※掲載内容は2025年10月時点の情報です。
GOのミッション「移動で人を幸せに。」を最前線で体現するのが渉外本部。「現場で汗をかくメンバー、そして地域の交通インフラを支える事業者さんや乗務員さんを何よりも誇りに思う」と、執行役員 渉外本部 本部長の平松は語ります。
平松は2023年9月にCC本部長として執行役員、2024年9月に渉外本部長。変化のたびに現場へ踏み込み、課題と成果をつなぐ役割を担ってきました。一般的な営業とは一線を画す「現場に根差した長期的な伴走」という信念、その仕事の哲学、メンバーへの想い、そしてGOの渉外本部が目指す未来について聞きました。
執行役員 渉外本部 本部長 平松 瞳
地方の交通課題を身近に感じてきた経験からGOへの入社を決意。現在は軽井沢の交通供給対策や、相乗りサービス『GOシャトル』のプロジェクト推進に取り組む。
「売る」ではなく「伴走」。渉外が紡ぐパートナーシップ
── 2023年に執行役員に就任、その1年後の2024年に渉外本部長と、短期間での変化をどのように捉えていますか?
平松:これまでの経歴もそうなんですが、私は「ヘルプ!」という場面で声をかけられて、「はい、行きます!」と飛び込んでいくことの連続でした。ですから、今回もなにか大きな気負いがあったというより、「やります。私にできることを」というスタンスでしたね。
どちらかというと、私は自分のことは二の次。自分のために頑張るよりも、誰かが必要としてくれていて、何かの役に立てるほうが喜びを感じるし、その期待に応えたい。そんな想いが常に根底にあるんです。
── 平松さんは、過去に渉外部門も経験しているとお聞きしました。
平松:そうなんです。実はDeNAに所属していた2017年、タクシーアプリ事業の立ち上げに参画し、1人目の渉外担当として現場に入りました。なので、私にとっては古巣に戻ってきたような感覚です。離れていた期間は4年ですが、その間のメンバーの奮闘や活躍を肌で感じ、彼ら彼女らの成長に改めて感動しています。
── 改めて、「渉外」の核心とは何でしょうか?「営業」との違いも踏まえて聞かせてください。
平松:一般的な「営業」との違いでいうと、「成果への向き合い方」と「長期伴走の深さ」です。
大前提として、タクシー業界は新規参入が容易ではない特殊な業界であり、現在は全国約20万台のタクシーが地域の交通を支えています。その上で、渉外メンバーは「移動で人を幸せに。」というGOのミッションを実現すべく、移動したいときに安心・安全に移動できる方法を提供しています。
ここで何より重要なのは、商品やサービスを売って終わりではなく、パートナーとして一緒に走り続けることです。効率化やコスト削減のために改善すべきことは何か、サービスをどのように活用してもらうか。乗務員さん、管理者さん、整備士さん、経理事務や配車室の皆さんの話を丁寧に聞き、活用方法を丁寧にお伝えすることで、効果の最大化を目指します。
ですから、時には『GO』アプリをまだ導入されていない事業者さんに業界動向をお伝えしたり、乗務員さんの売上につながるような提案を継続したりすることもあります。場合によっては『GO』アプリだけでなく競合他社のサービスも含めて、その事業者さんにとっての最適解を一緒に考えているんです。
私たちが目指しているのは、自社の利益だけでなく、交通の不便を解消するという「社会課題の解決」です。個人の業績やプライドにこだわっていて実現できる話ではありません。
── サービス導入後の長期伴走こそがGOの渉外の本質なんですね。
平松:そう思います。メンバーの動き方を見ていると、まさに“パートナー”です。
事業者さんの休憩所で、一緒にコーヒーを飲みながらいろいろな話を聞かせてもらっているメンバーもいますし、乗務員さんが業務を始める前の早朝の時間に訪問し、『GO』アプリの使い方を説明するメンバーもいます。
そこで、「この機能の使い方が分からない」「こういうことができたら便利なのに」といった生の声をいただく。その気づきや学びから改善や新たな機能開発を行い、事業者さんの売上につなげていく。これこそが、GOにおける渉外の存在意義だと思っています。
「弱さを認めて頼る」から始まる、最強のチームビルディング
── 平松さんが目指すチーム作りについて聞かせてください。
平松:極端すぎる言い方かもしれませんが、私は「個人の成績なんて正直どうでもいい」と思っているんです。なぜなら、個人の成果をチームの成果に増幅させる——それこそが渉外本部の強みだからです。先ほどお話ししたように、私たちの仕事は「交通の不便を解消する」という、非常に壮大なミッションに向き合っています。ですから、メンバーにも、チームの力で一人では成し得ない大きな成果を出してほしいと伝えています。
私が渉外本部長に就任した当初、組織課題としてあったのは、北海道から沖縄まで優れたメンバーがいるにも関わらず、うまく連携が取れていなかったことでした。責任感の強さから、担当エリアの問題を自分一人で抱え込んでいたんです。本当は互いに助け合いたいのに、良い事例や情報が分断され、ブラックボックス化していました。
そこで、強く発信したのは、「互いにもっと頼ろう」ということです。それは部門内だけにとどまらず他の部署にも頼る。必要なことであれば事業者さんにも協力をお願いしながら一緒に解決していこう、と伝えました。
── 「弱みを認めて、仲間に頼ること」を奨励したのですね。
平松:そうです。弱みについては、できないことを抱え込まず、仲間に頼ることができればいいんです。メンバーに力をかしてもらって、壁を乗り越えていく。そして、メンバーにありがとうと感謝する。そして、自分が得意なことで何ができるかを考えて動く。そんな組織を目指しています。
渉外本部は、平均年齢36歳のチームです。みんなそれぞれに自分の苦手や不得意は分かっています。ここからどんなに頑張っても得意な人には追いつけない。だからこそ、弱みの克服を考えてアクションするのではなく、強みをもっと伸ばすためのアクションをしていくことが重要です。
そのための評価基準も「強みの伸長」に大きくシフトしたんです。例えば、フィードバックの仕組みとして運用していた「2ストライク2ボール」(2つの良い点=ストライクと、2つの改善点=ボールを伝え合う)」から、改善点である「ボール(弱み)」を外し、良いところ「2ストライク」だけを互いに伝え合う形に変えました。すると、驚くほど多くの「ストライク」が出てきて、それを目にしたメンバーは感動で涙するほどで!
