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【Sansan19卒新卒インタビューVol.04】「入りたいと思っている会社から目を背けていた」Sansan新卒マーケターが語る就活時代の葛藤と入社後のリアル

19卒新卒インタビュー4人目は名刺アプリ「Eight」のマーケティングを担当している森本です。

今回、初めての新卒総合職社員のインタビューです。入社して1年目が終わる今、就活時代とSansan入社後について、赤裸々に語ってもらいました。


ーー 自己紹介をお願いします!

こんにちは。Eight事業部マーケティング部所属の森本啓太です。

Sansanには大学3年生のときから長期インターン生としてお世話になっており、その後選考を受けて19卒として入社しました。

趣味は小学校から続けているサッカーとアウトドアで、最近はカメラ・キャンプ・フットサルなどにハマってます。



大手内定からSansan入社までの葛藤

ーー 森本さんの就職活動はどんな感じだったんでしょうか?

Sansanで長期のインターンはしていましたが、学生生活に重きを置いていたので、4年生3月の情報解禁日に動き出せばいいや、と思い、正直何もしていない状態でした。他社のインターンや説明会にも全く行きませんでした(笑)

「この会社に行きたい」というのがないタイプだったので、業界も絞らずに社会や企業を広く構造的につかむところから就活を始めました。そのうえで徐々に業界を絞り、6月ごろに通信大手の企業さんから内定をもらって、そこに入社しようと思っていました。

しかしそこから紆余曲折あり、長期インターンをしていた Sansanに内定を頂き今に至ります。

ーー 長期インターンをしていたSansanを受けようとは最初は思っていなかったんでしょうか?

元からSansanに興味はあったんです。ただ、4年生の6月まではインターンはしつつも、Sansanの選考は受けずに就活を進めていました。

ーー すぐに選考を受けようとは思わなかったんですね。

正直に言えば、Sansanにはずっと入りたかったんです。

というのも、僕の就活の軸は「企業のミッションやビジョン」でした。ただ掲げるだけじゃなくてミッションやビジョンに紐づく事業展開や働き方をしているか。その会社が謳っていることを名実ともに実現してる会社に行きたかった。Sansanはまさにそんな会社だったんです。

ーー なるほど。それでもすぐにSansanを受けなかったのはなぜだったんでしょうか?

当時は自分に自信がなかったんです。社員の方々と一緒に仕事をしていて、こんな優秀な人たちと新卒1年目から渡り合うのは正直無理だなと自分の中で見切りをつけてしまっていました。

Sansanに入りたいと思う一方で、入ったら何もできず潰れてしまうんじゃないかっていう葛藤がずっと自分の中にあったんです。

なので、まずは大企業に入って3年くらい経験を積んで、その後に次のキャリアを考えればいいかなっていうスタンスで就職活動をしていました。そしてSansanに対する葛藤はなかなか解消されず、通信大手に内定受諾するというところまで行きました。

ーー そこからSansan入社までに何があったんでしょうか?

内定先が決まると先輩後輩親族、色んな人から何度も「なんでその会社に行くの?」「そこで何がしたいの?」って聞かれるんですよ。そうした質問に対して自分の言葉で答えられない自分がいました。当時は内定を頂いた会社に行く自分を正当化していただけで、自分の決定に本気の想いが伴っていなかったんです。

そこで初めて、入りたいと思っている会社から目を背けていた自分に気づきました。自分のやりたいことじゃなくて、自分のできないことに目を向けて、リスクを回避しようとばかりしていたんです。

社会人として働いたこともない、実際に何もやったことない人間がそんなことで自分の可能性を自分で潰すってすごくもったいないじゃないですか。

そこでやっと失敗したら失敗したでいいじゃないかと。何もできないようであればまた改めて自分を見つめ直して、別のキャリアを選択すればいいんじゃないかなと思いました。

ーー 大きな意思決定ですね。そしてSansanから内定を得て、入社したと。

内定通知が出たのが、内定式の4日前でした(笑)
同期でも最後の一人で、本当にギリギリでしたね。



葛藤の末入社した、新卒マーケターの1年目

ーー 入社後はどのようなお仕事をされてきましたか?

最初は2019年2月にリリースされたばかりだった「Eight Career Design」という法人向けサービスのマーケティング全般を担当することになりました。2020年2月からはEight本体のマーケティングを新たに担当しています。

ーー 入社していきなり新規サービスに配属されたんですね。 

しかもEight Career Designのマーケティング担当は当時僕一人でした(笑)。立ち上がったばかりのサービスということもあり、見込み顧客の獲得からブランドイメージ構築まで本当にやることはたくさんありました。

ーー よく言えば裁量権のある環境だったと。

そうですね。もちろん上長と連携して業務は進めていくものの、基本的なオーナーシップは自分が持っていました。何をいつまでにやるか、そこでどのくらい成果を出すかというのは全部自分の責任なので、入社前に思っていたよりも苦しかったです。

ただ、目標に対してどうアプローチするかは本当に自分次第で、自分が考えて最適だと思った施策を自分の意思と意図通りに進められるのはすごく面白かったですね。

ーー toCのマーケティングを始めてからはいかがですか?

やることだったり扱うデータが一気に変わったので2月は大変でしたね(笑)

そもそも社会人になって全然時間がたっていないので、経験もなければインプットもまだまだ足りないんです。何か施策を実施するためにも、社内外の事例を自分なりに集めてきて、それらをEightのマーケティングでも応用してみたりしています。それがもうひたすら難しくて、全然思った通りに行かなかったり。

ーー 1年目からハードな環境だったのが伝わってきます。一方で仕事の中でやりがいを感じる瞬間はありますか?

何か新しいことを始めたり、価値を生み出すっていう作業はやっぱり面白いです。難しいなら難しいなりに情報を取ってきて、それを自分でそしゃくして自分の言葉としてアウトプットするという一連の流れが大変ながらもやりがいを感じますね。

ーー 今後こうなっていきたいというキャリアのビジョンはありますか?

ここまでビジョンがないのって同期で多分僕だけじゃないかってぐらいないですね(笑)

役員面接でも堂々と「ありません。」って言ったんですけど、数年以内にこういうキャリアを歩みたいっていうのは本当にないです。

ただ、僕の目標は自分の父親を超えることなんです。社会人として尊敬している存在であり、家庭を築いた男としても父親を尊敬しています。なので自分も社会人として大成していきたいなと思いますし、自分の子供に対して愛情や自分の経験を惜しみなく伝えられる父親になりたいなと。



就活ではとことん自分と向き合ってほしい

ーー 最後に、読んでいる学生さんに向けて何かメッセージをお願いします!

会社や社会について色んなことを学びつつ、自分と向き合う時間を有効活用してほしいなと思います。ここまで自分と向き合えた時間は初めてだと感じるぐらいに、僕にとって就活は自分と向き合えたいい機会でした。

学生さんにはとことん悩んで、自分と向き合って欲しいです。そして、胸張って「この会社に入りたい!」と言える会社を見つけてもらえたら嬉しいですね。

企業名や規模に関係なく、入りたいと思える会社と出会い、結果はどうであれ悔いのない就職活動を送ってくれたらいいなと思っています。

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