こんにちは。株式会社DeCoAの採用担当です。
今回は、コンサルタントの中畑にインタビューを行いました。
学生時代の経験からDeCoAへと続くキャリアの変遷、マーケティングコンサルタントとしてのこだわりや今後のビジョンについて語ってもらいました。ぜひ最後までご覧ください。
プロフィール
中畑 孝俊(なかはた たかとし)
1996年生まれ、北海道札幌市出身。
小樽商科大学卒業後、2020年に広告代理店の株式会社sizebookに入社。金融・ライフライン・食品・化粧品等の業界のWeb広告運用とコンサルティングに従事。入社3年目でWebコンサルティング事業部のチームリーダー、入社4年目でユニットリーダーとなり、マネジメント業務も兼務。
2024年の5月に株式会社DeCoAの広告代理事業部にジョイン。現在は、マーケティングコンサルタントとして、大手食品メーカーなどのコンサルティングに従事。戦略設計から広告運用まで幅広く支援を担当。
趣味はフットサルとサッカー。プライベートでは愛犬の散歩と、お酒とラーメンを楽しむ。
学生時代から変わらない、内に秘めた負けず嫌いの情熱
昔から、周りの人には「落ち着いてるね」と言われることが多いです。
感情を表に出すのは得意ではなくて、周りの意見に合わせるタイプですね。
小学2年生から大学4年生までずっとサッカーをやっていたのが影響しているかもしれません。周りにいる大勢の仲間が「あれやりたい」「これやりたい」と積極的に言ってくれる環境だったので、それに合わせて動くことが多かったです。「みんなが納得して楽しめていれば、それが一番」だと思ってきました。
ただ、そう言いつつも自分の中に負けず嫌いな部分もあります。例えば、練習のランニングで順位を競う時は、どうしても「1位じゃなきゃ嫌だ」という気持ちが出てきます。普段は冷静に見られることが多いですが、順位が出る場面では譲りたくない性格なんです。
多様な商材に触れる魅力、広告代理店という選択
大学では商学部に所属しており、経済や経営などいわゆる文系学科の学問を広く浅く学んでいました。
ゼミで専攻していたこともあり、特にのめりこんで学んだのがマーケティングだったので、それに関わる仕事がしたいと考えていました。事業会社への就職も考えましたが、さまざまな業種や業界のクライアントと仕事ができて、多様な商材やサービスを扱える広告代理店の仕事を魅力的に思い、新卒で広告代理店の株式会社sizebookに入社しました。
また、広告の中でもWeb業界は伸びていたので、成長している業界に身を置くことで自分も成長でき、待遇面でも期待が持てると考えたんです。最終的にsizebookを選んだのは直感でしたね。面接でお会いした社員の方々の雰囲気が自分に合っていると感じ、副社長の自信に満ちた姿に惹かれ、「同じ船に乗ってみたい」と思ったのが決め手です。
自分の可能性を広げた4年間、プレイングマネージャーとしての成長
最初はWebライティング業務を担当し、アフィリエイト記事の執筆に従事していました。しかし、もともと広告運用に強い関心を持っていたことから、自身の志向と業務内容との間にギャップを感じるようになりました。そのような中で社内の配置転換の機会があり、希望を出した結果、広告運用業務へと異動することになりました。
異動後は、広告運用やクライアント対応を任されるようになり、仕事の面白さを実感しながら業務に望むことができました。
2年目には複数のクライアントを一人で担当するようになり、3年目にはチームリーダーに昇格。案件や数字の管理、部下の育成を行うようになりました。
4年目からはユニットリーダーとしてさらに大きな枠組みを任され、2つのチーム全体を統括しました。ユニット全体の数字や部下の育成、チーム案件の進捗を把握しながら、目標達成に向けてプレイングマネージャーとして自らも現場で動いていましたね。
メンバー離職の壁と向き合い、次のステージを見据えた転職
チームリーダーやユニットリーダーのときは、会社の方針のもと、新卒をどんどん採用して育てていくというサイクルが続いていました。育てたメンバーが戦力になり、それによって売上が伸びていくことにはやりがいを感じました。
ただ、ある程度育ったメンバーが辞めてしまうことが多く、また新しいメンバーを一から育てるという繰り返しの状態だったんです。会社全体として離職率が高い傾向があったので、正直そのサイクルに少しやるせなさを感じていました。
どんなに頑張っても離職を完全に止めることは難しく、結果として数字を上げるのにも限界を感じていました。自分ではどうすることもできない状態が続いているように感じて、歯がゆさややりづらさを抱えていましたね。
