こんにちは。株式会社DeCoAの採用担当です。
今回は、マーケティングコンサルタントでありマネージャーも務める大野にインタビューを行いました。
学生時代の経験からDoCoAへと続くキャリアの変遷、マーケティングコンサルタントとしての成長過程、今後の目標とビジョンについて語ってもらいました。ぜひ最後までご覧ください!
プロフィール
大野 崇人(おおの しゅうと)
1993年生まれ、神奈川県川崎市出身。
2016年に日本体育大学卒業後、旅行代理店の株式会社エイチ・アイ・エス(HIS)に入社。
法人営業本部のマネージャーとして業務渡航のトータルサポートに携わる。
2021年、決裁者限定のビジネスマッチングプラットフォームを運営する株式会社オンリーストーリーに転職。セールス責任者を務める。
2023年12月に株式会社DeCoAにジョイン。マーケティングコンサルタント兼マネージャーとして、クライアントのマーケティング戦略の立案やプロジェクトマネジメント・営業・採用活動など多岐に渡る業務で活躍中。
趣味はサッカー観戦・サウナ・ゴルフ・スキューバダイビングなど。
学生時代、スポーツを通じて培った“全力”のマインド
小学校の頃から野球をやっていて、中学に上がったときにクラブチームに入りました。
その頃からずっと目標にしていたのは、甲子園に行くこと。
小学生のときに読んだ『タッチ』に憧れて、「自分もあの舞台に立ちたい」と思ったのがきっかけです。
中学時代は、野球のクラブチームでの活動を中心にしながら、学校の陸上部にも所属していました。
中学2年生のとき、陸上部の顧問の先生から勧められて、4種競技(10種競技の中学生版) に興味本位で出場することになりました。すると、川崎市で6位(同学年だと2位)という結果を残すことができたんです。賞状を手に帰ると、部活のメンバーや家族が喜んでくれたので、そこから成果を出すことへの快感を覚えるようになりました。
中学3年生になってからは川崎市で3位、神奈川県で10位と予想以上の結果が出て嬉しかったですね。
高校は体育科に進学し、野球部に所属しました。当時は、いつもどこかしらをケガしているほど、練習をがむしゃらに頑張るタイプでしたね。
最高学年になってからは、野球部のキャプテンを任されました。
私がキャプテンになってから顧問の先生が変わったのですが、その先生は部活動にほとんど顔を出さない方でした。指導者がいない中で、キャプテンとしてチームを勝たせなければならないという責任感があったので、私が部員に対して技術指導やアドバイスを行ったり、毎日の練習メニューを組んだりしていました。
その年の夏の大会では、後輩から「今年は崇人さんがつくったチームですよ!」と言われ、その言葉にこれまでの努力が報われた気がしました。
甲子園に行くことは叶わなかったのですが、野球に真剣に取り組んできた十数年間で、「いまできる目の前のことを精一杯努力する」マインドが培われたと思います。
体育教員の夢を胸に。社会人経験を選んだ就活の道
中学生の頃から体育の教員になりたいと思っていました。ですが、教員採用試験の対策や教育実習などを経験する中で「いまの段階ですぐに教員になるのは違うかな」と考えるようになりました。
というのも、社会人経験を積んでから教員になった方が、生徒に対してもっと幅広い価値観や視座を提供できるのではないかと思ったからです。なので、「まずは3年間社会に出て働いて、そのあと体育の先生になろう」 という目標を決めました。
とはいえ、ずっと教員になろうと思っていましたし、学生時代はスポーツ漬けの毎日。
なので、世の中にどんな会社があるのかなんて全然分かりませんでした。
新卒採用試験は、本当に興味を持った4社しか受けず、そのうちの1社のHISに入社しました。
変化を求めて。HIS退職から新たな挑戦の場へ
HISでは、海外出張における航空券やホテルの手配業務をメインに担当していました。
社内外で、期待を上回る成果を追求する姿勢を評価いただくことも多く、充実した日々を過ごしていましたが、次第に「もっと事業成長に直接貢献したい」「自分自身も成長するために、経営者や事業部長といったレイヤーの方々と仕事をしたい」と考えるようになりました。
その想いを実現するため、決裁者限定のビジネスマッチングプラットフォームである、オンリーストーリーへ転職しました。
オンリーストーリーでの2年半を経て。事業成長に貢献するための新たな一歩
オンリーストーリーに転職後、入社から5ヶ月でトップセールスになりました。
その後、新しい期が始まると同時にセールス責任者に就任し、商談対応の他に、数値管理や、新たに立ち上げたチームで数値を基に営業方針を決定する役割を担っていました。在籍した2年半の間におよそ1,000回の決裁者との新規商談を行ったことは、現在のDeCoAでの業務にも活きている貴重な財産となっています。
充実した日々でしたが、新たな課題も見つかりました。
オンリーストーリーは、商談提供がサービスのコアバリューでした。
ただ、業務を進める中で、「商談数を増やすことだけでは、クライアントの事業成長にはつながらないのではないか」という課題を感じるようになります。
成果を出すクライアントとそうでないクライアントに分かれる背景には、「プロダクト」やサービスコンセプトなどより本質的なところに課題があると考えたのです。
