こんにちは!株式会社ネットフロンティア 採用担当です。
今回は、社内WEBコミュニケーション・ツール「Unipos(ユニポス)」の導入とねらいについて、管理部マネージャーの伊藤 千春にインタビューしました。
プロフィール 伊藤千春 / 管理部マネージャー
2010年入社。管理部の人事総務、社長アシスタントを経て、産休・育休取得後、2018年10月より経理として復帰。2019年4月よりマネージャーに就任。部内の人事・総務・経理における進捗管理などマネジメント業務を担当。
組織変遷に合わせて、さまざまな改革を実施。メンバーの隠れた貢献を可視化して変わったこと。
——Unipos(ユニポス)は、メンバーがお互いの仕事に感謝するメッセージを送りあえるコミュニケーションツールです。まずは、導入の経緯やねらいを教えてください。
当社では2019年10月の組織変遷に合わせて、さまざまな改革を開始しています。Unipos(ユニポス)の導入もその一環として、代表の奥川の提案により実施されたものです。社内では、Unipos(ユニポス)を「Respo(リスポ)」と呼んでいます。この愛称には、相手を尊重するためのツールとして使おう(respect point、respect post)という想いが込められています。
新体制下において、当社はそのめざすべき姿に ①プロフェッショナル ②成長を求める人たち③熱量の溢れる社内 ④素直に称賛できる ⑤尊敬し合える関係性の5つを掲げています。そのなかで、Respo(リスポ)は、特に④素直に称賛できる⑤尊敬し合える関係性を実現するためのツールとして、導入されました。
当社の強みは、なんといっても広告運用力です。どんな仕事でももちろんそうですが、お客様から予算をいただいている運用に関して、ミスは絶対に許されません。細かく正確に業務を遂行して当たり前、という常にプロフェッショナルな姿勢が求められる状況があります。
とはいえ、褒められる機会が少なければ、モチベーションも下がってしまいますよね。指摘ばかりではなく、成果への賞賛に焦点を当て、メンバーの隠れた貢献を評価したいとの想いのもとで、導入が行われました。
——Respo(リスポ)の具体的な活用シーンや、効果を感じる場面を教えてください。
今までは関わりの深いメンバー同士でしか知らなかったような内容を、ツールを通じて全社員に可視化することができました。他部署の具体的な仕事内容を把握するのはなかなか難しいものですが、Respo(リスポ)を導入したことで、「今このメンバーってこんな仕事をしているんだ、こんな風に頑張っているんだ」というのがしっかりと見えて、相手への理解やコミュニケーションの質が向上したなと感じます。
特に印象に残っている例としては、入社14年のメンバーから新卒メンバーへのコメントがあります。新卒メンバーには、日頃から積極的に電話に出てもらうようお願いしているのですが、どこかそれが当たり前になっていたところがあって。それに対して、「いつも電話対応してくれてありがとう。通り一辺倒の受け答えではなく、ちゃんとお客様のことを考えた応対で、きっとお客様も気持ちが良いと思います。これからもそのような気遣い、よろしくお願いします」とコメントしたことで、改めて感謝する気持ちを確認し、社内で共有できました。他にも、創立1周年を迎えるグループ会社のメンバーが、「メンバーとして迎えてくれてありがとうございます。社会人人生の中で最も濃厚で充実した1年でした」と投稿をしてくれたことも感慨深かったです。
ささやかな例ですが、褒め合う文化が習慣になっていく可能性を感じています。
メンバーの強固な「つながり」は、本業にも影響するもの。シャッフルランチや飲み会で部署を超えたコミュニケーションを活性化。
——Respo(リスポ)の導入も含めて、当社が「社内間のつながり」を重視するのはなぜでしょうか。またそのほかにも改革の一環として実施していることはありますか。
気持ちの良いコミュニケーションは、組織にとって非常に大切ですよね。どんなに仕事ができる人でも、相手との信頼関係が構築できないと成立しないものです。仕事は一人ではできないので、メンバー間のつながりをより強固にしていくことで、本業の成果も上がっていく。そんなねらいが背景にあります。
また、当社では顔を突き合わせたコミュニケーションも重視しており、Respo(リスポ)と同時期に、シャッフルランチ、シャッフル飲み会の実施も開始しています。これはランチや飲み会にかかる代金の一部を会社が補助し、部署を超えたコミュニケーションを活性化させようという試みです。
補助には 『上限は6人・同じ部署のメンバーは半数まで・同一メンバーは月に1回まで』などの条件があります。大人数になりすぎたり、既に仲が良いメンバーばかりにならないようになどの工夫がなされています。普段から積極的に食事や飲み会に参加するメンバーが他のメンバーを誘うことで、新たな社内間のつながりが生まれているようです。Respo(リスポ)にも「初めて行くメンバーでの飲み会が新鮮でした!」というコメントがあったりして、相乗効果がうれしいですね。
上場企業を“つくる”過程に参加できる、貴重な時間。楽しみながらキャリアアップをめざせる人と、ともに働けたら。
——改めて、当社の魅力とはどんなところだと考えますか。
もともと、仲が良い社風なんですよ。ランチや終業後の食事以外にも、休日に遊びにいくメンバーがいたりするくらいなんです。さらに今は会社としても新体制に変わり、5年後の上場という目標が明確になっているので、メンバー全体で社内をより良くしていこうという前向きな雰囲気があります。20年以上の実績を持つ、いわゆる業界内での老舗といえる当社ですが、経営層の一新もあって、若々しいベンチャー感が魅力だと思います。
——当社の魅力も踏まえながら、これから一緒に働きたいと感じるのはどのような人ですか。
何より一緒に楽しめる人がいいなと思います。当社は今、まさに新しい目標に向かっている最中なので、既にあるものではなく、これから何かを作ることを楽しめる人にとって、非常に良い環境なのではないかと感じます。上場企業をともに“作っていく”貴重な経験に、自身のキャリアを重ねながら成長できる人と一緒に働けたらうれしいです。
——最後に、転職を考えている方へのメッセージをお願いします。
私自身も転職を数回経験しましたが、当社には改革に向かうフェーズだからこそのやりがいがあります。自分の目標と会社がめざすべきものが一致したときって、すごく楽しいんですよね。自分がやりたいと感じることが、実際に社内で実現されていく状況は、どこにでもあるわけではないと思うんです。私個人としても、管理部のマネージャーとして、上場に向けた動きを楽しみながらステップアップしていきたいと考えています。
今まで当社にはいなかったような新しいスキルや雰囲気を持つ人材をお待ちしています。