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【役員紹介】執行役員COO/酒井 健太

こんにちは。株式会社DeCoAの採用担当です。
今回は、執行役員COOの酒井にインタビューを行いました。

ビジネスにハマった学生時代の経験から、船井総研・白潟総研でのキャリアを経てDoCoAにジョインした経緯、現在取り組んでいる仕事、未来に向けた想いについて語ってもらいました。ぜひ最後までご覧ください!


プロフィール

酒井 健太(さかい けんた)

東京都出身。

中央大学経済学部卒業後、2021年に 株式会社船井総合研究所に入社。 士業業界の業績アップコンサルティングに従事。2022年、白潟総合研究所株式会社に経営幹部として入社し、自社のリブランディングや新サービスの開発、IS立上げを経験。

2023年8月にDeCoAにジョイン。同年12月より執行役員COOとして、クライアントのマーケティング戦略の設計や営業活動、組織づくりなど幅広い業務に携わる。

趣味は国内外旅行・温泉&サウナ巡り・映画・ギターなど。
MBTIはENFJの主人公です。

好奇心と負けず嫌いで突き進んだ子ども時代

私は幼い頃から、今に至るまで 「とことん好奇心で生きている人間」 です。

好きなこと、興味が向くものにどっぷり浸かっていく人生でした。何かを並行して幅広く浅く進めるというよりは、選択肢を絞って一つのことにコミットしていく、そんな性格の持ち主だと思います。

その中でも、「一番」にこだわる性格でしたね!何かやるなら中途半端がすごく苦手で、負けず嫌いなところもあって。やるからには「絶対一番になるぞ」という考え方は、昔からずっとありました。

また、人と関わることも好きなタイプでした。

どちらかというと、1人で黙々とやるよりも、周りを巻き込んでいくほうが性に合っていました。自由で無邪気、常に楽しそうにしている、そんなイメージを持たれていたようです。

遊びからインターン、そして挑戦へ。ビジネスに没頭した大学4年間

スポーツや勉強など、これまでも部分的にコミットすることは多かったのですが、大学ではビジネスにどっぷり浸かった4年間を過ごしました。

浪人を経て中央大学に入学したのですが、浪人時代の反動で最初の1年間は遊びほうけていたんです(笑)

ただ、2年生になって、浪人時代の挫折がフラッシュバックし、就活でも同じことになったらどうしようと不安を感じました。そこから就活を意識し始め、船井総研グループの株式会社HR Forceで長期インターンを始めました。

インターンを通じて、ビジネスのおもしろさや稼ぐ楽しさを感じ、さらにいろいろな経験をしました。BEAMSというアパレルショップで販売員をしたり、YouTuberとしての活動や動画編集を学んだり。都内にある芸能事務所に所属して俳優活動もやりました。

興味を持ったことにはすぐ飛び込むタイプなので、大学時代はとにかく好奇心のままにチャレンジした4年間だったと思います!

父への恩返しを胸に、船井総研で学んだ経営者視点

父が中小企業の経営者だったこともあり、いつか自分の力で何かを返せたらいいなと思っていました。そのため、まずはコンサルで力をつけようと考え、大学3年生になる前にはコンサル業界に絞って就活を進めていました。

いくつか内定をいただいたんですが、特に会社にこだわりがあったわけではなく、「日本の中小企業やレガシー企業を支えるコンサル会社はどこだろう?」と考えていました。

そこで、「日本一の中小企業支援を実現できそうだ」と思い、船井総研に入社を決めたという感じです。

船井総研に新卒で入社し、視座が一気に高くなったと感じています。入社1年目から経営者と直接対話する環境だったので、最初は「どう話せばいいのか?」というところから、次第に経営者の視点や考え方を理解し、深掘りできるようになりました。

そこで気づいたのは、「自分1人じゃ何もできない」ということと、社会の仕組みはよくできているということでした。

大学時代の経験はどれも自己表現の一環でしたが、ビジネスは違います。売上を上げるために必要なことを考えると、「やりたいこと」よりも「やるべきこと」を優先する視点が必要になる。そこで初めて、資本主義の仕組みが見えてきた気がします。

すべてを出し切った先に見えた次の道 ― 白潟総研へ

船井総研でも「1位にこだわる」姿勢を貫き、取れる賞は全部取りました。

ただ、「もうやることがなくなった」と思ったんです。士業業界のコンサルティングを担当しながら、社長直下の案件も任されるなど、多くの仕事をこなしていましたが、次第に仕事に楽しさを感じなくなっていきました。

転職を考えていることを社長にも伝えていました。ありがたいことに、新しいポジションの打診もいただいたのですが、新たな環境でキャリアを積みたいという思いが強く、すべてのオファーを断って転職活動を始めました。

結果、次のステップとして選んだのが白潟総研でした。

HR課題への挑戦 。 白潟総研で仕組みづくりに注力

白潟総研に入ったのは、Wantedlyでスカウトをもらったのがきっかけです。船井総研で2年間、業績をどう上げるかを学んできましたが、クライアントの売上が伸びると、必ず「組織」と「採用」の課題にぶつかると感じました。

ただ、自分はHRの知見がなく、その部分で成果を出せなかったことにモヤモヤが残っていて、次はHR領域で経験を積みたいと思ったんです。その中で、もっとも自分を必要としてくれたのが白潟総研でした。

ありがたいことに、24歳で白潟総研の経営幹部メンバーとして迎えられ、入社後すぐ経営会議に参加しました。HRコンサル業務は全体の1割程度で、主にブランディング室やマーケティング室、インサイドセールスの立ち上げなど、組織づくりに力を入れていましたね。

