本記事では、アクトビ代表の藤原、そしてCTOである石村に、アクトビが目指すビジョンや求める人物像、そして具体的な選考フローについて、話を聞きました。
目次
【インタビュイー紹介】
「作る」から「価値を生む」へ。職域を再定義する採用へのシフト
── まずは、アクトビが現在どのようなフェーズにあり、なぜ今採用を強化されているのか教えてください。
── 案件のご相談が多いとのことですが、すべての要望に対応していく方針なのでしょうか?
── その土壌において、即戦力の経験者ではなく、あえて新卒や未経験層の採用に注力されている理由は?
“Purpose Driven Tech-Integrator”という在り方
── アクトビ独自のエンジニア・デザイナー像とは、具体的にどういった働き方を指すのでしょうか。
「スキルより、スタンス」。アクトビが採用で見ていること
── 選考において、具体的にどのような点を見ていますか?
──「一緒に動きたくなる人」というのが、アクトビのValue(行動指針)にある言葉だと聞きました。実際に活躍しているメンバーを見て、それを感じる瞬間はありますか?
スキルより、スタンスを見極める。選考フローについて
── アクトビの実際の選考フローを教えてください。
面接でよくある質問
Q|未経験ですが、応募していいですか?
Q|入社前に何を勉強しておけばいいですか?
Q|給与について教えてください。
覚悟を持った、挑戦者へ
【インタビュイー紹介】
藤原 良輔 / ACTBE Inc. 代表取締役社長 兼 CEO
1987年9月22日 大阪生まれ。自動車整備の専門学校を卒業後、メルセデス・ベンツ正規ディーラーにてメカニックとして勤務。退職後、個人でダイニングバーを開業。その後、プログラマを志し東京のSIer企業へ転職。iOS/Androidアプリ開発やIoTサービスの立ち上げを経験。コンサルティングベンチャー、フリーランスエンジニアを経て、2018年2月 ACTBE Inc. を設立。
石村 真一 / ACTBE Inc. 取締役 CTO 兼 副社長
1987年8月9日 兵庫県生まれ。新卒でシステム開発会社に入社し、7年でCTOポジションを経験。2017年にフリーランスエンジニアとして独立後、Webフロントエンドからバックエンド・インフラ・設計まで幅広く担当。2018年5月よりアクトビにフリーランスとして参画。2020年4月、取締役CTOとして正式入社。現在は技術戦略・品質担保・育成体制の構築に注力している。
「作る」から「価値を生む」へ。職域を再定義する採用へのシフト
── まずは、アクトビが現在どのようなフェーズにあり、なぜ今採用を強化されているのか教えてください。
藤原: アクトビは2025年にTOKYO PRO Marketへの上場を果たしました。会社としての基盤が固まった今、次のステップとして「エンジニア・デザイナー職域の再定義」を中期ビジョンとして掲げています。
エンジニア・デザイナー職域の再定義とは、エンジニアやデザイナーの仕事を「ものをつくること」だけに留めず、「つくれることを活かしてビジネス価値を創出すること」へと広げていくという宣言です。社会に対して本質的な価値を届け続けること、そしてそれを実現できる人材を育てていくこと。それ自体がアクトビのVision「すべての人が活躍できる場を定義する」に直接繋がっています。
アクトビは労働集約型のビジネスモデルを取っているため、事業の成長と提供価値の拡大には、共に走れる仲間の存在が不可欠です。ありがたいことに案件のご相談も非常に多くいただいており、この追い風を活かしながらビジョンを共に形にしていく仲間を強く求めています。
── 案件のご相談が多いとのことですが、すべての要望に対応していく方針なのでしょうか?
藤原: いえ、アクトビはお受けする案件に強くこだわっています。「アクトビだからこそ届けられる価値」がある案件にしっかりコミットできる組織を作りたいという思いがあるからです。そのためにも、現在の業務の属人化を解消し、人の成長の再現性を組織として作ることが今まさに急務になっています。組織全体で人が育っていく土壌、それを今まさに作ろうとしています。
── その土壌において、即戦力の経験者ではなく、あえて新卒や未経験層の採用に注力されている理由は?
