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A1Aが提供する世界観とユーザー様への価値

A1Aが解決する課題

モノづくりにとって「仕入れ」は非常に重要な業務

私たちは、製造業の調達・購買部門向けのSaaSを開発しているスタートアップです。 いわゆる、Vertical(業界特化型) SaaSを提供しております。製造業も購買部門も、なんともよくわからない領域、そんなふうに思われる方も多いかもしれません。

ITを中心とする「物を持たない」業界においては、「購買」という世界がなにか異質なものに感じられることでしょう。 一方で、モノづくりの業界では、「最適なものを、最適なタイミングで、最適な価格で、永続的に仕入れてくること」が非常に重要な業務です。

最適な価格が分からないという課題

その中で、私たちが解決していくのは「最適な価格がわからない」という課題です。 前述の通り、ものづくりを行う企業にとって「仕入れ」は非常に重要な業務です。業態によって異なる部分もありますが、ざっくりと原価は売上の50%前後を占めています。 例えば、売上1,000億円の会社では、原価はおよそ500億円にも上ります。いかに「原価」のインパクトが大きいか、お分かり頂けるのではないでしょうか。

加えて、この「原価」は会社に残る「利益」とトレードオフの関係です。 原価の低減が、そのままダイレクトに「利益」に跳ね返ります1%の原価低減で5億円、2%の原価低減で10億円の利益を創出することができるのです。例えば、 私たち消費者がコンビニで「1%引き」と訴求されても、そこに大きなメリットは感じにくいでしょう。 一方で、企業にとって1%の原価低減は圧倒的に大きい。 我々は、この「原価」の部分にコミットをしていきます。

解決策の提供

原価は複雑かつ複数の変数により決定している

では、どう解決していくか。 我々はデータを活用して、この「原価」の部分に解決策を提供していきます。 例えば車は30,000点の部品で構成されています。

(※注 https://www.depaula.com/choosing-the-right-car-parts-for-your-car-and-why-it-matters/ より引用)

この部品一つ一つの「最適価格」を見ていこうとすると、「これまでの購入実績」「部品の材料市況価格」「その部品の原価構成」「その部品の競合製品の価格」…、と非常に複数の変数が絡み合い、かつ、その変数から「最適価格」を導き出していく必要があります。

その中で、現状データとして管理されているのは(データを取得する仕組みが一般的に普及しているのは)、「これまでの購入実績」のみ。その他の要素はどうしてもアナログ管理、属人管理にならざるを得ないという現実があります。 私たちは、そのアナログ管理の部分、そして属人管理にならざるを得ない現状を、システムの力で変えていきます。

見積データを活用した最適価格の追求

そのキーとなるのは、「見積」データ。 この「見積」には、様々な情報が記載されています。見積のデータを正確に蓄積、そして活用していくことで、前述の変数をおさえていくことができるのです。

我々はこの見積データを活用し、「データを活用した最適購買」を実現していきます。 データを活用によりこれまでブラックボックス化していた価格の透明性を担保する、さらには価格にまつわる情報を集約していくことでB2Bの取引をオープンにしていく、 そして見積および価格にまつわるデータを集約していくことで、買い手たる購買部門に価値を提供していきたいと考えています。

B2B取引のプラットフォームを目指す

その先に見据えるのはB2B取引におけるプラットフォームの確立です。従来どうしても「見えない」状況にあった企業間取引をオープンにしていくことで、売り手と買い手がよりよい形でマッチングできるような世界観を構築していきます。そして、「イノベーションの起源となる」ような新たな出会いを創造していく。これがA1Aの見据える大きなビジョンです。

さて、我々の強みは徹底的にユーザーヒアリングを繰り返していること。創業から4ヶ月、100名を超える現役購買担当者にインタビューを行いました。その甲斐もあってか、我々の提供する「コンセプト」が、多くの購買担当者様に響いていることを日々実感しております。

(開発段階、そしてコンセプト段階で出展した10月頭の展示会では、予想を超える盛り上がりとご好評をいただきました。こんなに盛り上がるとは思わず、説明人員が完全に不足してしまい、もったいないことをしてしまいました、、、)

0→1フェースの仲間を募集!

そんな現状を評するならば、「コンセプトマーケットフィット」とでも言えるでしょうか。そんなA1Aの次なる壁は、大きな大きな市場と、目の前でお困りのユーザー様に、最適なプロダクトをしっかりと提供していくことです。すなわち、「プロダクトマーケットフィット」を実現していくことです。

目の前に市場と課題が明確にある状態を、我々独自のエッセンスで、いかに解決していくかが、次なるテーマです。まさに0→1のフェーズといえるでしょう。創業期の現状は、こちらのブログにも詳しく書いてあります。

レガシー産業を攻めるスタートアップの創業期とは - Shuhei Matsubara - Medium
さて、そんな困難さは当然ありながら、一方で、 プロダクトを通して価値を提供できている(できそうな)実感 は日々感じており、それはそれは刺激的な毎日を送れています。 ...
https://medium.com/@shuheimatsubara/%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%83%BC%E7%94%A3%E6%A5%AD%E3%82%92%E6%94%BB%E3%82%81%E3%82%8B%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AE%E5%89%B5%E6%A5%AD%E6%9C%9F%E3%81%A8%E3%81%AF-3d94eb1f1c67

現在の社員数は4名です。中堅企業から大企業まで、幅広い企業様のニーズを頂きながら、開発を進めております。「価値をしっかりと提供しつつ、永続するプロダクトを作る」これが現在の我々の大きなコンセプトです。

このタイミングで参画頂ける方を強く強く募集しております。プロダクトについてもしっかりとお話致します。ご興味をお持ち頂けたら、是非一度お話できたら嬉しいです!

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