題をプロモーションで解決するためのプランニングと全体設計をしています。僕の場合、商品の販売促進、認知拡大、新商品ローンチなど、企業の商品やブランドをどういう体験をもってお客様へ届けるかといった案件多く、BtoCが8~9割を占め、ほとんどの業種に触れてきました。アウトプットも、TVCM、Web動画、Webページ、デジタル施策、ポスター、POP、冊子まで全方位。企画のところから、設計、デザイン、プレゼン、ディレクション領域までやることもあり、アウトプットのクリエイティブまで全てを見ています。

何を作るかよりも、クライアントと一緒にどう楽しめるか、自分自身ワクワク出来るかを大切にしています。アイデアでジャンプするにしても、お互いに共通認識を持ったうえで、なぜそれをするのか納得できるコミュニケーションを取ることが重要なプロセスです。クライアントのやりたいことによっては、ファシリテーションやワークショップを行うなど、サービスのネーミングやサイトのコンセプト開発をクライアントの社員と一緒に考える、地域のロゴデザインを市民と一緒に作ることも。コミュニケーションディレクターという肩書きを名乗る理由も、アマナだからここまでできる、アマナでやる方がいいよね、と納得させられるところにあります。

これまでのキャリアは?

大学までは建築やデザインを学び、卒業後は4年間、高校の教員をしました。広告業界を諦めきれずに企画を専門とする会社に入って約1年半、その後はデザイン会社に移って、広告クリエイターとして企画の仕事をしてきました。

教員は異色の経歴かもしれませんが、生徒への授業はクライアントへのプレゼンテーションと感覚が一緒です。人にものごとを伝えるときの丁寧さ、相手が話についてきていないときの補足の仕方など、毎日の授業で生徒に教えて、理解してもらい、記憶に残してもらうことをどれだけ高められるかに注力してきた経験は、プレゼンテーションでの圧倒的なアドバンテージです。

アマナを選んだ理由は?

企業の広報職で内定が出ていましたが、エージェントの担当者が「アマナが合うと思いますよ」とすごく推してくれたので、記念受験のつもりで受けました。というのも、アマナはクリエイティブの制作会社で、そもそも僕のようなプランナー職を必要としているとは思っていなかったので。面接で、社内にプランナーを増やしてプロモーションを拡大していく方針があり、企業からダイレクトの案件も多く受けていたことを知りました。自分に求められている仕事の内容がやりたいこととまったく同じだったのもそうですが、当時の上司に企画書のダメ出しをされて、まだまだプランナーとして成長できる環境だと感じましたね。

アマナはどんな会社ですか?

企画からWebやビジュアル制作もすべてワンストップでできるのが強み。さらにアマナには多くのクリエイターがいます。それは、コミュニケーションを取るラインが何本もあって、それらの組み合わせで無限の樹形図をつくることができます。そのため、クリエイティブの幅は果てしなく広いです。

それに、アマナは人がすごくいい。人間関係が良好で組織の風通しもよくコミュニケーションが取りやすい。そう言っている人がほんとに多いですね。キャリア入社への対応も手厚く、研修の機会も多く、今年、セクションマネジャーに昇格してマネジャー研修を受けました。

リモートワークが中心になってオフラインのコミュニケーションが減っても、会社で会えば声をかけ合い、お互いに気遣える関係性が心地良いです。周囲の目を気にすることもありません。例えば、上司が帰らないから残業するということはなく、逆に「早く帰りなさい」と上司が言ってくれたり。そういう環境で過ごしてきたから、今、自分もマネジャーになって新卒や若手に「早く帰ろう」と声をかけています。

デジタル領域の活動や考え方を教えてください

SNSのプロジェクトチームを、今年4月に立ち上げました。SNSに関連する案件の量がここ3年で倍に増えているので、そこに注力するチームを若手のプランナーやディレクターで組織して、アマナ全体のデジタル力を底上げしていこうと考えています。立ち上げ早々、プロデューサーから案件の相談をいくつも受けています。

世の中でデジタルシフトが進んでいますが、コミュニケーションの根本は変わらないと思っています。ただ、旧態的なコミュニケーションをデジタルに置き換えたときのツールやプラットフォームを考える必要はあります。時代にアジャストして、回覧板やチラシを便利にどう届けるかが、コンテンツマーケティングだと思います。それによってカスタマージャーニーは変わっていきます。

アマナという会社の指向性も同じで、写真から始まり、Web、ムービー、コンテンツマーケティング、オンラインでのバーチャルライブ、メタバースと、変化している過程を見るとわかります。この先をどう見ていけるかが重要。例えばですが、商店街の八百屋が潰れても古本屋が潰れない理由を紐解くと、古本屋がオンラインでまとめ売りをしていたけれど、八百屋がそれをしても売れないだろうから他にできることがあるんじゃないか、と考えることができる人材が求められています。

今後、実現したいことは?

僕がやりたいことは、アマナが目指すべき先に近いと思っていて、それは個々のプレイヤーを立てることです。社員全員が主人公で、社内外から次々と指名が入るプランナーやクリエイターになったときも、アマナにいたいと思える会社であってほしい。そこに僕が居続ける理由は、常に創造を求めるため。無限のクリエイター樹形図を描くことができ、常に新たなパーティを組んで次の冒険に出発できる場所(港)が、アマナであってほしいですね。

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