みなさん、こんにちは!
Sansan株式会社のインサイドセールス部門で採用チームに所属している山崎です。
先日、『あの頃のSD』というテーマで部内交流会が行われました。
※SDとは、セールスディベロップメントの略で、インサイドセールス部門の部署名です。
インサイドセールスとしての地位や役割を先導してきたSansanですが、会社や市場の変化に伴い、組織のあり方を変えてきました。
交流会当日は入社歴の長いメンバーから当時の苦悩やSansanでのキャリアについて語り、年次やチームを問わずフランクに交流する場となりました。
比較的入社歴の浅いメンバーの参加が多い中、「先輩たちのモチベーションや仕事のやりがいの変遷が知りたい」という声があがりました。
現在転職を考えている方も入社後のキャリアパスや長く働き続けられるかどうかは、気にするポイントだとと思います。
今回は悩みながらも自らの意志でキャリアを切り開いてきた3人のメンバーのエピソードを紹介します。
Episode1:組織変遷の中で見つけた仕事のやりがい
蔭山 涼香(かげやま すずか)さん ※写真左下
2014年4月新卒入社
現在はセールスディベロップメント部SD企画グループに所属し、インサイドセールス部門のオペレーション強化や全体戦略の企画を担当。
私は創業7年目の2014年に入社しました。この頃は、インサイドセールスはまだ部署として独立しておらず数名のテレマーケティング、いわゆるテレアポをする専門チームでした。
約2年半のプレーヤーを経て、インサイドセールスとしてのスキルもつき、面白みもわかってきたところで、改めて今後の自分のキャリアについて考えるようになりました。
というのも、当時のインサイドセールスは営業部に内包され、まだフィールドセールスの教育部門としての位置づけが強く、インサイドセールスを経験したメンバーはフィールドセールスへいくのが主流でした。
そんな中で、私自身はSansanの提供価値が深まることによって個別化していくフィールドセールスではなく、まだSansanを知らない人に幅広くSansanの価値を伝えていくマーケティングにチャレンジしてみたいと感じていたんです。その時のマネージャーとの面談で自分のキャリアについての考えと、それが社内で難しいようであれば転職も考えていることを正直に伝えていました。
するとちょうどその頃、マーケティング部から見込顧客を育成することを目的としたセミナーをインサイドセールスで引き取れないかという話があったようで、そのままセミナーの企画、運営を任されることになりました。この時期は人員体制もギリギリでかなり忙しかったのですが、インサイドセールスとしての培った視点も活かしながら、やりたいと思っていた業務を任せてもらえていることにやりがいと楽しさを感じていました。
1年ほどたった頃、今度はマーケティング部が管轄していた顧客リストの管理をするリードオペレーションをインサイドセールス部門で担当するという体制変更があり、その役割を担うことを打診されました。それが現在私が所属しているインサイドセールス部門のオペレーションを担うSD企画というチームになります。
一方で、当時私が担っていたセミナー運営はマーケティング部に役割を移動させることとなり、まだまだやりたいことがあった私は「オペレーション企画って、私じゃないといけない仕事なのか?」と悩んでいました。今思うと、かなりモチベーションが下がってしまっていたのですが、ただ不思議とマーケティング部に行きたいとは思っていなかったんですよね。
改めて、自分が任された仕事はどんな役割なのか、組織にとってどんな意義があるものなのかを考えていく中で、当時からシステム系が割と得意だった私は、プレイヤー経験があるという強みを活かしてよりみんなの業務の仕組みを改善できる、これは自分の武器になるな、と思うようになりました。
何よりインサイドセールスのメンバーが増える中でオペレーション強化は必須です。向き合っていくうちに、魅力的なインサイドセールスの仕事をより面白くする、それが自分の仕事が一緒に働く仲間のためになる、というやりがいにも繋がっていきました。
今ではチームメンバーも増え、チームと組織、会社の成長にワクワクしながら業務に取り組むことができています。
Episode3:5年経験しても色褪せないインサイドセールスの魅力
豊永 雄貴(とよなが ゆうき)さん
2015年9月中途入社
現在はセールスディベロップメント部SDR2グループに所属し、SMB領域の既存顧客のインサイドセールスを担当。
私は2015年9月に入社しました。転職活動中、何社か内定もらった企業があったのですが、あんまりワクワクしなかったんです。その時親身になってくれていたエージェント会社の方にベンチャー企業でおすすめの会社はないか?と相談したところ、「ここの会社の人に会った方がいい!」と真っ先に紹介された会社がSansanでした。「名刺管理か、興味ないな~」くらいに思っていたのですが、信頼していたエージェントの方がそんなにおすすめするなら、と選考を受けてみたのがきっかけです。
入社後1年くらいはミッションドリブンな組織に魅了され、とにかく目の前の業務や目標を達成することに必死でした。
そんな私も入社3年が経った頃、新メンバーのサポートとプレイヤー業務のコントロールができず、当時の上司との意見の食い違いから前向きな気持ちになれない時期がありました。その上司から「私が期待していることを、あなたはやりきれていない」と言われ、すごく悔しい思いをしたのを覚えています。転換期となったのは同じ上司から新サービスの推進リーダーを任されたタイミングだと思います。施策が成功し、上司に感謝を伝えた際「今の働きぶりを見て誇りに思う」と言っていただきました。「期待していることをやりきれていない」の裏側には、「あなたに期待している」が隠されていることに気づいたんです。
一つのきっかけにしかすぎませんが、自分が周りのメンバーや組織に与えられる影響を再認識できました。上司の期待に応えるという話ではなく、組織を動かしていく、そういう期待だったんだと思います。捉え方が変わったことで、プレイヤー業務にも活き、成果にも現れるようになりました。
入社当初はインサイドセールスに対してあまりポジティブな印象を持っていなかったのですが、電話はあくまでも手段であり、Sansanの価値を世の中へ伝える、気づきを与える役割と今は認識していますし、電話だけで世界が広がっていくことに楽しさを感じています。インサイドセールスに対する楽しさは今も変わらず、気づいたら5年続いていました。
いかがでしたでしょうか?
Sansanは2021年、「ビジネスインフラになる」というビジョンを掲げました。
みなさんの生活に電気や水道、ガスが不可欠なように、ビジネスにおいて私たちSansanもなくてはならない存在になることを本気で目指しています。Sansanが提供する価値は名刺管理にとどまらず、あらゆる出会いからイノベーションを生み出していきます。
インサイドセールス組織も常に変化を求められます。「変化のある環境で自分の成長に向き合いたい」「自ら道を創りたい」そんな仲間を積極的に採用しています。
ご興味をお持ちいただけましたらぜひ当社の会社説明会へお越しください。
会社説明会では実際の現場メンバーが主導でフランクに質問できる場です。
みなさまのご参加をお待ちしております。
▼募集要項
▼こちらの記事もおすすめ