社員インタビュー第七弾は、経営管理部長としてバックオフィスを支える山田 亮さんです。
代表の中道さんと共に、誇れる会社づくりをしたいと思い、AGRI SMILEに参画した山田さん。
中堅企業から大企業における豊富な経営管理経験を持つ山田さんが、なぜベンチャー企業に行き着いたのか。社会に貢献する仕事がしたいという熱い想いを持つ人は、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです!
─まずは、自己紹介と経歴について教えてください。
2011年4月に新卒でコンサルティング会社に入社をし、製造業や運送業などを中心に経営管理領域のプロジェクトに多数従事しました。
その後、2014年に東証プライム上場企業の経営企画室に移り、予実管理やグループ会社管理などに加え、基幹システムの導入や内部統制制度の再設計などを行いました。
2016年よりグループ会社の経営管理部担当役員として、バックオフィス全ての領域をハンズオンで担当。その後、大手エンタメ企業の経営企画部長を担うなど、各社で経営企画領域または経営管理領域に携わってきました。
これらの経験を経て、2021年の春頃から業務委託という形でAGRI SMILEに関わり始め、2021年9月に正式入社したという経緯です。
──AGRI SMILE代表の中道と出会ってから、どんな経緯でオファーを受けたのでしょうか?
中道と出会ったのは、まだ彼が学生として就職活動をしていたときになります。以前私が在籍していた会社のインターンに彼が参加し、食事会で一緒になったのがきっかけです。
第一印象は、積極的かつ社交的で、志が高く、持っているエネルギーがすごく大きいなと感じました。
その後、彼が新卒入社をし、部署は違ったのですが、会社の同僚として働くことになりました。彼のように、高い志を掲げ、口に出す人はこれまでもたくさん見てきましたが、それを実現するために圧倒的な行動量を継続し、周囲の人を味方にしながら、一つ一つ実現し続けられる人は、今まで出会ったことがありませんでした。
中道が会社を辞め、 AGRI SMILEを設立したと聞いた時は、創業の記念品を送ったことを覚えています。今振り返ると、いつか一緒に働くことができたら面白いだろうな、と期待していた部分があったんだと思います。
その後も年に一回くらいLINEをしたり、会って話をしたり、という関係だったのですが、AGRI SMILEの事業展開がうまくいき、会社が拡大期に入りそう、というタイミングでオファーをいただきました。
AGRI SMILEの使命の大きさに惹かれ入社を決意
──オファーを快諾した理由について教えてください。
代表の中道が、社会に対して使命的動機を持って経営をしているのが大きな理由です。
中道は「技術革新によって農業界を良くする」という強い使命を持って経営をしています。
私は自分が働く会社は、長期的にクライアントやパートナーに高い価値提供をできる会社でありたいと思っていますし、それを実現する社員にとっては魅力的な会社であり続けたいと思っています。
365日24時間、正解がないこのテーマに向き合う社長業を全うするには、相応の目的・使命(=エネルギー)がなければ成り立たないと思うのですが、彼が掲げる使命の大きさがそれを可能にするのではないかと期待をしました。
また、中道はこの使命のために、最大限の努力を惜しまない人物です。
その結果として、多くの人を惹きつけ、周りに集まっているのは魅力的で優秀な人ばかりでした。この優秀なチームで一緒に働くことができたら楽しいだろうという予感も、入社の後押しになりました。
さらに、オファーを受けた頃は、私自身が今後のキャリアについて揺れ動いていた時期でもありました。
それまで在籍していた会社は、すでに築き上げてきた事業で大きな利益をあげている会社ばかりでしたので、意思決定に近いポジションにいながらも、創業者や経営者と必ずしも同じ方向や水準で仕事をできていないなと……。
そんな考えから、まだ成功していないフェーズで、自分の貢献が事業成長に直結するような会社が自分には適しているのではないか、という想いが膨らんでいました。
当時は中道の他に社員が2名という状況で、管理の仕組みは文字通り何もありませんでした。全て自分の責任で管理部を作っていかなければいけないというチャレンジングな環境と、今までの経験を総動員すればなんとかなるのではという自信で、オファーを受けることを決めました。
事業と共に歩む“経営管理”とは
──経営管理部として具体的にどんな業務をされていますか?
