こんにちは。仙台店査定士の高橋です!
私はオーディオ・楽器・カメラの専門買取事業「ニーゴ・リユース」で査定士として働いております。
皆さんは「査定士の仕事」と聞いてどのようなイメージをお持ちでしょうか。
もしかしたら「ちょっと地味そう…」「お客様との商談が大変そう…」などの印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。確かにそういった側面もありますが、査定士の仕事には実際にやってみないとわからない魅力がたくさんあります。
今回は査定士の仕事を丸3年勤めた私が「査定士の仕事の魅力」について3点にまとめてご紹介いたします!
①たくさんの「面白い」に出会える。
当社の査定士は「オーディオ・楽器・カメラ」を扱うのがメインの仕事なので、たくさんの魅力的な商品に出会えます。
ネットで見るようなビンテージ品や、自分の世代に流行った物、最新の商品まで扱うモノは幅広いです。特に自分の好みど真ん中の商品を目の前にしたときは燃えますね。
また、お客様のご自宅にお伺いするまで何があるかわからないワクワク感もあります。出張査定がメインなので、なかには「地下に降りたらスタジオみたいだった」「倉庫の中に入ったらフルリノベーションされたオーディオルームだった」なんてことも。
その他にも「趣味をトコトン追求してきたお客様に会える」という点もあります。ときには、少しマニアックなお話が楽しめたり、経験豊富なお客様から商品について教えてもらったりなど「これ本当に仕事の時間なのか?」と錯覚してしまう事もあります(笑)
もし、あなたが「オーディオ・楽器・カメラ」のいずれかに興味があれば、とても有意義な時間が過ごせるかもしれません。
②お客様の「お役に立ってる実感」がある。
私は「オーディオ・楽器・カメラ」を買い取らせて頂く上で直接お客様のお役に立てている実感があります。お客様のなかには「お父さんが生前大切にしていたカメラを整理したい」「指が自由に動かなくなってしまったのでギターを手放したい」「オーディオに青春の全てをかけてきたが入院を機に引退する」などの理由でご依頼頂くこともあります。
そこで当社ではお客様のお話をお伺いし受け止めた上で誠意をもってお値段をご提示いたします。お客様の状況を本部に伝えて相談しながら「ニーゴ・リユースに売って良かった」と思ってもらえるように最善を尽くします。そういった血の通ったやり取りをすることによって成約後に感謝して頂くことが多いです。後日、お渡ししたアンケート用紙にお礼の言葉があると「お役に立てて良かったな…」と、しみじみ思います。
また、ご高齢のお客様も多いので10〜20kgぐらいのモノを担当した際に「自分で2階から降ろすのは無理だったから若い人に降ろしてもらえて本当に助かった」と感謝されることもあります。こういった「お客様からの感謝」は日々の仕事のモチベーションに繋がります。
③自分自身の成長を実感できる。
査定士も営業職なので様々なお客様にお会いし、場数を踏むことによって少しずつ成長を実感できます。この仕事で最も大切で大変なことは、お値段を提示し買い取ったうえで「この会社に売って良かった」と思って頂くことです。そのため、査定士は基本的なビジネススキルはもちろん、各々の「自分の武器」を持って査定に臨みます。
それは「人柄」であったり「傾聴力」「商品知識」「人に好かれるスキル」だったりします。その自分にしかない武器を磨くことによって「たぶん自分でなければ買い取れなかったであろう商談」が発生します。
例えば「正直、他社の見積もりの方が少し高かったけど君に売るよ」と仰って頂くこともあるのです。こういった時に自分自身の成長を強く実感しますね。
ちなみに、私は「お客様に何をしたら喜ばれるか」について考えることによって自身のサービスは自ずと良くなっていった気がします。また、お客様に喜ばれる仕事を心がける事によって、私生活でも昔より人と良いコミュニケーションが取れるようになったと実感することもあります。
おわりに〜査定士の仕事の魅力〜
私は査定士の仕事の魅力の一つに「趣味でお客様と関われる」があると思います。趣味は人の人生を豊かにするものです。そのお客様を幸せにしてきたモノを通してコミュニケーションが取れるというのもこの仕事の魅力だと感じます。
また、もし査定士が「趣味に熱中する人の気持ちがわかる」「自分も何かに没頭した経験がある」タイプであれば、商談を通してお客様の気持ちを理解し、有意義な時間をご提供できるかもしれません。査定士次第では「値段だけではなくサービスで買う」ことができます。これは当社が掲げる「満足買取」をするうえで大切なことです。
もしかすると、査定士の仕事は一度でも何かに熱中したことのある人は強いかもしれません。
今回は「オーディオ・楽器・カメラ」査定士の仕事の魅力について書かせて頂きました。少しでも何かの参考になれば幸いです。