パーパス 2022:「破壊と創造を通して、全てのステークホルダーの成長に貢献する」 | 株式会社アクル
新年明けましておめでとうございます。アクル代表の近藤です。2016年に創業したアクルも、おかげさまで6期目をプラス成長で終え、2022年はついに7期目に突入します。2026年の上場を目指して、今年も引き続き邁進していく所存です。 ...
https://www.wantedly.com/companies/akuru-inc/post_articles/369918
今回当社では、2022年の初頭に代表の近藤が別の記事で掲載しているとおり、会社の存在意義や理念・文化を構築し、さらにそれらを醸成させていく1年として位置づけ、新たにアクルとしての「パーパス」、「クレド」を策定しました。
ミッションは "決済に関わるあらゆる課題を解決していく" こと、これは創業時から変わりません。
▲参考記事:パーパス2022策定、こちらも併せてご覧ください!
今回の記事では、この「クレド」についてのご紹介と、当社の渡辺・栗田が「クレド」にある ”成長” というキーワードを掘り下げる対談記事を通じて、当社の業務や考えなどをご紹介していきます。
行動指針を示す「クレド」、当社アクルでは以下の通り策定しました。
”成長” という言葉は広く一般的に使われるものですが、その意味を言葉にしてみると説明や解釈は千差万別です。
当社アクルの考える "成長" はどういう趣旨や背景が含まれているのか、対談を通じてご紹介します!
登場する人
渡辺 / 取締役 COO(写真右)
栗田 / 取締役 CPO(写真左)
渡辺
成長というキーワードがあるけど、まずは成長とはどういうことを言うんだろう?
栗田
「成長」って人によって定義が違うと思うんですが、わかりやすい例えだと、「今日できないことが明日にはできるようになっている」というのが成長の一つですかね。
渡辺
そうだね、「できなかったことができるようになりました」とか「できないと思ってたことが、できるかもって思えるようになった」というのも重要だね。
「自分自身にあまり自信を持てなかったけれど、何か一つやり遂げたことで自信に繋がった」というのも成長だったりするのかな。
栗田
「自分の限界はここ」と思っていた点を超えることができた、というメンタル面の成長という側面もありますよね。
渡辺
成長の裏側には必ずピンチというか、うまくいかないことだったりストレスだったり、立ちはだかる壁みたいなものがある、ということが大前提のような気がする。
いろんな壁にぶつかって苦労して、怒ったり、悔しい思いをして、という繰り返しの中で「じゃあこうしよう、ああしよう」と自分なりに考えて吸収して、「新しいものを取り入れて、新しい発見してきた」というのがセットな気がする。
その辺で言うと、栗田は「今まで壁にぶち当たったな」みたいなことはある?あまり人に言っていない話もあると思うけど。
栗田
たくさんありすぎて例が出てこないです。(笑
結構無意識にやっていたりするので。
渡辺
無意識といいつつ、感情はきっと大きく揺れ動くよね。飄々と無感情でやっているものじゃないと思う。
「何くそ!」とか「ムカつく!」とか負の感情があって、それがいいバネになるし、バネを飛ばすためのエネルギーになるような気がする。
そういう意味では、日々平穏無事な仕事というのは・・・
栗田
過去を振り返ると、壁を乗り越えたケースというのは、期待に沿えなかったので見返したいと思う時と、これができるようになると面白そうだと思う時との2種類がありますね。
一方で、平穏無事な毎日だと、成長も限られてしまうのでは、という危機感があります。
渡辺
アクルとして「成長」を追求というと、もうめいっぱい苦しいこと悔しいことをたくさん経験し、それらを全部含めて乗り越えていくことを表すのだとすると、思ってる以上に厳しいことを言ってるんだなと。
成長の裏側、そういうことをたくさん経験した人が成長してるんだろうね。
栗田
そうだと思います。
