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当社への応募者様との初回ミーティングで良くお話しする「起業者が第一動機に何を持ってくるか」議論について。

 2019/6月の状況がほぼ確定しまして、昨年の256%アップという結果に。これは頑張ったというよりも去年は夏休み前の休養月みたいに勝手に考えてあまり積極的に対応していなかった結果に対し、今年はGWから地続きでそのまま営業を継続していた結果、毎週取りこぼしどころか日によっては重複した日程でご依頼をいただきましてつくづく自分で勝手に枠を決めてはいかんなあ、と反省しきりな月に。
 第二の繁忙期となる夏の案件も7、8月はほぼ確定で、大型案件2件と別注カスタマイズ+展示会運営までをパックでこれもまずまずの結果。秋の話もちらほら進みつつあり安定的な案件も秋からは始まる流れに加え、来年の新コンテンツ大型企画2種類に加えデジタル新アトラクション3種類(HADOシュートHADOモンスターバトル漢字遊戯)、アナログ新企画1本を現在製作中。
 そんな中で合間をぬってウォンテッドリーにご応募いただいた方とのミーティングを随時実施しております。面接ではないので履歴書や経歴書は不要。当社のビジネスに合うかはやってみないとなので。
 当社はオフィスが無いので基本的には外で打ち合わせを行っております。九州や大阪など遠方の場合は仕方なくオンラインで行いますが、基本的にファーストコンタクトは直接お会いして、と考えております。ある意味オフラインでのイベント事業を柱にしている会社ですので、ネットでは体験出来ないコト・モノをお届けするのが基本と考えている関係上、できれば生でお会いした印象をお互いに重視したいと思っているので、とお伝えしてご理解いただいた上でちょっと面倒なのですが都内までお越しいただいてお話ししております。時代遅れなんでしょうけど、ここはもうこれじゃないと見極められないから仕方ないかなあ、と半ば諦め気味w
 そんな中で結構いろんな方が、本当に色々な方が弊社なんかにご興味をお持ちいただいております。そんな中で既にバリバリに勤務している方もいれば、まだ勤務実績のない学生さんまで多種多様な中、ありがたい事に毎週数名の参加希望の方のメッセージをいただいております。
 基本的にはお会いして軽くご自身のプロフィールをお話しいただいた後弊社ビジネススキームの説明。その上でどんな形態でやってみたいか(土日のみ、平日も、営業も、企画もやりたいやりたくない等)を確かめた上でやってみたいという事であれば基本的にOKで、こちらからお断りはしていないです。こども対応やイベントの運営こればっかりや実際にやってみてやりたいなあ、と思うかめんどくさいなあと思うかバックリ割れますので。8-9割が副業もしくはバイト希望で残りが正社員希望(募集していないんですが)という感じです。社会人6割、学生4割くらい。まあ大半は土日の時間を活用して子どもイベント関係の仕事をしてみたい、という方が多く大変ありがたいです。ありがたやありがたや。
 ウォンテッドリーの性質でしょうか、お話を聞いているとやはりみなさんゆくゆくは独立起業やワークライフバランスの理想形を目指す人、副業で本業を超える自分の仕事をやりたい、という人が多いような感じです。私の時代にはこんなにベンチャーが市民権を得てなかった時代(平成後半はギリあったかもしれない)ので、起業を目指すといえばアントレっていう雑誌しかなくってですね・・・FC起業の記事しか書いてないんで独立=お金貯めて準備金払ってFCで経営者、しか道が無いと勝手に思ってました。でも世間の活躍している社長はオリジナルビジネスをやっているんですよね・・・どうやってやるんだろう?といつも悩みながらも答えが見つからない毎日だったような気がします。今はいいなあ、情報が山ほどあるしそれで成功している人もいるし銀行も起業に大らかだし・・・などと言っても仕方ない。今はなんとかオリジナルのコンテンツで起業し、人を雇って仕事をする規模になってきております。

 で、結構ウチでやりたいと来る方の中には結構自身のアイデアが煮詰まっていてもうやればいいじゃんそのステージなら、っていう人もいたりします。いやでもまだ勉強が、いやまだもう少し時間がとか結構いるんですが、もうウチ来たりしないで明日からやりゃいいじゃんって突っ返す事もあったり。でも出来ないっていうんですけど・・・そしたら急にまずは大企業に入って安定的な給与をもらってから改めて計画を・・・みたいにいうのでもうあんまそれやりたくないんじゃないの?と突っ込んでみたります。

 前職の上司だった遠山正道社長が、ビジネスの動機形成についていつもおっしゃっている格言?がありまして「誰からも頼まれない仕事」を「何かやってみたい病」にかられやってしまう(自分自身もやっている感がないのが重要)事で「自分の仕事」になっていく、と。うーん相変わらず素晴らしい。儲かるから始める、生活の為に、でビジネスを軌道に乗せられる人って本当のビジネスマンなんだと思いますが、私や遠山さん(同列に語るのもおこがましいですが)の様なそこがスタートじゃないビジネスの方が結果として自分としてはやりたいものの様な気がします。以下遠山さんの記事を引用します。

ビジネスというのは残念ながら大変で、うまくいかないことの方が多い。その時にただ「もうかりそう」という理由だけで何かをやっていたら、よりどころが何もなくなってしまう。ちゃんと自分のやりたいことをやっていないと、とても踏ん張れません。初恋みたいな出会いがしらのものでもいいから、自分の中に理由を持って仕事をすることが重要ですよね。

 いやーいい文章。さすが遠山さん。当時私はスマイルズの人事マネージャーをやっておりまして、新卒採用の説明会では「相思相愛・恋愛採用」というテーマでやっておりました。これは私ではなく遠山さん発信。転職組だった私をはじめ、普通の人事採用担当からするとなんじゃ恋愛採用って、上からこっちが決めるんじゃ!という割と調買い手市場であった時代にスマイルズは既に学生と会社は同列という基軸を既に2005年くらいに打ち出してました。先走ってたなあ、さすが。

 儲かる儲からないでやってしまうと儲からなくなったら辞めないといけないですが、好きで自分が面白いと思ってやっている分にはそこがマストじゃない。なので景気の浮き沈みはありますが結果やりたいことをやり続ける事が出来て、時間の経過がもたらすのは実績と信用、これがブランドというものに昇華されていくんだと思います。
 儲かる儲からないを起業の一番に持ってくると、それが傾いたときに違うビジネスモデルを探してきたり、違う動きをしなければならなくなっちゃうし、儲かればなんでもいいのか理論が出てくる。もうそれをメインにするとほんとしんどい。不動産ビジネスや投資などでものすごーく儲かっている人もいらっしゃいますが、そこの研究に時間を費やすのであれば自分のやりたい事を考える時間に使いたい。
 ちなみに余談ですが、大学3年生でまだ起業か就職かみたいなレベル1-2くらいの絶賛自分探し中の方はもう迷わずスマイルズをお勧めします。少なくとも3年やれば他の会社員やるよりも得るものがものすごーくありますし、社内起業も積極的にやっておられます。でも自分で勝手に起業する方が100倍くらい楽ですけどね。うちはもうホントあんまり儲からないので・・・・w 今度も新イベント用にガスボンベで動く耕運機を購入予定・・・超かっこよくないすかこれ。まあいいや新しいことがたくさん出来ればと最近は思っております。

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