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入社1年目社員の座談会!独り立ちしたらどうだった?新たな趣味は?

入社1年で私たちどんなふうに成長したの?あの時のあんな体験が糧になっているのだなぁ…と振り返る入社1年目社員の座談会を実施しました。いまだ成長途上ですが、それぞれに社員として一人の人間として、仕事も趣味も新たな景色が見えているようです。今回はリアルな査定エピソードもたくさん出てきますので、買取査定士のお仕事のリアルを知りたい方も是非ご一読を!

参加メンバー

曽根:静岡店所属。中途入社。前職は食品小売のBtoC営業

岡村:広島店所属。中途入社。前職は賃貸不動産営業

藤本:仙台店入社。新卒入社。営業的な仕事に憧れて入社

入社後の同行研修中、楽しかった?不安だった?

-現在担当している主な業務を教えてください

曽根:お客様のご自宅に伺って買取査定をする査定士としての業務がメインです。アルバイトのシフトの管理や工場の状況を見たり、資材のチェックなどの店舗業務も一部担当しています。社内プロジェクトは工場のマニュアル作成チームに参加しています。

岡村:僕はほぼ査定士としての業務だけです。店舗のことに関しては手伝える範囲であればやることはあります。

藤本:私もメインが査定の業務です。あとは店舗や工場で商品の梱包、買取品の動作確認や撮影といった、アルバイトスタッフさんたちのお手伝いに入ることもあります。こういった基本業務の他に、社内報とオウンドメディアとWantedly採用ブログの3つのプロジェクトに参加しています。

-入社して1年が過ぎましたが、昨年の5月何をしていたか覚えていますか

曽根:私はもう独り立ちして査定に出ていました。

岡村:僕は6月1日から独り立ちだったので、ちょうど同行研修終盤でしたね。

藤本:岡村くんと同じくです。

-どんな気持ちで過ごしていたんでしょう

曽根:私は同行研修中、全然ストレスがなくて楽しかったんです。徐々にだんだんと教えてもらってたので、すごくやりやすくて。だから逆に独り立ちして上司がいなくてちゃんと査定できるかなと最初は不安な面もありました。あとは、私が普段運転するのは軽自動車だったので、ハイエースでの運転が大丈夫かなと。いろいろ不安はありつつも、まずは先輩がやっていた通りのことをやろうとしていました。

岡村:僕も本当に同行研修が楽しかったですね。不安はあまりなくて「1人でも大丈夫だろう」って思いながら過ごしていました。

藤本:私はお二人とは逆に同行研修中不安がいっぱいでした。同行してくださった先輩はすごく運転がうまくて商品知識もあって話すのも上手。見ていて「こうならなくちゃいけない」と思ってしまいプレッシャーを感じていました。

お客様との接し方、距離感の悩みを乗り越えて

-実際独り立ちして壁にぶつかることはありましたか

曽根:私は最初の頃お客様に怒られることが本当に多かったんです。査定価格を伝えたら「なんでその値段なんだ」と。値段を聞いて態度が急変する方もいたのでそこは悩みましたね。自分がどう振舞ったら安心して信用してもらえるのかなっていうところで、結構考えて査定していました。

結局たどり着いたのが「冷静でいよう」ということ。私はお客さんの反応を目の前にして慌ててしまうことがあったので、冷静にしっかり説明をすることを心がけるようにしました。

例えば「日本だとこの製品はなかなか需要がありませんが、海外だったら部品取り等で有効活用ができます。でも、輸出にはコストがかかるので買取額はどうしても下がりますよ」というようにわかりやすく伝えています。

冷静に話せばお客様が理解してくれるのを実感できたのが8月ぐらいなので、最初の壁を越えるのにだいたい4ヶ月くらいかかったんですね。

岡村:お客様との距離の詰め方、粘り方は掴むまで大変でした。自分なりの査定ができたと思えるようになったのは今年の2月くらいになってからじゃないかな。

買取には自分のキャラも影響するんですよね。例えば、親しみやすいようにすごいラフな雰囲気で接すると、お客様からするとすごく断りやすくなってしまったり。粘っても買取れない状況が生まれてしまうことがありました。お客様と一定のラインを引いておく意識は必要でしたね。