そこで思ったのは、本当にクライアントの事業成長を目指すためには、もっと上流の部分、つまり、サービス設計やコンセプト策定の段階から関わる必要があるということです。「プロダクトの差別化はとれているのか」「ターゲットは正しく設定できているのか」「打ち出すべき価値はこれでいいのか」といった根本的な部分から見直していかないと、クライアントの本質的な事業成長には貢献できないと感じました。
そして、その課題を解消できる環境が「DeCoA」でした。
DeCoAへ転職。マーケティングコンサルタントとしてのキャリアスタート
私がDeCoAと出会ったのは、オンリーストーリーで働いていた頃。
実は、DeCoAはオンリーストーリーのクライアントだったんです。私がDeCoA代表の吉松さんに提案をして、DeCoAにオンリーストーリーを利用してもらっていたのですが、オンリーストーリー経由で商談をした会社から「DeCoAってすごい」という声を聞くことが多く、クライアントの中でも特に興味深く感じていました。
実際に私も、オンリーストーリーの営業目標が上がったタイミングで「どうすれば達成できるのか?」が見えていない状況だったので、DeCoAに相談しコンサルティング支援をお願いしました。
DeCoAのコンサルティング支援が進んでいく中で、「コンサルティングのレベルが高い」「クライアントに対して本質的な価値を提供できている」と感じ、感銘を受けたのを今でも覚えています。
その後、ご縁をいただいてDeCoAに入社しました。
いま、DeCoAでの主な業務は、クライアントのマーケティング戦略の策定やプロジェクトマネジメントです。プロジェクトを進める上でメンバーのマネジメントも担当するほか、採用プロジェクトのリーダーとして、採用活動の推進にも取り組んでいます。
マーケティングの壁に直面。成長のきっかけとなったこと
DeCoAに入社して 2ヶ月目の頃、自分が最初にメインで担当した案件は強く心に残っています。プロダクトのアップデートと商談機会の獲得に向けて、アライアンスの強化に取り組みました。
ただ、クライアントを支援していく上で「まだまだ自分の引き出しが少ないな」「マーケティングって本当に難しいな」と改めて感じました。
それからは、月に1冊は必ずマーケティングや資料作成、経営に関する本を読むようにしてインプットを増やしましたし、自分が将来持つであろう案件に向けて、引き出しを増やしていくことをかなり大事にするようになりましたね!
代表から学んだ“課題にフォーカスする力”
DeCoAに入社してから、代表の吉松から学ぶことが本当に多いと感じています。特に、課題に対してどこにフォーカスすべきか、どの順番で取り組むべきかといった考え方の解像度が、以前よりもはるかに上がりました。
これまでは、「こういうこともやるべきだ」と、やることをどんどん積み重ねる考え方が多かったのですが、今は 「このポイントを解決すれば、全体がうまく回る」という、本質的な課題を見極める意識を持つようになりました。
どの環境でも変わらない軸。「自分で仕事をつくる」意識
仕事へのモチベーションや姿勢は、どの環境でも一貫して変わっていません。ただ言われたことをこなすのではなく、自分で工夫して現状にプラスアルファの価値を提供するという意識を常に持っています。
HISでは、単に問い合わせ対応をするだけでなく、「もっと利益を出すためにはどうしたらいいか」 と考え、提案型の営業を意識していました。オンリーストーリーでも、商談にとどまらず、カスタマーサクセスの支援やインサイドセールスとの連携を自主的に進めていました。
今のDeCoAでも、現状をより良くするために「自分で仕事をつくる」という感覚で動いています。例えば、採用プロジェクトのリーダーを買って出るだけでなく、組織に必要だと感じたサービスの検討など、能動的に動いています。
また、どの環境でも「自分さえ良ければいい」ではなく、全体最適を考えることを意識しています。特に、組織最適化の考えとクライアントファーストの姿勢は今までもこれからも変わらないですね!
目指すのは、事業成長を確実に実現できる人材
DeCoAや私自身を信じて任せてくれたクライアントに対して、「大野に任せれば事業が伸びる」 と言ってもらえるよう、結果で信頼に応えられる存在になるのが目標です。
将来的には、学生の部活動をサポートするビジネスに携わりたいとも思っています。
私自身、かつて教員を目指していた経験があり、公立高校時代に部活動の運営がいかに難しいかを見てきました。
そのときに感じた、「教育現場や部活動をもっと良くしたい」という想いは、今でも私の中に強く残っています。そういった現場を支援するサービスに関わるのが私の一つの夢です。
教員という立場ではなく、ビジネスを通じて、現場を支援するサービスを提供することで、教員として働くよりも、ビジネスを通じてより多くの学生に対して影響を与えられると考えています。
この夢が、DeCoAでのキャリアを通じて実現するのか、転職や起業という形になるのかはまだ分かりません。しかし、いずれそういった領域に身を置いたときに、戦略を立て、事業を成長させられる人材になっていたいと考えています。
誰にとっても誇れる会社に。成長の循環を生む組織へ
DeCoAが掲げる『成長が著しい企業・注目されている企業の裏には常にDeCoAが存在している』『誰にとっても誇れる会社にする』という想いに、私自身も強く共感しています。
その実現のためには、私を含め、DeCoAで働くメンバー全員が優秀な人材に成長すること が大切だと感じています。「DeCoAに入ったら、自分がどんどん成長していることが実感できる!」そんな組織にしていきたいです!