白潟総研を辞め、Xにつぶやいた結果生まれた新たな挑戦

白潟総研には約1年しかいませんでした。次第に経営層との意見の対立が増えていき、自分が作りたい世界と、元々いた経営陣が描く方向性にズレを感じるようになりました。その結果、入社から1年後に転職を決意しました。

転職活動を始めたときは明確な軸はなく、とりあえずX(旧Twitter)で「仕事ください。白潟総研やめます」とつぶやいたんです。

これが思いがけずバズり、100社を超える企業様からコメントやDMをいただきました。

ただ、すべての企業と話すのは現実的に難しいので、自分の興味がある分野やこれまでの知見が活かせそうな会社に絞りました。その中の1社がDoCoAだったんです。

辞退するはずが、心を動かされた瞬間 ― DoCoAとの出会い

実は、DoCoAを最初は断ろうと思っていました。

最終的に迷ったのは、CyberBuzzという会社とDoCoAの2社でした。CyberBuzzからはCFO候補のポジションを提示いただいていて、非常に魅力的な選択肢でした。

そんな中、DoCoA代表の吉松さんと何度か面談を重ねたのですが、最初は断るつもりで会食の場に臨んだんです。しかし、その場で吉松さんの言葉に心を動かされました。

吉松さんとの会食で、「一緒に働こう」「働いたらこういうことをやろう」といった話をしてくれましたが、クロージングをする感覚はは全く感じなかったんです。
ただただ、自分の頭の中にある考えを、自分の言葉で語っている。話している内容が表面的なものではなく、本当に一緒に働きたいと思ってくれているんだな、と感じましたし、ちゃんと私という人間を見てくれているんだなと感じたんです。

結果的に、会食の場でそのままDoCoAへの入社を決意しました。

マネジメント・営業・組織作り―COOとして取り組む三つの領域

現在の業務は、大きく三つの領域があります。

一つ目は、マーケティングコンサル事業部の責任者として、プロジェクトマネジメントやクオリティチェックを担当しています。クライアントの定例会議に出ることもありますが、基本的には裏方で案件の進行を支えています。

二つ目は、営業活動です。案件管理や営業顧問との連携、各案件の進捗確認、事業責任者としてのPL管理などを行い、全体の調整役を担っています。

三つ目は、組織作りです。採用のKPI達成に向けた施策の管理や、育成環境の構築に取り組んでいます。育成に関しては、メンバーが必要とするナレッジの型化をし、社長と議論しながら組織の底上げを図っています。

COOとして大切にしている姿勢 ―クライアントのためにやり切る

私がCOOとして常に意識しているのは、「誰のための会社なんだっけ?」という視点です。最終的には、クライアントの成果を上げることが全員の共通認識であり、会社の絶対的な使命だと思っています。

メンバーの育成も重要ですが、育成はあくまでクライアントに成果を出すための手段です。ただ、日々の業務の中で、細かいことに気を取られると、その本質が見えなくなる瞬間もあると思うんです。そういう時こそ「この業務はクライアントの成果に繋がるのか? 喜んでもらえるのか?」と考えるようにしています。

どれだけ私たちの働く環境が良くても、クライアントが満足していないなら、会社としての存在意義はありません。

例えば、「あと少し時間があれば、もっと良い提案資料が作れる」と思ったら、最後の1分でも1ページでも良いから、クライアントに向き合う姿勢を大切にしています。

このこだわりを持てない人は、DoCoAには合わないと思いますし、私自身がしっかり伝えていくことが大切だと思っています。
クライアントのために最後までやり切る姿勢を持つ―それが私が組織を作る上で、COOとして一番重視していることです。

好奇心が尽きない理由は、終わりのない挑戦を楽しめるから

現在の立場は、ほぼ経営者としての感覚で仕事を任せてもらっています。

権限や予算を持ち、事業の意思決定にも関わる中で、強く感じるのは「経営には終わりがない」ということです。どれだけ目標を達成しても、次の課題が生まれ、常に新たな挑戦が求められる。その繰り返しの中で、終わりのないものを追い続ける環境が、私の好奇心を刺激し続けています。

DoCoAに入社した理由は、吉松さんという人物に対する強い憧れです。

彼の考え方を100%尊敬していますし、自分の理解がまだ追いついていない部分も多いと感じています。その思考をしっかり吸収し、会社のプロダクトに落とし込み、メンバー全員が同じ方向を向けるようになるまで、私はこの会社に対する責任を果たし続ける必要があります。

私の役割は、現場メンバーと経営層の間に立つことです。組織がスムーズに動けるように橋渡しをし、潤滑油のような存在であり続けること。まだ課題は多く、現時点では十分とは言えませんが、そこに向けて取り組んでいます。

DeCoAで好奇心が尽きないのは、常に新たな成長機会が目の前にあるからです。

DeCoAの未来像 。 第一想起されるマーケティングパートナーへ

DeCoAが目指すのは、マーケティング領域で第一想起される存在になることです。どんなに粒度の荒い相談でも、「来季の売上が伸び悩んでいる」「成長率が鈍化している」「部分的な市場調査だけ頼みたい」など、あらゆるマーケティング課題に対して「まずはDeCoA」と言われる存在になりたい。これが、私が絶対に実現したい未来です。

正直、私たちが提供しているマーケティング戦略は無形であり、分かりにくいサービスです。中途半端な姿勢ではベンチャーは生き残れませんし、クライアントからの評価がなければ、企業の持続的な成長はあり得ないんです。現状に満足して立ち止まるようなことは絶対にしません。

そのためには、社内の誰もが「自分たちの提供する価値は絶対に貴重なものだ」と信じ続ける必要があります。そう信じていなければ、クライアントに響く提案はできません。

クオリティや実績は、後からついてくるものではなく、毎日積み上げていくものです。

それを意識しながら、1年後でも5年後でも10年後でも、DeCoAが方向転換をしない限り、走り続けたいと考えています。


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