石村: 過去には経験者採用も行っていました。ただ、アクトビが提供しようとしている価値と、一般的な開発現場で求められる役割の間には、決定的なレイヤーの違いがあることが分かってきたんです。
経験豊富なエンジニアの多くは、与えられた要件に対して高品質なシステムを作るプロフェッショナルです。それ自体はもちろん素晴らしい。ただ、アクトビが目指しているのは事業課題の解決であり、システムの完成はその手段にすぎません。そのため、アクトビ独自の働き方には、これまでのキャリアで培われた「エンジニアとはこうあるべき」という枠組みがない未経験層の方がなじみやすいと考えています。
藤原: そうですね。真っ新な状態で入っていただき、目的から逆算して考えることを、最初から当たり前のこととして吸収してもらう方が、結果として成長の再現性を高く作れると判断しました。
“Purpose Driven Tech-Integrator”という在り方
── アクトビ独自のエンジニア・デザイナー像とは、具体的にどういった働き方を指すのでしょうか。
藤原: 一言で言えば、『Purpose Driven Tech-Integrator(目的駆動型のテクノロジー専門家)』です。
企業のDX推進においては、素晴らしいシステムを作っただけでは解決しない課題が山ほどあります。「新しいシステムを導入すると業務フローが変わるから嫌だ」という現場担当者の抵抗感、部署間での意見の食い違い。こうした組織特有の壁にぶつかることが常にあります。
日本のDX現場には構造的な課題があって、事業戦略を設計する側と、システムをつくる側が分断されているために、完成したシステムが使われない・現場に定着しないという損失が繰り返されています。実際、国内のソフトウェアプロジェクトの過半数が当初の目的を達成できていないというデータもあります。
アクトビはその根本の原因に向き合うため、戦略の立案や設計から実際の開発や運用まで、をエンジニア・デザイナーが行ないます。
コンサルティングから開発、現場定着の支援までを一気通貫で担うことで、担当者を一緒に巻き込み、システムが実際に「使われる状態」になるまで伴走する。それが、目的を起点にやるべきことを行うアクトビの価値であり、Purpose Driven Tech-Integratorという在り方だと考えています。
石村: こうして成長したメンバーには、入社から3〜5年経った頃には、自己成長というベクトルから脱却して、クライアントや社会、あるいは後輩の育成など「外部への貢献」にモチベーションのベクトルが向いているプロフェッショナルになっていてほしいと思っています。それが会社としての提供価値を担保し、クライアントの課題解決や事業成長に貢献し続けることに繋がります。
「スキルより、スタンス」。アクトビが採用で見ていること
── 選考において、具体的にどのような点を見ていますか?
藤原: 一番最初に見ているのは、レジリエンス(回復力)があるかどうかです。未経験の方は最初は失敗が続くこともある。その時に深く落ち込みすぎて歩みを止めてしまうのではなく、すぐに立ち直り、次への試行回数を増やしていけるタフさがまず必要です。
石村: その立ち直るスピードを最大化させるためにも、コミュニケーション能力は欠かせない要素だと思っています。一人で抱え込んで悩んでいると、どうしても復帰に時間がかかる。自分の状況を相手が理解しやすいように翻訳して伝えられれば、周囲からのサポートも得やすくなります。殻に閉じこもらない姿勢は非常に重要ですね。
藤原: あとは、アクトビという環境で働くことへの強い納得感も重視しています。成長の過程では、自分の考えとは違うフィードバックを受ける場面が必ず出てきます。その時に逃げてしまうのではなく、「自分が選んだ環境でのアドバイスだから、まずは受け入れてやってみよう」と踏みとどまれるかどうか。そのブレーキ役になるのが、アクトビのビジョンやカルチャーへの納得感なんです。壁にぶつかった時に前を向く理由は、絶対に必要になりますから。
石村: そういったフィードバックを正しく受け止めるための土台として、情報を整理する力があるとより素晴らしいと感じます。高度な学力という意味ではなく、業務上の指示やアドバイスの文脈を論理的に咀嚼できるか、という点です。このベースがあると、成長スピードがぐっと上がりますね。
──「一緒に動きたくなる人」というのが、アクトビのValue(行動指針)にある言葉だと聞きました。実際に活躍しているメンバーを見て、それを感じる瞬間はありますか?
