エンジニアを目指すにあたって、
初めはどの言語を学べばよいか迷う方が非常に多いと思います。
Java,PHP,Rubby,C++,Python…
今や沢山のプログラミング言語があふれているので、何から学べばいいのか分からないという声を沢山聞きます。
秋葉原事業所のメンバーも未経験から入社した方が多く、
同じように「何の言語から勉強すればいいのか」という悩みを抱いていました。
そこで今回は、私たちで「初心者におすすめの言語」を紹介したいと思います!
ぜひ参考にしてみてください!
目次
- 初心者におすすめのプログラミング言語とは?
- Javaとは?
- Javaをおすすめする理由
- Javaの学び方
初心者におすすめのプログラミング言語とは?
初心者の方にお勧めしたい言語についてメンバーと話し合ったところ、
満場一致で、オススメは「Java」という結論になりました!
Javaとは
Javaとは、C++言語をもとにマイクロソフト社が開発したオブジェクト指向型の言語です。
古くからあり、信頼性も高いため、多くの現場で利用される最も一般的なプログラミング言語です。
そんなJavaの主な特徴は以下の通りです。
①仮想マシン(JVM)で動く
本来コンピュータは環境によって読み込める言語の形式が異なります。そのため、プログラミング言語の選択は実行環境に左右されます。
しかし、JavaはJVMという仮想マシンによってコードを各環境に適した形式に変換することで非常に高い汎用性を実現しています!
②コンパイラ言語
Javaは"コンパイラ言語"と呼ばれる言語に分類されます。プログラミング言語は処理を実行する際に、
コンピュータがプログラムを読み込めるよう、翻訳する必要があります。
この翻訳を"コンパイル"といいます。
このコンパイルを事前に行う言語を"コンパイラ言語"
実行時に一行ずつ行う言語を"インタプリンタ言語"といいます。
Javaはコンパイルを事前におこなうコンパイラ言語に分類されます。
コンパイラ言語は実行時の処理速度が速いため、大量の処理や負荷の大きな処理を行う中規模以上の開発に適しています。
③オブジェクト指向型
Javaはコードを処理ごとに分けて作り、オブジェクトとして管理する"オブジェクト指向型"の言語です。
CDに例えると、すべての曲をひとつのCDに入れてかけっぱなしにするのではなく、
かけたい曲を曲ごとに違うCDに入れて置き、必要に応じてCDを呼び出して使う、というのがオブジェクト指向型の考え方です。
オブジェクト指向型の言語は大人数での開発に向き、コードの使いまわしなどもできるので、大規模開発を効率的に進めることができます!
Javaをおすすめする理由
そんなJavaをお勧めする理由は以下の通りです。
①汎用性が高く、需要が高い言語である。
Javaのスローガンは「Write once, run anywhere(一度書けば、どこでも実行できる)」です。
業務システム・Android向けアプリ・サーバーサイド・Webサービス等…幅広い現場で使われています。
その為、他のプログラミング言語と比較してもJavaは圧倒的に求人数が多いです!
(参考元URL:https://www.sejuku.net/blog/124381)
人工知能(AI)開発でPythonも今人気な言語ですが、Javaと比較するとやはり案件数は断トツでJavaが多い傾向です。
せっかく一生懸命勉強したのに需要が少なくて仕事が中々見つからない…という事は避けたいですよね。
一度習得すれば、活躍できる案件が多い言語という強みがあります。
②他の言語を学ぶ上でJavaの知識が助けになる。
Javaは汎用性が高く、プログラミング言語のPHP,C++,Swift等と共通点が多くある為、Javaの知識があれば他の言語の習得もしやすくなります。
また、Javaの勉強を進めれば大規模開発には欠かせない"オブジェクト指向"を学べるので、
その点もおすすめなポイントです。
それだけでなく、
・ライブラリが充実している
・人気な言語なので、Javaの学習教材が充実している
という点もあるので、勉強しやすい環境がしっかり整っているのも魅力です!
Javaの学び方
先述したようにJavaは人気な言語のため、本や記事が多く、勉強しやすい環境になっています!
実際現場で活躍するエンジニアもいろんな手段でプログラミングを磨いています。
本や記事を参考にしたり、スクールやセミナーに参加して情報交換をしたり、
転職して新しい現場で実践したりと勉強法はたくさんあります。
しかし、未経験の方がいきなりスクールに通ったり、独学で勉強したりすると学習コストが高く続かないので、最初はネットと本で自分に向いてるかどうか、ある程度の知識を獲得するほうが良いと思います。
そこで今回は未経験の方が無理なくJavaの基礎を学ぶために役に立つ本とサイトをご紹介します!
①スッキリわかるJava入門
正直この一冊でも良いと思うぐらいわかりやすく、実践しやすいです。
プログラミングを勉強するときの一番の壁は学習環境を整えることだと思います。
自分も最初独学でC言語を勉強しようとしましたが、環境を整えるのに2週間以上かかりました...その間にモチベーションが下がったりするのはもったいないと思います。
スッキリわかるJava入門はdokojavaという無料のクラウドサービスで手軽にJavaを実践できるのがとても評価されています。
②徹底攻略Java SE 11 Silver問題集
基礎的なJava知識を問題形式に出題し、Javaへの理解度を高めてくれます。
スッキリわかるJava入門を読み切ったらこちらの問題集をおすすめします。どこまでわかっててどこまでわからないのか各章で明確にできます。
また、問題解説の説明がとても丁寧なため弱点克服にはとても役立ちます。
③paizaラーニング
(URL:https://paiza.jp/works)
基礎的な部分を動画で学習しオンラインエディタを使ったコーディング学習もできるため、
コーディングスキルも一緒に勉強できます!
1回たった3分の動画と演習課題で、Javaの基礎を勉強できます。
こちらもdokojavaと同じようにブラウザのみで学習が始められるのが特徴です。
また、学習中に不明点があれば、paizaラーニングのエンジニアに質問できるのも嬉しいポイントです。
「推しと学べるプログラミング」など、ユニークで楽しい勉強法も用意されています。
しかし結局、最短ルートでエンジニアになるには、やはり企業に所属して研修と現場を経験することが
一番だと思います。
ALH株式会社では現代のIT人材不足問題を解決すべく、未経験でのエンジニアを積極採用しています!
ともにALHで経験をつんで、立派なエンジニアになっていきましょう!