AIは「調べ方」まで考えるようになった。でも、それってどう作るの?〜AzureでAgentic RAGを簡単に構築してみた話〜
最近、AIを使った検索(RAG)が増えてきました。
ただ実際に使ってみると、少し複雑な質問になると、うまく答えられないという場面も多くあります。
従来のRAGの課題
これまでのRAGはシンプルです。
- 質問を受ける
- 1回検索する
- 回答する
ただこの方法だと、
- 情報が足りない
- 比較や分析が弱い
といった問題が出てきます。
新しい考え方:Agentic RAG
そこで登場したのがAgentic RAG(Agentic Retrieval)です。
これは、AIが「どう調べるか」まで考える仕組みです。
例えば、「A社とB社を比較して」と聞くと、AIが自動で
- A社を調べる
- B社を調べる
- 必要なら追加で検索
- 最後にまとめる
調査プロセスそのものを実行してくれます。
でも実装は大変では?
このような仕組みは、普通に作ろうとすると
- 複数回検索の制御
- クエリ分解
- 状態管理
などを自前で作る必要があり、かなり大変です。
Azureならここが簡単になる
今回の記事で検証したのがAzure AI SearchのAgentic Retrievalです。
これを使うと、複雑な検索フローを自分で作らなくてもよくなります。
つまり、
- クエリ分解
- 複数検索
- 結果の統合
といった処理をサービス側がいい感じにやってくれます。
今回やったこと
実際に、
- Azure AI Search
- Agentic Retrieval
を使って、Agentic RAG構成をシンプルに構築しました。
その結果、少ない実装で高度な検索が実現できることが確認できました。
何がうれしいの?
① 複雑な質問に強くなる
AIが調査プロセスを持つことで、より正確な回答ができる
② 実装がシンプル
本来大変な処理を、Azureが肩代わりしてくれる
③ すぐ試せる
ゼロから作らなくていいので、「まずやってみる」ができる
まとめ
AI検索は今、検索して答える、から考えて調べるへ進化しています。
そして今回重要なのは、その仕組みを簡単に作れるようになったことです。
Acroquestでは、
- 新しい技術を試す
- 実際に使えるか検証する
- 実務でどう活かすか考える
といった取り組みを行っています。
もし
- AIに興味がある
- 難しそうだけど触ってみたい
- 実務で使える技術を学びたい
そんな方がいれば、ぜひ一度お話しましょう。
具体的な実装コードなど詳しくは当社技術ブログに記載しておりますので、詳細を知りたい場合はこちらをご覧ください。
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