石村: 自社と別ベンダーが混在するプロジェクトで、他社の担当領域に課題が起きた時のことです。多くの場合、自分の作業範囲外として静観しがちです。ですが、アクトビのメンバーは「プロジェクトを完遂させ、顧客の事業成長に貢献する」という目的のために自ら調整に入り、全体をあるべき方向へリードしながら進行させていきました。そうした姿勢がシニアからジュニア層にまで当たり前の文化として根付いているのを見た時は、まさにこういうことだと感じましたね。
藤原: 社内でも同じですね。誰かの案件が炎上した時に、自分の担当プロジェクトとは直接関係がなくても、「何かできることはないか」と主体的に動けるメンバーが多い。1人があげられる成果には限界がありますが、チームであげられる成果には上限がない。目的のためにチームで一緒に動ける人が集まっているからこそ、アクトビ全体の提供価値の高さに繋がっていると思っています。そういう人と一緒に働きたいですし、そういう人を増やしていきたいですね。
スキルより、スタンスを見極める。選考フローについて
── アクトビの実際の選考フローを教えてください。
①カジュアル面談(会社説明)
②書類選考
③一次面接
④二次面接
⑤最終面接
藤原: 最初のステップは私とのカジュアル面談です。ここは相互理解を深める時間であり、こちらから一方的に評価する場ではありません。アクトビのカルチャーをありのままにお伝えし、入社後のギャップをなくすことを目的としています。
石村: カジュアル面談を経て、本格的に選考を希望される方には書類選考へ進んでいただきます。その後、私やCHROの吉川、各Unitマネージャーが面接を担当します。スキルの有無よりも、アクトビのカルチャーの中で一緒に頑張っていけるスタンスをお持ちかどうかを、対話を通じてじっくりすり合わせさせていただきます。
藤原: 最終面接では、これまでのすり合わせを踏まえ、本当にアクトビで覚悟を持ってやっていけるかという、最終的な意思確認を行います。
面接でよくある質問
Q|未経験ですが、応募していいですか?
もちろんです。アクトビでは現在のスキルや経験の有無よりも、目的から考えようとするスタンスと、アクトビのカルチャーを吸収できるポテンシャルを高く評価しています。「ここで成長するんだ」という覚悟を持って、自ら決断してエントリーしていただける方をお待ちしています。
Q|入社前に何を勉強しておけばいいですか?
ご自身が目指す領域の周辺知識に触れておくことをお勧めします。例えばフロントエンド志望であればバックエンドのAPI開発にも触れてみるなど、領域を限定せず全体像を理解しようとする姿勢が、入社後に大きく活きます。
Q|給与について教えてください。
未経験スタートの場合、最初の給与は他社と同水準です。ただしアクトビが目指す職域の再定義は、エンジニア・デザイナーとしての提供価値そのものを高めることです。価値が高まれば、社員への還元も大きくなります。本質的な課題解決に泥臭く向き合い、プロフェッショナルとして成長し続けることができれば、将来的に目指せる年収レンジは一般的な開発会社よりも圧倒的に高くなります。
覚悟を持った、挑戦者へ
藤原: エンジニアやデザイナーを目指す方は理系が多いと思われがちですが、アクトビが求めているスタンスを持っているのは理系に限りません。実際に活躍しているメンバーでは、文系出身も多く居ます。ちなみに私も高学歴ではありませんし、石村も音楽の専門学校出身です。(笑)
「文系だから」「IT経験がないから」と初めから決めつけず、アクトビのビジョンに共感できるなら、ぜひ挑戦してほしいと思います。
石村: アクトビの環境は、決して楽ではありません。成長に向き合う分、しんどい場面もあると思います。しかし、過去の経験に関わらず、逃げずに課題解決に取り組み、チームや社会のために行動できる方であれば、私たちは全力でその人の成長と向き合う覚悟を持っています。
藤原: ただの作業者で終わるつもりがない方。ビジネスの最前線で戦えるプロフェッショナルになりたい方。そんな方からのエントリーを、心よりお待ちしています。