こんにちは、aciassの東です。
考え事をしている時、人はなぜか椅子を回します。
- 仕様を考えている時
- 文章を書いている時
- 返事に困っている時
- 「うーん…」となっている時
気づくと、椅子が少し回っている。
この文章を考えている今も椅子は回っています。
この椅子の回転に使われるエネルギーってどれくらいなんだろう、集約したら何ができるんだろう。
今日はそんな突飛な疑問について真面目に考えてみたいと思います。
まず、人はどれくらい回っているのか
一般的なオフィスチェア。
座った状態で、
- 半回転
- 1回転
- 左右にゆらゆら
を繰り返します。
ここではかなり控えめに、 1分あたり0.5回転 とします。
つまり2分で1回転。
かなりリアルだと思います。
人体の回転エネルギー
では、椅子回転でどれくらいエネルギーが発生しているのか。
人間+椅子: 約80kg。
回転半径: 0.3m。
かなり雑ですが、1回転あたりの運動エネルギーを 約10J とします。
10J。LED電球を約1秒点灯できるくらいのエネルギーです。
思ったより小さいですね。
ただここで重要なのは、これは脳が消費しているカロリーとは別に発生しているエネルギーだということです。
つまり
- 考え込む
- 悩む
- 整理する
といった思考活動の結果として、副次的に発生している運動エネルギーです。
ここではこの運動エネルギーを「思考アイドリングエネルギー」と定義していきます。
1日の回転量
考え事をしている時間。
仕事・勉強含めて1日4時間とします。
1分0.5回転なので
0.5 × 60 × 4 = 120回転。
つまり
120 × 10J = 1200J/日
となります。
まず、1200Jはどれくらいなのか
1日椅子で回転して発生する思考アイドリングエネルギーは約1200Jでした。
これは、
- ドライヤー約1秒
- 電子レンジ約2秒
- LED電球数分
程度です。
これでもまだ小さい。
ですが、ここまでくれば
「人類は思考しながらほんの少しだけ発電している」
と言ってもいいのではないでしょうか。
人間は持ち上がるのか
ここで次の疑問です。
1200Jで人間を浮かせられるのか。
体重60kgの人間を1m持ち上げるのに必要なエネルギーは、約600J。
つまり理論上、1日分の”思考アイドリングエネルギー”で、人間を2mほど持ち上げられる計算になります。
かなり希望が見えてきました。
では、人類全体ならどうか
ここで対象を世界へ広げます。
考え事をしながら椅子を回している人類。
かなり多い。
- オフィスワーカー
- 学生
- エンジニア
- デザイナー
- 研究者
- 「返信どうしよう…」で回ってる人
などを含めると、世界で約5億人くらいはいる気がします。
かなり適当ですが、今回はこれで進めます。
人類全体の回転エネルギー
さきほど計算した通り、1人あたり 約1200J/日 の”思考アイドリングエネルギー”を発生させています。
すると
1200J × 5億人 = 6兆J
となります。
かなり文明っぽい数字になってきました。
6兆Jとはどれくらいか
これはとても大きなエネルギーです。
どれくらいかというと、理論上はボーイング 737-800クラスの旅客機で、成田からロサンゼルスくらいまで飛べるレベルらしいです。
人類、思ったよりエネルギッシュ。
ただし問題がある
当然ですが、思考アイドリングエネルギーは回収されていません。
現在は
- ベアリング摩擦
- カーペット
- 微妙な酔い
へ変換されています。
つまり人類は、思考によって発生したエネルギーを、毎日かなり無駄に放出しているとも言えます。
もし世界中のオフィスチェアへ発電機構を組み込めば、巨大なエネルギー源になる可能性もあります。
ただ、発電効率とか発電機構の導入コストとか考えると非現実的なのがわかってつまらなくなるのでこのあたりでやめます。
最後に
椅子の回転エネルギーだけで空を飛ぶのは、かなり厳しそうです。
ただ人類全体で見ると、「考える」という行為だけで毎日かなりの”思考アイドリングエネルギー”が発生していることはわかりました。
あと、会議中ずっと回っている人を見たときに
「あの人、今かなり飛ぼうとしてるな」
と思えるようになりました。
次回は貧乏ゆすりで地震の発生タイミングをコントロールする仮説を立てたいと思います。