僕は前職が不動産の営業だったんですが、物件を借りたい、買いたい人が向こうからどんどんくるので、接し方を考える必要は当時それほどなかったんです。家を借りるか買うというゴールはもう決まっているので、どの物件を提案するか。接し方よりも物件やエリアの知識が大切でした。

買取査定士が前職と違うのは、お客様との接し方や距離感によって成約するかどうかが全然変わってくるということ。ゴールがある状態での提案をするのではなくて、ゴールに導くために何かしらしなくてはいけなくなりました。買取というゴールに対する執着心はすごく強くなりましたね。

今の僕のスタイルを説明すると、僕は大体相手の接し方を見てどう崩していくかってところう考えるんです。開口一発目でフランクなおじいちゃんとかだったら、こちらは「一応、僕業者です」みたいなバリアをちょっとだけ貼ったりします。

逆にものすごく堅苦しい、「お前、カメラのことろくに知らないのに来てんのか」みたいな感じの人だったら知識じゃないところで攻略していって、僕がお客様と対等になれるような喋り方を見つけたり。いまだに試行錯誤していますが、めちゃくちゃ難しいですね。

曽根:確かに岡村くんの言う通り、フランクに接しすぎるとお客様として断りやすいのは実感します。塩梅は結構考えどころですよね。

私の場合は前職が個人宅への飛び込み営業だったので、それに比べるとかなりお客様と話すハードルは下がったなと感じています。飛び込みの場合は基本断られますが、買取査定はお客様から依頼いただいているので基本的にウェルカムな気持ちで迎えていただけるというのは安心です。

藤本:私が壁に感じたのが「お客様から買取を断られる」ということです。

学生時代に洋服のお直しの受付のアルバイトをしていました。そこは店主のおばあちゃんの知り合いの常連のお客様が多くて、お直しのお値段を伝えても断られることがなかったんです。

私は今回はどうしたんですかっていうのを丁寧に聞くようにしていたので、「藤本さんはしっかり聞いてくれるからいいわね」と話しかけていただいていました。「人の話を聞くのが向いてるのかな。ならば営業的なお仕事があっているかも」と思ったのが買取査定士になるそもそものきっかけだったりします。

それで、実際に買取査定士としてお客様のところに行ってみたら、ついさっきまですごく話が盛り上がってたのに、値段を伝えた途端「話違うよ」とか。

「そのぐらいの金額だったらちょっと」「実は買い替えを検討していて、いくらぐらい欲しかったから今回は見送ります」みたいに断られることがすごくありまして。

岡村君がさっき言ってたみたいに、買い取るまでのゴールをちゃんと考えなくちゃいけないと実際にすごく感じました。

断られるのに慣れていなかったので、今考えるとあまり意味のない落ち込みを悶々と繰り返していたなと。「何で?私が何か悪いことしたのかな」という負の自問自答。

今なら「自分が大事にしていた思い出の品だから」「当時買ったときはいくらぐらいしたのに」という気持ちがあるから、この価格だと納得できないというお客様の感情も理解できます。でも、当時はそこに想像が及ばなかったので落ち込むばかりでしたね。

そんな悶々とした気持ちを抜け出すきっかけになった買取案件がありました。カメラ1台と三脚の査定だったのですが、カメラの査定価格が100円だったり、三脚の方が無料だったりという結果で。お客様に伝えたところ「それならたくさん思い出が詰まってるから取っておこうかな」という反応でした。

私、その時すごく数字が悪くて焦っていて、しつこく「いや買取りますよ」「もう使わないですよね」と押しに押しまくったんです。

そしたらお客様が「このカメラはすごくたくさん思い出が詰まっている。息子が野球少年で甲子園まで行って…」というふうに、ポツポツと話してくれて。

やっぱり当時の金額もそうだけど、思い出が詰まっているからその金額だとちょっと悩むなあ、とおっしゃるのを聞いてハッとしました。お客様にとって大切な品物の価値を軽くお伝えしてしまっていたのかもしれないと。

それで、例えばそのカメラだったら「国内では使われなくなったモデルだけど、海外に輸出すればまだ使ってもらえる」「もしかすると部品取りになってしまうかもしれないけど、まだ有効に使ってもらえる」というところを一生懸命話したんです。

