「こどもがザワつく、未体験のあそびを。」を体現するのはやっぱりこっちの【小規模・少人数・満足度高め】の三拍子が揃ったタイプのものを出来るだけ回数多くやるのが本筋なんだなあ、と気付かされた感じです。
いつもお世話になっております、アソビスキー近藤です。緊急事態宣言の延長が決まった日より3日間開催のギフトショー、例年に比べ参加企業も来場者も激減しているような感じです。空きブースなんて過去無かったくらいの数で目につき、POPには【緊急事態宣言を受け、急遽出展を中止しました】と書かれていたり。各企業も苦渋の選択を強いられていて、早く経済活動が健全に出来る状態に戻って欲しいと思う今日この頃です。
さて、そんな中で来月の緊急事態宣言下ではありますが、2月下旬に行われる展示会【イベントEXPO】に弊社も出展する予定です。今週の展示会は緊急事態宣言直後の実施でしたが、今から三週間後くらいの実施になりますので、対策は万全にした上で予定通り取り組みたいと思っています。昨年は感染症の影響もあり3−6月は仕事が出来ず、夏から徐々に戻りはじめましたが、2020年3月以前の流れからは大きく変わり、新しい生活様式に合わせた依頼が増えました。具体的には大規模・多人数を対象としたイベント・ワークショップは縮小し、小規模・少人数のコンテンツのお話しが増え、これは集客はしたいが三密などになって人が多く集まっている状況は作り出したくないという施設関係者や広告代理店の苦心が伺えます。
しかしメリットもあり、大規模・多人数から小規模・少人数になりダイナミックさ・やってる感(お祭り感とでもいいましょうか)が減った代わり小規模になったことで体験時間が長いものや手間や工程が複雑なコンテンツの提供が可能になったことで体験者の満足度をあげる事が可能になり、よりコアなお客様を深く呼び込む事が出来る機会が増えたと思います。もともと弊社はショータイプ(アンパンマンショーとかですね)などは得意でなく、体験ワークショップ系のラインナップを充実させて来ましたのでこの辺は結果論ですが今まで作ってきて良かったなあ、と思っております。
上の画像は今年の頭に市川にあるニッケコルトンプラザ様にて実施した【ダルマペーパークラフト】づくりのワークショップです。作業時間60分!という劇的に長い体験時間にもかかわらず、親子でじっくり正月休みの時間をお楽しみいただきました。流石に部品が多くちょっとどうかなあ、と思ったのですが、クライアントの要望もあり実施の運びとなりました。体験時間が長いことで感染症対策の関係で長時間ではないもののお客様とのコミュニケーションの時間もあり、例えば参加された理由をお聞きした中に、「今年自分の娘が受験で、合格祈願でダルマを作ってあげたい」というステキな理由で参加された方がおられました。このイベントをこの時期にやって良かったなあ、という事がわかった事で、今まで体験される方の生のお話しを聞く時間がなかった(1日500人とかのイベントだとどうしても体験時間が短くお客様との接点がほぼないので)のが、今回の生活様式の変化で色々と長めのご意見や感想を伺う時間が増えた事で、自分たちはこっちだなあ、と改めて思わされました。
このコロナ禍においてイベント・ワークショップを生業としていく中で、わーっと多く人があつまるコンテンツも嫌いじゃないですが、会社のスローガン「こどもがザワつく、未体験のあそびを。」を体現するのはやっぱりこっちの【小規模・少人数・満足度高め】の三拍子が揃ったタイプのものを出来るだけ回数多くやるのが本筋なんだなあ、と気付かされた感じです。
という事で従来と大きな変化はありませんが、アソビスキーは今年も会社のスローガン「こどもがザワつく、未体験のあそびを。」を合言葉に、こどもに未体験の気づきを与えるコンテンツを発信し続けたいと思います。