例えば、セキュリティの領域では、セキュリティ事故に当事者として関与していた経験があると、自分の経験値として蓄積されるので、「仮に事故を起こしてしまうと、好意にしてくれているお客さんのところに謝りに行かなきゃいけない」といったネガティブな感情も想像できる。だからこそ、似たシチュエーションに対峙した時には「今、気をつけないといけないな」と認識できる。
渡辺
今のプロダクト(ASUKA)はまさにそう。
「お客さんにめっちゃ受けが良くていいですね!」という順風満帆で進んでいたら成長はなくて、
「ASUKAダメじゃないですか!全然防げていないですよ!」という悔しい思いをたくさんしてきたからこそ、改善して機能追加があって、いいものとして成長をとげてきている。
栗田
その繰り返しですね。
ピンチを乗り越えまた強くなって、それをずっと繰り返している感じですね。ここ4年間ぐらい。
渡辺
そうだよね。「ずっと平穏だったな」っていう時期ってないもんね。
栗田
まったくないです!(笑)
渡辺
何か問題があって、何かにぶつかって、いろいろ乗り越えてきたってことだね。
ちょっと自画自賛してもいいことなのかもしれないけど。(笑)
今後もそれが起こりうる、ということが成長の大前提。
栗田
逆にそれがなくなったら、サービスの価値って薄くなり、お役御免な気もしますよね。
渡辺
いま例えば「ASUKA※ 導入したら大丈夫」という世の中になったら、我々の存在意義とか成長が止まるし、成長が止まると何かのタイミングで全く立ち行かなくなることも有りうるから。
※ASUKAとはアクルが提供する、EC事業者向けのカード不正対策サービス
我々が目指すのは、激しい荒波に立ち向かっていく、という決意なのかな。
あまり言いすぎると「何てブラックな会社なんだ」「ストイックすぎる」「ドMなメンバーの集まりか」と誤解されてしまうかもしれない(笑)
それで言うと、今回策定したCredoの一つである「学びと成長を促す」という点は「獅子の子落とし」と同じような厳しい言葉だって取れるね。
このお題について、みんなと議論してみたい気がする。
「学びと成長を追求」というこの「耳障りがいい言葉を紐解いて考えてみて」って。
今のメンバーに「その場所に成長がある?」って聞きたい。即「あります」って回答がありそうだけど。
栗田
「今の仕事しんどいな」っていうのは見方を変えると「成長するチャンス」。たまに言ってましたけど「ピンチはチャンス」、実際そうだなって。そう思えるかどうかが重要ですね。
渡辺
そういうことだよね。
それがないと成長には繋がらないし、止めても諦めてもそこで終わる。あと忍耐力と、やりきることも重要だよね。
あと、最近よく思うのはスタミナって必要だね(笑)
「今日はもういいじゃん」「もう止めよう」って思うときがあるけど、それを言っちゃうと負けだなって。「ここはよし」「ここは大丈夫だ」「まだスタミナあるぞ」ってやらないといけないから、基礎体力は大事だよね。
健康第一、それがないと何も立ち向かえないし。
栗田
現状に満足しない、という考え方では、近藤さんが新たに学びなおすというチャレンジをトップ自ら体現しているのは凄いと思います。
※近藤は現在、代表の傍ら大学院生でもある
渡辺
そうだよね。
年齢を重ねると新たに学校とか、他人から何かを教えてもらうっていう場面が少なくなるけど、もう 1 回そういう場所に行ってみると、この年齢だからこそ感じられる「学び、成長することの楽しさ」みたいなものを感じられるのかな。
会社としても「もっと学びたい!」と思ってもらえる環境を提供していきたいですね。
「学ぶ = 成長」に繋がるということなので、学べる環境を提供していきましょう、っていうメッセージでもある。
"成長" というキーワードから始まったこの対談ですが、非常に内容の濃いものとなったため、この続きは後編としてご紹介しています。是非続きもご覧ください!
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