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人財と人罪の分析と経営者の心構え

人材は人財、人罪とに分かれる。


人財は、会社の必要な時ではなく、他のメンバーが職が欲しい、役割が欲しいと思っているときに、雇用して役割を作ったときに発生する。
人罪は、会社の欲しいときだけに採用する。役割が欲しいその他があってもそれを看過する。
人財は、人が余ったとしてもうまくマーケットを探し、適切なアプローチで事業を成長させる。それによって人が育ち、利益を生む環境を作る。
人罪は、とにかく風任せ、自然任せ。ニーズは勝手に来るものとして、ニーズに合わせて人を採用する。
人財は、不況でもどんどん採用する。むしろ採用のチャンスとして考えている。人罪は、不況になると掃き出し、好況になると採用を苛烈化し、人が取れないとメンバーにしわ寄せがくる。
人財は利益を生む、人罪はコストセンターと呼ばれる。

要するに、人財も人罪も、結局は経営者次第。
経営者がしっかり対応していれば人財になるが、経営者がコストセンターとして対応していれば自然と人財→人罪に変化し、最終的に大きなフィードバックを受ける。

リスクをとるのだから、せめて経営者としては人財になる心構えで進めたい。そして、他のメンバーは、経営者がリスクをとっていることを理解したうえで、失敗を許容し、自ら財になる努力をし、財にならない地を見限り、財になる場所を求めるべきだ。

このあたりが経営者の心構えであり、かつ、他のメンバーの心構えなのだろう。

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