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「農的な暮らし」の実現を目指して。大好きな「シェア畑」と共に成長してきた。ーーアグリメディア社員インタビュー

サポート付き貸し農園「シェア畑」や、農業求人サービス「あぐりナビ」など、様々な農業ビジネスを展開するアグリメディアの社員インタビュー。

今回は、農地活用事業本部長の長瀬優佳さんにお話をお伺いしました。 長瀬さんは2015年にWeb系企業からアグリメディアに転職、2021年に30代でマネージャーへ、そして2022年に本部長へ就任されています。

「この家には後継者がいない」幼い頃の原体験がきっかけに

ーー現在はどのような業務を担当されていますか?

現在は、サポート付き貸し農園「シェア畑」を中心に事業を展開している農地活用事業本部の統括をしています。

全5部署の各部長とコミュニケーションを取りながら各部の進捗状況の把握や管理をしたり、本部全体の方針を考えたりしています。

ーー最初に農業分野に興味を持ったきっかけは何でしたか?

祖母が農業をしていたので、幼い頃から農業は身近な存在だったんです。夏休みになると祖母の畑へよく遊びに行っていました。キュウリをもぎ取ってその場で食べたり、耕運機に乗せてもらったり、昔から農業に触れ合う機会が多くありました。

ただ、私の父親は農業とは全く違う仕事をしていたので「この家には後継者がいない」と幼いながらに感じていて。

「同じように後継者がいない農家さんってたくさんいるんじゃないか」ということは大人になってからもずっと思っていました。

ーーアグリメディアにはどのような経緯で転職することになったのでしょうか?

学生時代からNGOや国際協力に興味があり、前職の会社を選んだのも、その会社がECでフェアトレードやサスティナブルな商品を扱っていたことがきっかけでした。ただ、働くうちに、国際協力やコミュニティ作り、また農業分野に関わりたい気持ちが募り、転職活動を行いました。

アグリメディアを知ったのは「シェア畑」がきっかけです。耕作放棄地を貸し農園にするだけでなく、仕事をリタイアした方が菜園アドバイザーとして活躍されているのを見て、そういった形で雇用を生み出すことに興味を惹かれました。

国際協力やコミュニティ作り、農業分野に関わりたいという軸で転職活動をしていたのですが、今後の成長の幅が大きく自由に動けそうな会社だと感じたことが決め手となり、入社を決めました。

マネージャー就任から1年で本部長へ。走り続けてきたからこそ、一度立ち止まって見えたこと。

ーー2022年から本部長に就任されていかがですか?

意思決定のスピード感と優先順位が大事だと日々感じています。本部長になって、自分の影響範囲が大きくなったことに怖さを感じることもありますね。

一つひとつの決断にじっくり時間をかけることもできないし、時間をかけたからといって正しい判断ができるとは限らないんですよね。判断の繰り返しで、「やりたいけどできない、今じゃない」というもどかしさを感じる場面も多々あります。

そんな中、フィードバックをくれるメンバーが近くにいることはありがたいですね。仲間に支えられている安心感や、立場にかかわらずきちんと意見を言ってくれることがとても嬉しいです。

ーー現場へ足を運ぶことの大切さも、改めて感じられているそうですね。

農園の利用者さんや菜園アドバイザー、近隣住民の方々の声をダイレクトに聞くことができる現場はとても貴重だと感じています。

近くで喜んだ顔を見ることができるのは現場ならではのやりがいですし、実際に「シェア畑ができて人が集まるようになって、地域が活性化した」という声を聞くと、サービスの意義もより実感しますね。

スタッフから日々共有はしてもらっていますが、自分の目できちんと見ることの大切さは現場を離れてからより感じています。

私自身、本部長に就任してからも農園の利用者さんや菜園アドバイザー、社員の近くにいたいと常々思っていて。だからこそ、現場に足を運ぶ時間をどのように割いていくかが最近の課題でもあります。

ーー本部長になって、社外のゼミにも参加するようになられたそうですね。どのような経緯があったのでしょうか?

