2022年10月より、日本政府は海外からの個人旅行の受け入れや入国ビザ免除の再開など、水際対策の緩和措置を開始しました。

この水際対策緩和措置を境に、緩和前の9月には20.7万人だった訪日外国外客数が、緩和後の23年1月には約150万人に・・！
なんと4か月で約7.2倍にも急増する結果となっています。
※データ引用：JNTO「訪日外客数（2023 年 1 月推計値）」

しかし上記には、コロナ前における日本のインバウンド市場において、約30%を占めていた中国本土からの回復が含まれていません。
ですが2023年1月に中国政府が海外渡航解禁を発表したこともあり、これからのさらなるインバウンド需要の回復が期待されています・・！

当社は、「世界中の人と企業の創造がめぐる社会へ」というミッションをもとに、中国市場における事業展開を検討する企業様や訪日中国人観光客によるインバウンド消費の増加を目指す企業様への「中国進出支援事業」も手掛けています。

本記事では、これからますます加速する対中国ビジネスへの可能性と魅力についてご紹介できればと思います。日中ビジネスにご興味がある方はもちろん、日中の懸け橋となるような仕事に興味のある方もぜひ最後までご一読いただけますと幸いです♪

訪日客数１位！日本国内における国別消費額１位！
日本企業が「中国」に向けた施策に取り組むべき理由とは？

今回は今後ますます消費回復が期待される「インバウンド」の可能性についてご紹介したいと思います！
「インバウンド」とは「外から中に入ってくる」といった意味の通り、訪日外国人観光客のことを指します。

※データ引用：JNTO「訪日外客数（2019年12月および年間推計値）

コロナ前の2019年の訪日外国人数を見ると、2位の韓国が約560万人だったのに対し、1位の中国は約1.7倍にあたる約960万人という圧倒的な数になっており、全訪日客の約30%を占めています。

また、国別の旅行消費額を見ると、中国からの訪日観光客が全体の約40%を占めており、その額は1兆7704億円・・！
1人当たりの旅行支出金額を計算すると、なんと約21万円という結果になります。

上記数字は2019年度のものではありますが、この中国からの圧倒的な訪日人数や、日本国内での消費額からも、今後のインバウンド復活に向けて、「訪日中国人観光客」に対する期待は大きく、日本企業も「訪日中国人観光客」をターゲットにした様々な施策を行う必要が増すと言えるでしょう。

アライドアーキテクツのインバウンド支援の強みとは？

皆さんは日頃買い物をする際、InstagramやTikTok、YouTubeなどで「体験者の感想（口コミ）」を頼りにすることが年々増えているのではないでしょうか？

「体験者の感想（口コミ）」を重要な情報としてとらえているのは日本だけではなく、中国本土や香港、台湾などの中華圏も同様です。

中でも中国は、「モノ」より「ヒト」に見出す価値が大きく、日本以上にSNS上での口コミや知人からの情報をもとに商品を買う傾向が顕著に見られます。そのため中国マーケティングを行うにはKOLやKOCと呼ばれるインフルエンサーの活用は必要不可欠です。

一方で日本企業が中国人に対して自社の魅力を伝える上では、大きく次の3つの壁があります。
①言語の違い
②中国独自のSNSやトレンド
③KOLやKOCとのコネクションや連携手段

アライドアーキテクツでは、中国進出支援事業のおそよ8割は中国籍のメンバーで、常に中国本土のトレンドやSNSについてアンテナを張っているため、「①言語の違い」はもちろん、「②独自のSNSやトレンド」にも非常に敏感で、市場の変化をタイムリーにとらえながら企業の情報発信支援を行うことができます！

さらに、「KOLやKOCとのコネクションや連携手段」においては、BoJapanという3,700人を超える在日中国人のクリエイターネットワークを持っています。

日本に住みながら中国SNSに詳しく、情報発信力に長けている中国向けコンテンツクリエイターやKOC、ソーシャルバイヤーたちとともに「体験者の感想（口コミ）」を中国SNSで発信することで、訪日中国人観光客の日本国内における購入促進や体験してもらえる機会の創出に大きく貢献できることは、当社の非常に大きな強みの1つです！

カンパニープレジデント 番匠からのコメント

中国越境EC市場（中国消費者が日本商品を購入する）・訪日中国人観光客市場に関しては、2023年以降も成長することが見込まれております。

その中で、中国消費者としては「日本の良い商品を購入したい」「日本で良い体験をしたい」「日本の良いコンテンツを見たい」という方が非常に多いです。
一方で、中国特有のインターネット文化がある中で、なかなか正しい情報が伝わっていない現状があります。

弊社としては、SNS・口コミを通じて、日本の良いモノ・コトを伝えることにより、日中間の文化的な共有・経済の発展に繋がる事業を作っていきたいと考えています。

最後に・・

2008年の観光庁が発足以降、訪日外国人数は右肩上がりでしたが、2020年頭に発生した新型コロナウイルスの影響を受けて、初めて低迷の時期を迎えました。

しかし、日本政府の水際対策の緩和や中国政府の渡航制限解除を経て、日本政府は2030年における訪日外国人の目標は6,000万人と発表しています！

少しずつ海外の方の日本への流入も増え、観光地によっては賑わいも元に戻りつつあり、中国本土を中心とした中華圏からの訪日中国人観光客による国内市場への影響は、より大きなものとなることが予想されます。

インバウンド施策にビジネスチャンスを持ち取り組む企業様が急増していますので、当社としても更に注力してご支援していきたいと思っています！

これを機に日中ビジネスに携わってみたい方、日本のインバウンド市場を盛り上げたい方、語学力を活かしたい方、日本社会に貢献したい方などなど・・
ぜひカジュアルにお話ししましょう！

＜募集中＞
▽セールス：チャレンジしたい方歓迎！日本企業の中国進出を支援するセールス職を募集！
https://www.wantedly.com/projects/594294

▽BoJapan・CS：ママ社員も活躍！中国越境EC・インバウンド領域のマーケ支援を担うCS募集！https://www.wantedly.com/projects/594298

▽オセロ：タレントマネジメント／中華圏に向けた日本人タレントSNSアカウント運用支援
https://www.wantedly.com/projects/1247537

＜YouTubeチャンネル＞
▼最新の中国マーケティング情報がまるわかり！「中国マーケティングチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCTHPytyX53V_ZqrV_GMSsIQ
▼クロスボーダーカンパニーとは？
https://www.youtube.com/watch?v=fkQKA8bQRxw&t=8s

解説動画だけでなく、セミナーイベントのライブ配信、企業担当者との対談など、中国市場や中国マーケティングに関する様々なコンテンツを配信しています。
是非ご覧ください！