オーリーズの個性あふれるメンバーにスポットライトを当てる社員インタビューシリーズ。
今回は、事業会社でマーケティングマネージャーを経験した後に入社した漏田さんに、支援会社で働く魅力を聞きました。
【プロフィール】
大学卒業後、Webマーケティングの支援会社に入社。その後、シンガポールの現地企業にてECサイトのマーケティングマネージャーに就任。支援会社と事業会社それぞれの経験を通じて、改めて支援会社として「広告運用を通じてマーケティング課題を解決したい」という想いからオーリーズに入社。
外部支援会社・事業会社の経験を経て入社
- これまでのキャリアについて教えてもらえますか?
新卒でWebマーケティングの支援会社に入社し、2社目にシンガポールの会社でマーケティングマネージャーを経験した後にオーリーズに入社しました。
Webマーケティングに興味を持ったのは、1社目の会社でインターンをしていたときです。はじめてGoogle広告やGoogle Analyticsを使ったときに、「こんなに細かくデータが取れるのか」と驚きました。SEOやWeb広告の仕組みを学んでいく中で、今後はよりWeb領域のスキルの必要性が高まっていくと思い、そのまま入社を決めました。入社後は広告運用やメディア運営、営業などの仕事にがむしゃらに取り組みました。
いつか海外で働きたいと思っていたので、2社目はシンガポールの会社に転職しました。ペット業界でEC事業を行う会社で、日本市場のマーケティングマネージャーを担当しました。前年の収益の落ち込みを改善することがミッションで、戦略策定から施策の実行まで、プレイングマネージャーのような形で働きました。
— オーリーズへの転職経緯、入社を決めたポイントは何だったのでしょうか?
2社目での経験がきっかけです。当時、広告などのWebマーケティング施策を外部に委託していたのですが、成果の改善は見られたものの売上は伸びていない状況でした。僕のミッションは売り上げを伸ばすことでしたから、効率の改善だけでは満足できませんでした。
パートナーに対してモヤモヤした気持ちを抱きながら、一方で僕自身も、1社目の会社では、自分が担当する施策の効率ばかりに気をかけていたことを思い出しました。このときに、クライアントの立場に立ってはじめて、「外部パートナーにもっと踏み込んできてほしい」という気持ちを理解しました。
その後、3社目の転職先を探しているときに、この経験のことを思い出しました。「成果は改善しているけど、素直には喜べない感覚」を持っている事業会社って、結構多いんだろうな」、と。「もしまた支援会社としてマーケティングに関わるなら、もっと顧客の事業に踏み込んだ支援のできる会社で働きたいな」と思ったんです。
そんなときにオーリーズと出会いました。初めの面談で、「顧客の成功に貢献することに徹底してこだわっていて、担当するクライアント数もできる限り絞って、支援に集中できる環境を用意している」という話を聞き、そこには私の理想とする支援スタイルがありました。
そして入社してすぐに、この言葉に嘘はなかったと確信しました。顧客の視点に立って支援をおこなう徹底した姿勢に、初めは驚きました。
支援会社で働く魅力
— 事業会社も経験されている漏田さんにとって、支援会社で働く魅力はなんですか。
複数の事業に関わることができるのが魅力だと思います。業界問わず幅広い知識を得ることができることや、様々な企業フェーズ・課題に対する戦略・戦術に触れることができることが、僕にとっては魅力ですね。
一方で事業会社だと、事業に関するあらゆる情報にアクセスできるので、いろんな角度からデータ分析する面白さや、メンバーとともに一つの目標に向かって事業をつくり上げていく楽しさがありました。あらゆる手段でたくさんのトライアンドエラー重ねながら、事業の全体を見ながら意思決定をしていくプロセスは楽しかったです。
僕の場合は、色々な業界のことに興味が湧くのと、一つの専門領域を深く学んでいくのが好きなので、支援会社の環境が合っているなと感じます。
オーリーズの環境だと、クライアントのビジネスを理解した上で広告運用の提案をするスタンスがあるので、思考が広告領域に閉じないところが魅力だと思います。売上を伸ばすために注力すべき成功要因は何か、それに対して広告領域で選択できる打ち手は何か、を考えて施策に落とし込んでいます。
メンバーやクライアントに向き合える環境
— オーリーズで働いていて楽しい時はどんなときですか?
自分の提案した内容がクライアントに採用されたとき、ですね。特に、大きな予算をお預かりしていると、意思決定には多くの関係者の合意が必要になることもある中で、アイディアの価値を理解してもらい、実行できることはとても嬉しいです。
また、課題解決のプロセスで、上司やメンバー、クライアントとのやり取りを通じて、自分の強みや弱みに気づかせてくれる環境が、とても幸せなことだと思っています。改善すべきことが分かれば前に進むことができますから、そのような「気づき」を与えてくれるこの環境に、とても感謝しています。
— オーリーズの良いところや特徴を教えてください。
働き方については、忖度なくコミュニケーションをとれる環境がとても良いですね。立場は関係なく、「自分はこうしたい」と意見を伝え合うことができるので、メンバーやクライアントにしっかりと向き合うことができている実感があります。意見やフィードバックを伝え合えるのは、制度的な仕組みだけでなく、メンバーそれぞれが他者貢献の意識を持っているからだと思います。
今はほとんどのメンバーが在宅勤務ですが、同じ空間にいなくても、まるで同じ空間にいるかのように働くことができていることも、すごいことだと思っています。皆がこれだけ責任感と信頼感を持ちながら働くことができる環境はなかなか無いと思います。在宅に切り替わって間もなくして、働きやすい環境をつくる社内プロジェクトが自発的に立ち上がったりもしました。環境が変わっても適応できる柔軟性のある組織だと思います。
あとは、会社に看板猫(まる美)がいるのは特徴的ですよね(笑)。今は在宅勤務になってしまい会うことができませんが、まる美の行動で笑いがうまれたりして、癒しを与えてくれています。
さいごに
— オーリーズをおすすめしたい人はどんな人ですか?
プロセスを楽しめる人です。社内外からたくさんのフィードバックをもらうことができるので、それを受け止めて血肉に変えることができたり、成長機会としてプラスに捉えることができたりする人は、オーリーズの環境は魅力的だと思います。
あとはWebマーケティングの領域でたくさんの経験を積みたい人。幅広い施策にチャレンジできるので、価値のある経験ができるのではないかと思います。
— 今後の目標を教えてください。
ある支援ではチームのリーダーを担当しているので、そのクライアントの課題解決の実力をあげていきたいです。あとは、オーリーズ社内の代表的な成功事例も作っていきたい。担当する支援の課題解決が、結果的にオーリーズの支援会社としての競争力につながることを目指して、実績をつくっていきたいと思います。