経営管理部では、経理、法務、情シス、人事、総務といったコーポレート全般の業務を担当しています。
限られたリソースを無駄にしないよう、各事業責任者との連携を密にとりながら、事業進捗に即して次に必要になる機能を整えています。
整備する業務領域が決まれば、まずは自身で制度の構築・運用を行い、規模が大きくなったところで新たなメンバーを採用し引き継いでいく、ということを繰り返しています。
──AGRI SMILEにはどんなメンバーが多いですか?
まだまだ少人数ということもあり、AGRI SMILEでは、他の部門の仕事も率先して手伝おうとするマインドを持った人が多いと思います。
私自身も産直プライムを立ち上げるときに責任者として携わっていましたし、ONLINE CONFの売上が急拡大した時は、事業部の代わりに経営管理部が出張して学会の現地対応をしたこともあります。
事業を通してお客様に価値提供をできなければ会社は成り立ちません。価値提供の現場が何よりも大事だということを、現場と距離が遠くなりがちな経営管理部だからこそ忘れずにしたいと思っています。
現在もリモートワークを継続 !半年に一回開催する「オフサイトミーティング」の内容は?
──他部門の仕事も助け合って行っているとのことでしたが、コミュニケーションが大切になってきますよね。リモートワークで不便を感じることはありませんか?
当社では研究開発部以外のメンバーは原則、リモートワークをしています。私も含め各地域に住んでいる社員も少なくないですが、今のところ不便に感じることはありません。コミュニケーションに期待されることを、webツールを通してできることと、リアルでしかできないことを整理した上で、業務を設計することを心掛けているからだと思います。
例えば、役職者は全員、月に一回は顔を合わせて会議と食事会をしていますし、年に二回は全社員が一同に会する場『オフサイトミーティング』を設けています。
こうしたリアルな場では、お互いがどんなことをしているか、それに対してどんな協力ができるかといった発想をしやすいコンテンツを準備し、アンオフィシャルなネットワークの形成や、普段とは違うアイディアの着想が起きやすいように意識しています。
また、仕事や社員からの相談事などで現地に行く必要があったら、福岡、北海道であろうと、速やかに駆けつけるというのも大事にしています。
──全社員が集まる『オフサイトミーティング』というのは、具体的にどんなことをするのでしょうか?
お取引のあるJAさんを訪問して、生産現場の現状を教えていただいたり、代表的な畑に行って収穫の様子を見せていただいたりします。
特にバックオフィスやエンジニアとして働くメンバーは、AGRI SMILEの経営理念に共感をして入社をした方が多くいますが、業務を通じて現場に足を運べる機会は多くありません。そうしたメンバーに、自分たちのサービスやプロダクトが現場でどう活用され、どのような感謝あるいは期待をされているのかを体感できる場は、とても重要だと考えています。
さまざまな領域の専門性を有した社員が全員で農業の現場を訪問することによって、自然と「テクノロジーによって、産地とともに農業の未来をつくる」ための意見交換がなされているのではないかと思います。
(先日オフサイトミーティングで訪問したJA様)
AGRI SMILEが描く壮大な夢の実現を支えたい
──今後の展望について教えてください。
経営管理部としては、AGRI SMILEが目指す“農業の未来”の実現に向けて、さまざまな事業展開を支えていく体制作りを進めています。
IPOを通じてパブリックカンパニーとしての経営管理体制を構築するのはもちろんのこと、M&Aや海外展開を通じた成長には強い管理部が不可欠だと考えてますので、高い専門性を有したプロフェッショナルな集団にしていきます。
また、私個人としては、「好きだと思い、誇りを持て、働きやすく、高い報酬を得られる会社」をつくりたいと思って、AGRI SMILEに入社をしました。経営管理部の一人目だからできることがあると信じ、よりよい会社づくりに貢献していきたいです。
──AGRI SMILEにはどんな人が合っていると思いますか?
AGRI SMILEで働く目的を多層的に持てる人が良いと思います。例えば管理部であれば「IPOの経験をして成長したい」という理由だけでは、当社で大きな成果を出すことは難しいと思いますし、他社でも十分にその目的を叶えられると思います。
金銭的報酬、昇進・昇格・名誉、経験・成長、他者との信頼・感謝、社会への貢献、次世代への引き継ぎ。こういった複数の異なる階層の目的を、AGRI SMILEで働くことで多層的に満たすことができる人が合っていると思います。
そんな風に、強くて熱いエネルギーを持った人がAGRI SMILEには多いです。
──山田さん、素敵なお話をありがとうございました!
また、読者の方も最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。
AGRI SMILEにご興味をお持ち頂けた際は、エントリーを心よりお待ちしております。