部長になって1年で本部長になったので、これまでずっと全速力で走ってきた感覚でした。じっくりと物事を考える時間が取れず「このままではだめだ!」と思い、ある会社の代表が開いていた「教養ゼミ」に参加するようになりました。

ここでは、歴史、文化、マイノリティといったようなビジネスをするうえでの基礎となるような考え方について改めて学んでいます。

仕事となると、やろうと思えばいつまでもできてしまうので、あえて社外に居場所を作ったのは良かったと思います。結果的に、仕事をするうえでの考え方にも良い変化が生まれているように感じています。

ーー具体的に、どんな変化があったのでしょうか?

周りにいる人たちの意見や立場を尊重しようと、より意識するようになりました。お互いが持っているものや考え方は、それぞれに経験してきたことや価値観、立場のうえで出来上がっているものだと思っていて。

だからこそ、自分の中の正しさを他人に押し付けない、相手の考えの根底には何があるのかを複数の軸で考える、といったことを日々意識しています。マネジメントをしていくうえでも、大切にしている考え方のひとつです。

「農業がそばにある暮らし」を提供したい

ーー今後の展望について教えてください。

「農業を文化に」をミッションに掲げ、「農業がある暮らし」を提供できる会社になりたいと思っています。やりたいと思ったときに誰でもすぐ手に取れるような、農業がいつもそばにあるような暮らしを作って、社会に発信していきたいです。

あとは、小さな子どもたちにも農業に触れ合う機会をもっと提供していきたいです。私自身も子どもの頃の体験から今の仕事に繋がっているので、やっぱり幼い頃の原体験はとても大事だと思っていて。子どもたちが野菜を作ったり、土や虫と触れ合ったりする場をどんどん提供していくことで、「農的なライフスタイル」を実現できる社会にしていきたいです。

そのためにも「シェア畑」は今後も拡大していきたいと思っていますし、新規事業の「畑住処」など他の事業もさらに展開していきたいと考えています。

ーー最後に、読者の方へメッセージをお願いします!

「シェア畑」は、いいサービスだと自信を持って言えると思っています。私も「シェア畑」が本当に大好きで!ただ一方で、まだ足りない部分や改善しなければならない部分もたくさんあるような状況です。

「シェア畑」をもっと自信を持って広げていけるような、たくさんの人に愛されるようなサービスにこれからもアップデートし続けていきたいと思っています。

農業界を盛り上げていきたい!我こそは!と思っている方に力を貸してほしいです。一緒にこれからの農業界を作っていけたら嬉しいです!

ーーありがとうございました!

