朝まで世界と遊び続ける全身全霊ハイパーポップの祭典「グレイトフル・ポップ」
パリピもオタクもファッショニスタも楽しめるハイパーポップパーティ!KAI-YOU法人化5周年を締めくくる、朝まで世界と遊び続ける全身全霊ハイパーポップの祭典「グレイトフル・ポップ」! #グレイトフルポップ
http://kai-you.net/g-pop
どうもはじめまして。株式会社カイユウでプログラミングをしております神戸恵介です。
現在カイユウではリードエンジニアという肩書きで働いています。が、元々文系(哲学科)出身でして、プログラミングって何なんですかね? みたいな感じでした。そして紆余曲折あり、Web業界最初のキャリアはWebデザイナー。
気づいたらエンジニアとしてカイユウに就職してKAI-YOU.netというメディアを主に開発しています!
ちなみにKAI-YOU.netのバックエンド開発はずっと一人でやってきましたが、最近ようやく人が増えました。
良い機会なので、どうしていつのまにかエンジニアになったのか。転職してWebメディアを運用するようになるまで。リリースから現在まで。やれんのか!? やれてんのか!? を書いていきます!
就活に軒並み落ち、途方に暮れ、大手サイトでの求人もなくなった時に私が出会ったのがとある求人サイトの甘い言葉「未経験可」。
とあるメディアを運営する会社でした。HTMLとCSSならなんとなくわかるレベルだった私。
面接で社長から運営しているメディアを見せられて、
社長「これとほぼ同じデザインのサイト、デザインからコーディングまでを2週間でできる?」
僕「……できます!」
Webデザイナー神戸恵介の誕生でした。
前職には約2年ほど在職しました。人材もかなり流動的で制作周りの人間では最長継続勤務ということで完全に名前だけでしたが最終的にはマネージャーというような肩書きではありました。
人材が流動的と書きましたが、一時的にエンジニアがいなくなったことで僕のエンジニアへの道が開かれました。
シャチョさん「時間かかっても良いからこういう風な変更してほしい。多分少しの変更でいけるから。」
僕「……了解です。やってみます。」
フレームワークとして使用されているCakePHPについて調べながらソースコードを見てみました。
そこにあったのはCakePHPで調べた結果と全く違うコードでした。(端的に言えばCakePHPの必要あるのか?という感じの…)
しかしながら、どんなコードであれ実際に動いているコードが価値を出している状況。
いわゆるホットエントリーで上がってくるような新規技術、正しいコードだけが意味のあるコードではないことを知りました。
ほぼ同じデザインのサイトをたくさんつくっていくサテライトサイト戦略を会社がとっていくうちに、どうしてもCakePHPの規約に沿わないコードは再利用性が低いこと、同時に会社独自の技術を学ぶこと自体に嫌気が差してきました。
というわけで現状からとにかく脱出したくて仕事のことを忘れたくてプログラミングの勉強を開始。
また、運営メディアのリニューアル案件があり、独学でどうにかCakePHPでCakePHPらしいプロトタイプを作ったのにリニューアル自体は頓挫。しかしながら、応用しやすいやりかたでプロトタイプを作ったことは自分の中で大きかったんだろうな。というのは今振り返って思うことです。
けど、限界でしたね。鬱一歩手前って診断されたし。
その頃、平日の出社前は毎朝吐いていて、便器が赤く染まった時にやめるのを決意しました。
退職後、カイユウがエンジニアを募集していることを知って応募。
元々大学時代の友人たちがやっている会社ということで親近感があったカイユウ。
また、前職中にもカイユウ主催のイベントがあるんで手伝って!ということで「TENG A NIGHT!」 というイベントを手伝ったりしました。
おや、そういえば来週末こんなイベントが……
というわけで2012年11月にカイユウ入社(当時は合同会社でしたね)。
入って3日目に言われたのは 「今カイユウって結構受託案件が多いんだけど今度KAI-YOU.netっていうメディアを作ってそれを事業の主軸にしたいんだよね〜」
「というわけでそれの開発を任せます」
入って3日目のバイトエンジニアに現代表の米村から言われた言葉でした。
リリースまでに多少の紆余曲折はありながらも無事リリース。2013年3月15日(最高の日)のことでした。事務所移転パーティーとリリースが重なる。
リリースして1ヶ月くらいのKAI-YOU.netです。懐かしい。
実際個人的にプログラムの勉強をしていたものの、キチンとWebサービスを作り終えてなにかをリリースしたことがなかった自分。
どうやってちゃんとKAI-YOU.netをリリースできたのかを振り返りたいと思います。
先日公開されたCEOのセルフインタビューにも書いてあった通り、雑誌の『界遊』時代からのコンセプトがあり、そこがリリース前からブレておらずリリースまでに大きな混乱がなかったことが大きかったです。
時間が経っても、コンセプトをブらさないのは大事です。ただ、そのコンセプトに対して、どういうデザイン・開発でアプローチしていくかは変わるものです。それは、今後もメディアの運営・運用や改善、機能追加などにおいても、真っ先に考えていくことになるものだと思っています。
これに関しては、上記コンセプトとのズレを防ぐとともに、キチンと作り終える経験のなかった自分にとって、細かくアウトプットをして承認を得ることで成功体験を積み重ねるという意味合いでもやってよかったです。
先人たちの知恵はお借りしましょう。
これは本当に簡単な話で、やらなきゃいけない環境に身をおくとやらなきゃならないんです。
KAI-YOU.net をリニューアルしました!/KAI-YOU.incより
リリース以降も日々の改善。諸々の機能追加、2016年2月のリニューアル。
いろいろありましたが、それを支える作業環境・常用ツールの変化があります。
・Vagrantをつかったローカル開発環境の構築
・bitbucketの導入
・trelloの導入
(Trelloでゆるくアジャイル開発をはじめる方法)
・チャットツールをSlackへ移行
(【slackの使い方】エンジニアも編集者も女子大生インターンも楽しく使える!)
・Gruntの導入
今思い出したんですが、grunt導入まではSCSSコンパイルのためだけにローカルにMiddlemannでHTML+CSSを編集して反映するという無茶苦茶なことをしてましたね。
・導入したけれどGruntからの脱却
これらは全てリリース当初には導入していなかったものでした。
そしてこれらのツールは、新たな人員の加入を機に導入に踏み切ったものばかりです。まだまだ人の少ない弊社。人の加入というのは一番大きな変化です。
リードエンジニアを任命されてしばらく経ちますが、チーム作りというのは本当に難しいものだと日々感じています。
これからも引き続き謙虚・優しさ・絆を大切にやっていきたいです!
上記で書いた通り人の加入というのは一番の変化です!
まだまだ人数の少ないカイユウの開発部で大きな変化を起こしてみませんか?