最近、AI を使った仕組みを業務で使いたい、という声が増えてきていますよね。
ただ、AI に全て任せるだけではなく 人の判断が必要な部分もあるケースはとても多いです。
たとえば、AI が文章を生成して → 人がチェックしてから進めたい場面など。このような処理は、普通のサーバーレスでは実装しづらいところがありました。
そこで私たちは、AWS が2025年にリリースした Lambda Durable Functions という新しい仕組みを使って、「AIの処理+人が判断するまで待つ」ワークフローをサーバレスで実現しました。
そもそも課題だったこと
通常の AWS Lambda は、処理が実行されてから 最長15分 でタイムアウトしてしまいます。そのため、AI が出した結果を数時間〜数日待つような処理(人の承認待ちなど)が必要な場合は、別の方法で状態管理やワークフロー設計が必要でした。
Lambda Durable Functions でできること
今回使った Lambda Durable Functions は、次のような特徴があります:
- ワークフロー全体を 最大1年間まで継続して扱える
- 人の判断を待つ間は課金が発生しない仕組み がある
- 複数のステップを 一つのコードで書ける(状態管理不要)
この仕組みなら、「AIで文章を生成 → 人がチェック → OKなら保存/NGなら再生成」
といった 人とAIが協調するフロー を、わりと簡単にコードだけで実装できます。
今回作ったもの
私たちのケースでは、次のような流れを組みました
- AI が文章(ドラフト)を生成
- 生成された内容を 人がレビューして承認/差し戻し判断
- OK → 次の処理へ、NG → AI に修正を依頼
これによって、「AIのアウトプットに人が関与する」実務ワークフローを、状態管理や複雑な仕組みを用意せずに作ることができました。
これってどんな人に役立つ?
- AI を単体で使うだけじゃなく、 人の判断が絡む仕組み を作りたい人
- AWS Lambda を使いながら 低コストで長時間処理を扱いたい人
- ワークフローを コードだけで管理したい人
このような課題を持つプロジェクトでは、今回の仕組みはとても役立つ選択肢になります。
まとめ
今回の取り組みは、AI × 人 の協調ワークフロー を、最新のサーバレス技術で実現したチャレンジです単に技術を動かすだけではなく、実務で使える形に落とし込んだ点がポイントになります。
「こういう仕組みを作ってみたい」「現場の判断が必要なAI活用を考えている」といった方は、ぜひ気軽に話を聞きに来てください!
具体的な実装コードなど詳しくは当社技術ブログに記載しておりますので、詳細を知りたい場合はこちらをご覧ください。
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