私が2023年に執行役員に就任した際、「事業に関わるみんながいきいきと輝いていたら、その事業は必ず成功すると本気で思っています」と言いました。まさにそんな組織になりつつあると、改めてメンバーに感謝をしています。
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手に持つのは渉外本部メンバーの集合写真。地方拠点のメンバーも集まった記念に平松自身が撮影したものだそう。
「プライベートを全力で」が、仕事の成果を生む
── 平均年齢が36歳となると、仕事とライフスタイルの両立を考えるメンバーも多いように思います。そういったメンバーがいきいきと活躍するために、心がけていることはありますか?
平松:「プライベートが上手くいっていないと、仕事で結果は出せない」というのが私の持論です。プライベートを全力で楽しんでいる人の方が、仕事へのメリハリも生まれる。「守りたいもの」や「やりたいこと」といった頑張る理由が明確なので、仕事も120%やりきれる、というのがその真意です。
ですから、家族が病気の時などプライベートが大変なときは、仕事よりもプライベート優先にしてほしい。そのときは、メンバーにちゃんと頼って、困りごとが解消したら、その恩返しをすればいい。助けてくれたメンバーが困っている場面で、次は自分が力になればいいのだと思います。「弱みを認め、仲間に頼る」という考え方と同じで、持ちつ持たれつの関係を大事にしてほしいと思っています。
ちなみに私自身の話で言うと、常に動いていないと逆に体調を崩してしまうタイプ(笑)。土日も必ず早起きして、たくさんの予定を思い切り楽しんでいます。
プライベートでは2児の母。週末は家族でスポーツ観戦などでパワフルに動き回っている。
フェアプレーで目指す、交通事故ゼロの未来
── 今後、GOの渉外本部をどのような組織にしていきたいですか? また、共に働きたい人材の素養についても教えてください。
平松:求める人材は、自分が担当する地域の未来を考え、自分にできることを模索し、全力で「コト」に向かえる人です。GOのメンバーだけでなく、事業者さん、乗務員さん、そしてそのご家族からも「仲間」と思ってもらえるような、誠実な人です。
その裏返しになりますが、私は、メンバーや事業者さん、同業他社さんに対するネガティブな発言や行動は、大嫌いです。正々堂々と向き合い、良いところをしっかり学び、その上で現場で価値を証明できるように尽力する。勝ちたいのなら、圧倒的な結果を出せばいい。ただそれだけです。
── 相手への敬意とフェアプレー。まさにスポーツマンシップですね。
平松:その言葉がピッタリかもしれません。同業他社さんの存在があるからこそ、私たちも「タクシー業界、モビリティ業界をより良くしたい」と切磋琢磨し、努力を続けられる。それこそが交通課題の解決につながるのだと思います。
そして、もう一つ。その交通課題の解決において、私は「交通事故をなくしたい」という強い想いを持って日々の業務に向き合っています。これは周りから「絶対に無理だ」と言われても必ず成し遂げたいこと。私にとっての譲れない「正義」なんです。
実は、『GO』アプリが持つ重要な価値の一つが、「流し営業」を減らせる可能性です。「流し営業」は街中を走行しながらお客様を探す営業スタイルなので、常に脇見運転のリスクと隣り合わせです。しかし、『GO』アプリを使うことで危険な運転の必要性が減り、さらに自動でナビ機能が立ち上がるので道順も明確になります。誰もが安心安全に1日の業務を終えたいと願っている中で、『GO』アプリがその一助となれることに、大きなやりがいを感じています。
これからも、一人ひとりの渉外メンバーがタクシー事業者さんをはじめとするパートナーの皆様と手を取り合い、一丸となって地域の交通課題の解決を目指します。その結果として乗務員さんの収益が向上し、地域の移動で困っている方々の生活が向上する。私たちは、この好循環を追求し続けます。
そして、大きな成果を成し遂げたときは全員で大喜びし、失敗したときは全員でリカバリーし合う。そんな共走できる仲間が集まった「家族のような渉外組織」を、これからも目指していきます。
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