それに、マネジメントをするなら、新卒の育成だけでなく、育ってきた層をさらに成長させるようなマネジメントにも挑戦したいという気持ちもありました。また、自分自身もまだプレーヤーとして完全に出来上がっているわけではないという認識があったので、まずはスキルをもっと磨いて、より高次元なレベルに到達したいと考えました。そういったことを踏まえて、転職を決断しました。
DeCoAで挑むマーケティングコンサル、成長への決断
DeCoAを知ったきっかけは、先にDeCoAに入社していた前職の部下の紹介でした。
入社の理由は、マーケティングコンサルティングの事業そのものに興味を持ったからです。これまで広告代理業務に携わってきましたが、単なる広告運用の業務にとどまらず、マーケティング戦略の設計や提案など、より広い分野でのスキルを身につけたいと考えていたんです。DeCoAではそれらを学ぶ機会が豊富にあるという点に、魅力を感じました。
また、面談でDeCoA代表の吉松さんと話をした際に、マーケティングコンサルティングができるということに加えて、広告代理業務においても大きな規模の案件に多く携われるという話を聞き、「今まで経験したことのない案件にも挑戦できそうだ」と思ったのが大きな決め手になりました。
また、大規模な組織で働く場合はどうしてもスピード感が失われがちで、同じ1年を過ごすにしても、自分の成長機会が後回しになって遅れてしまうイメージがありました。前職では小さい会社だからこそ、決めたことをすぐに実行に移し、スピード感を持って成長できたと実感しています。その経験があり、自分の成長を加速させる環境を求めていたことから、スピーディーに挑戦し成果を出せるDeCoAに魅力を感じたのも、入社を決めた理由の一つです。
求められる以上の価値を提供する、実体験から生まれる提案力
求められていることは絶対に全うしたいという意識を常に持っています。明確に「これをやって」と指示されたことに対しては、100%以上の成果を返すのはもちろんですが、プラスアルファで「言われていないけれど、これも出した方が良いかもしれない」と考え、自分なりに提案や追加の成果物を出すようにしています。
広告代理業務でもコンサル業務でも、最終的な目的はクライアントのサービスの売上を伸ばすこと。そのためには、ただ頭で理解するだけでなく、実際に自分が体感し、より深く理解することを意識しています。
例えば、整体の会社のコンサルティングを担当した際には、一般のお客様に扮してクライアントの店舗に何度か体験に行きました。実際のサービスを体験することで、具体的にどこを改善すれば良いか、どう伝えればユーザーに刺さるのかを考えましたね。
LPを作る際には、ユーザーに端的にサービスの魅力を伝える必要があります。そのためには、そのサービスの何が魅力なのか、競合と比較してどの部分が差別化できるポイントなのかを明確にし、伝えるべきポイントを絞り込むことが重要です。実際にサービスを体験してみることで、それがより具体的にわかると感じています。
整体の案件の場合なら、ビジネスの特性上、既存顧客の継続率が大きなポイントになります。そのため、ただ新規顧客を獲得するだけでなく、既存顧客に継続的に利用してもらえるような要素をLPに反映させる必要があります。
実際に店舗を訪れ、体験を通じて「継続して利用する中での善し悪し」を自分自身で感じ取ることで、クリエイティブに落とし込む際に非常に役立ちましたね。
やりたいことをキャリアの軸に、自分らしい働き方を実現
スキルアップはもちろん大事ですが、それ以上に自分が「やりたい」と思えることができているかどうかを大切にしています。仕事なのでやらなきゃいけないことがあるのは当然ですが、1日の中でも、人生の中でも、仕事に費やす時間はとても長いですよね。その長い時間を、自分がやりたくないことに使うのは避けたいと思っているんです。
社会的に価値がないことをやっても意味がないし、そこに成長や報酬も伴わないので、それではやりがいを感じられません。だからこそ、社会に求められていることを、自分が本当にやりたいと思える環境で取り組みたい。そして、その仕事を突き詰めるために必要なスキルや能力を磨ける環境で働きたいと考えています。
自分の想いとDeCoAの目指すもの、一致するからこそ挑戦できる
DeCoAが展開しているサービスは、マーケティング戦略の立案がうまくできなかったり、そもそも着手できなかったりして売上低迷に悩む企業様のためのものです。そういった課題を抱える企業様に対し、DeCoAのサービスは大きな価値があると考えています。
また、私自身もマーケティングコンサルティングのスキルを身につけることで、広告運用だけでなく、より多くの企業様の売上向上や事業成長に貢献したいと思っています。
DeCoAが目指していることと、自分がやりたいことが一致していると感じています。
その中で自分のスキルを磨き、より大きな成果を生み出していきたいです。