最終的に「そういうことであれば、まだまだカメラとして活躍してもらいたいから君に任せるよ」と買取りさせていただきました。この体験がきっかけでお客様への話し方や説明の仕方は結構変わったと思います。

当事者意識が高まった

-入社して1年間で成長したなと思うところを教えてください

曽根:当社が大事にしている「当事者意識」がすごく高くなったと思います。言われたことだけではなく私が気づいたこと、考えたことをしっかり伝えていく。人ごととして捉えない意識がついたと思います。

岡村:曽根さんと一緒で「当事者意識」というところですね。会社にとっての生産性を自分のこととして考えるようになりました。ひょんなことから生まれるアイデアや行動で、会社が進んでいくのを実感しています。

あと、この会社の一番すごいところが、組織の中で地位が上の人と接する機会が普通の会社と比べて段違いに多いところだと思います。それこそ部長クラスの方とも普通に話しますが人生経験や社会経験がもう全然違うので、僕の考え方も1年前と全く変わってきているなと。

藤本:挑戦したことを様々な場面で活かせるようになりました。例えば社内報で多くの人にインタビューをしたことで「査定の中でも気負わなすぎていいところもあるんだな」と買取の姿勢が変化しました。また「この人怖いイメージで今まで喋ったことなかったけど、実は話しやすい」と感じたことで先入観なくいろんな人に話しかけることにつながったりとか。

こういった挑戦を重ねていき、ゆくゆくは挑戦の中から会社に役に立つことを生み出せるようになりたいと思ってます。

「もう上客だね」って言われるぐらい買ってるんですけど(笑)

-最後に入社してから生まれた趣味はありますか

曽根:ミラーレスのカメラを買いたくなっています。お客様のところに査定にいくと特にライカのカメラを持ってる方はいろいろ語ってくれるので、カメラ楽しそうだなあと。

旅行した時にはスマホで撮影しているんですが、ちょっと物足りなく感じ始めてもいるので、カメラを趣味にして映える写真を撮ってみたいなという思いがあります(笑)。

あとは昔からベースを弾いていたので、プレベタイプのベースがいいのあったら買いたいなと。カメラもベースも自社の在庫はたまにチェックしていますね。

岡村:新たに生まれたというより再燃したのが音楽です。学生時代はバンドでボーカルやギターボーカルやったり、クラブでDJもしていたんですが、社会人になってからご無沙汰でした。

ところが先日7期の終わりに、会社で遠隔バンドやろうぜって話が起こり、この中だと曽根さんがベースで僕が歌ってみたいなのをやりまして。他にもギターやドラムもいますが、全国バラバラの拠点のメンバーがオンラインで集まってというのですごく面白かったんです。

そこで歌うことの熱が復活しまして、今ボイトレ教室も探してますし、作曲もしたいのでそれ用のPCやDTM、機材を揃えを揃えている最中です。自宅で録音環境を作って自分が苦手な部分をボイトレで補って、ちゃんと音楽をやりたいなと思っています。

藤本:私は会社から本当にいろいろなものを買ってまして、「もう上客だね」って言われるぐらい買ってるんですけど(笑)。

元々やってたホルン、あとお客様宅で見かけたオカリナ、あとちっちゃいポケットトランペットとか。休みのときにカラオケや人がいない時間帯を狙って川沿いの高架下で吹いてみたりしてます。楽器は演奏したい時にすぐに使えるように車に積んでいるんですが、どんどん数が増えているので見られたときにちょっと心配されることもありますね…。

新しく始めた趣味は曽根さんと同じく私もカメラです。最初はミラーレスから入ったんですが、お客様から「フィルムは全然違うぞ」と言われることが多くて、どんなもんだろうと思ってフィルムカメラも購入しました。初めて写真を撮って現像に出してみたら、50年前のカメラでこんなに綺麗に写るのとびっくりしてそれからハマっています。

オウンドメディアの記事ネタとして使う場合にはレンタルするという制度も会社で設けられたので、さらにいろいろ使ってみる機会は増えそうです。ただ、レンタルして良かったら結局買っちゃいそうだなと思っています(笑)。

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