株式会社アグリメディアでは一緒に働く仲間を募集しています

シェア畑の管理運営
サポート付き貸し農園シェア畑の運営担当者
私たちは2011年に創業後、生活者向けのサポート付き貸し農園「シェア畑」や、農業特化の人材サービス「あぐりナビ」のほか、道の駅を運営する流通事業や、企業、自治体向けの経営支援事業など、農業ビジネスを多角展開しています。 国内最大規模に成長している各事業を通じて、着実に農業界での存在感を高めてきました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ▍農地活用事業 年々増え続ける"使われていない農地" それらを有効活用するため、自社で新たな価値を付加して提供するサービスや、農地の維持管理事業、マッチングなどを行っています。 👉サポート付き貸し農園『シェア畑』:https://www.sharebatake.com/ 日本各地で急増する"耕作放棄地" "遊休農地"をリメイクし、都市住民が手ぶらで利用できるサポート付き市民農園『シェア畑』を展開しています。 現在までに125カ所以上を展開し、6万人以上の方が利用しています。 その他にも以下の事業を展開しています。 👉郊外の複合型農園サービス『アグリパーク』『里山シェア』:https://agripark.jp/ 👉農地・遊休地の維持管理サービス『農地まもる君』:https://kusakarikun.com/ 👉農業関連施設の企画・運営事業:https://tochikatsu-hatake.com/ ▍農業HR事業 農業就業人口は年々減少を続け、農家や自治体は人材確保に苦しんでいます。 担い手不足に悩む農家・農業法人や自治体と、農を志す人をマッチングし、“農業を人生の選択肢に”する支援をしています。 👉農業特化型求人サービス『あぐりナビ』:https://www.agri-navi.com/ 農業専門の求人サイト「あぐりナビ」の運営のほか、人材紹介業など、農業の人材に関わるサービスを提供しています。 「あぐりナビ」は、日本最大級の農業専門求人サイドとなっており、登録者数は12万人を超えています。 ▍流通事業 農業者の所得向上と、消費者に新鮮で美味しい農産物を届けることが両立する流通事業を手掛けています。 👉農産物直売所『道の駅・清川』:https://michinoeki-kiyokawa.jp/ 神奈川県唯一の村「清川村」にある道の駅を、2018年4月から当社が運営しています。 それまで午前中で売り切れていた農産物直売所の野菜を、より多くの来場者に買ってもらえるよう、周辺の農家に声をかけて、量・種類共に大幅にアップさせました。 ▍経営支援事業 農業ビジネスを展開しているため、全国の自治体、企業から農業分野に関するさまざまな相談が寄せられています。 👉埼玉県吉川市:農業パーク構想 https://agrimedia.jp/news/7630/ 埼玉県吉川市が進める農業を軸とした一大エリア整備プロジェクトにコンサルタントとして参画しています。 👉教育機関と連携した“農教育プロジェクト” ・筑波大付属小学校 https://agrimedia.jp/news/7253/ ・東京ウエストインターナショナルスクール https://agrimedia.jp/news/261/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 上記の4事業ドメインに加えて、今後MISSION、VISIONの実現に向けて、新たな事業を創出していきます。
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私たちは2011年に創業後、生活者向けのサポート付き貸し農園「シェア畑」や、農業特化の人材サービス「あぐりナビ」のほか、道の駅を運営する流通事業や、企業、自治体向けの経営支援事業など、農業ビジネスを多角展開しています。 国内最大規模に成長している各事業を通じて、着実に農業界での存在感を高めてきました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ▍農地活用事業 年々増え続ける"使われていない農地" それらを有効活用するため、自社で新たな価値を付加して提供するサービスや、農地の維持管理事業、マッチングなどを行っています。 👉サポート付き貸し農園『シェア畑』:https://www.sharebatake.com/ 日本各地で急増する"耕作放棄地" "遊休農地"をリメイクし、都市住民が手ぶらで利用できるサポート付き市民農園『シェア畑』を展開しています。 現在までに125カ所以上を展開し、6万人以上の方が利用しています。 その他にも以下の事業を展開しています。 👉郊外の複合型農園サービス『アグリパーク』『里山シェア』:https://agripark.jp/ 👉農地・遊休地の維持管理サービス『農地まもる君』:https://kusakarikun.com/ 👉農業関連施設の企画・運営事業:https://tochikatsu-hatake.com/ ▍農業HR事業 農業就業人口は年々減少を続け、農家や自治体は人材確保に苦しんでいます。 担い手不足に悩む農家・農業法人や自治体と、農を志す人をマッチングし、“農業を人生の選択肢に”する支援をしています。 👉農業特化型求人サービス『あぐりナビ』:https://www.agri-navi.com/ 農業専門の求人サイト「あぐりナビ」の運営のほか、人材紹介業など、農業の人材に関わるサービスを提供しています。 「あぐりナビ」は、日本最大級の農業専門求人サイドとなっており、登録者数は12万人を超えています。 ▍流通事業 農業者の所得向上と、消費者に新鮮で美味しい農産物を届けることが両立する流通事業を手掛けています。 👉農産物直売所『道の駅・清川』:https://michinoeki-kiyokawa.jp/ 神奈川県唯一の村「清川村」にある道の駅を、2018年4月から当社が運営しています。 それまで午前中で売り切れていた農産物直売所の野菜を、より多くの来場者に買ってもらえるよう、周辺の農家に声をかけて、量・種類共に大幅にアップさせました。 ▍経営支援事業 農業ビジネスを展開しているため、全国の自治体、企業から農業分野に関するさまざまな相談が寄せられています。 👉埼玉県吉川市:農業パーク構想 https://agrimedia.jp/news/7630/ 埼玉県吉川市が進める農業を軸とした一大エリア整備プロジェクトにコンサルタントとして参画しています。 👉教育機関と連携した“農教育プロジェクト” ・筑波大付属小学校 https://agrimedia.jp/news/7253/ ・東京ウエストインターナショナルスクール https://agrimedia.jp/news/261/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 上記の4事業ドメインに加えて、今後MISSION、VISIONの実現に向けて、新たな事業を創出していきます。
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編集・取材:みえだ舞子
執筆:momoka

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