清水部長による2021年度から始まった社内横断プロジェクトの振り返り。and TRUNKでは社員が成長する場として通常業務以外に様々なプロジェクトへの参加を促しています。多様な経験をしてもらうことでどんなメリットを実感できたのでしょうか。
所属店舗や立場関係なく社内を横断して課題に取り組んでもらう
-社内プロジェクトの趣旨を教えてください
まず基本的に社員は通常業務として買取業務を行っています。ただ、どうしても通常業務の範疇からはみ出る業務がありますし、管理部がやったり外注するよりも当事者である社員が取り組んだ方が良い内容になることもある。そこで、通常業務とは別に時間を設けてプロジェクトに参加してもらい、所属店舗や立場関係なく社内を横断して課題に取り組んでもらおうというようなスタートでした。
-2021年度に立ち上げたプロジェクトにはどんなものがありましたか
新たに立ち上げたものとしては3つあります。
・工場マニュアル
・社内報
・オウンドメディア
この3つの課題に対してチームを組み、プロジェクトとして現在進行形で動いています。
あとは、社内を横断する取り組みでいえば、社員自身が企画する「社内セミナー」もあります。
※それぞれのプロジェクトの内容に関して詳しくは下記記事もどうぞ
・社内横断プロジェクトの参加メンバーインタビュー!挑戦→成長のチャンスを作りたい!
https://www.wantedly.com/companies/25reuse/post_articles/369205
・社内報制作秘話!ゼロから全部内製しました!
https://www.wantedly.com/companies/25reuse/post_articles/363556
プロジェクト参加社員の感度が非常に高くなる
-プロジェクトの参加メンバーはどうやって募るんですか
Slackで募集をしたり、適性があるメンバーに声かけをしたりですね。
工場マニュアルに関しては、製品知識が豊富である必要が特にあったので、まず力を発揮してくれそうなメンバーにこちらから声かけをしました。あとは読みやすさも必要だったのでデザインをよくするため女性のメンバーにも加わってもらい「これを読めば工場での業務が誰でもわかる」というものを目指して製作中です。
社内報とオウンドメディアに関してはまずはSlackで立候補を募り、足りない人数を埋めるべく声かけをしました。立候補してくれた人で適性や通常業務の状況を見て見送りになることもありますが、基本的にはできるだけ手を挙げた人には優先してやらせてあげたいと考えています。
-プロジェクトに参加したメンバーには何か変化がありますか
成長速度が非常に速くなったり、会社への愛情が強くなることを実感しています。プロジェクトを通して買取業務以外の関わり方を会社や社員とするようになって、感度が非常に高くなるというか。
社内報にしても工場マニュアルにしてもいろんな人に意見を聞いたり、社長に直接インタビューして話を聞く機会がある。そういった機会を通して自社のことを深く知ることができ、どんどん会社が好きになっていくように見えます。これは社員が口に出して伝えてくれているわけではないですが、明らかに普段の動きが変わってくるので間違いないなと。わかりやすいところでいうと、数値にコミットする姿勢が強くなります。
あとは通常業務では見えなかった一面が発見できることがあります。「意外にユーモアがあるんだな」など。プロジェクトによって自分を表現する場が生まれているのかもしれません。
–今感じている課題はありますか
募集をしても立候補者が少ない時は、もっと積極的になってもらいたいなと思います。「私にできるのかな」「もっと責任が出てきてしまうのでは」と手を上げるのを躊躇っている人がいるなぁと。
ただ、参加してみようかなという意識は社員に広がっています。入社1年目、2年目で複数のプロジェクトに参加している社員もいるので、未参加の社員はそれを見て焦りを感じることもあるみたいです。挑戦することで確実に成長につながるので、まずは少しでも興味があるプロジェクトに対しては手をあげて欲しいと思います。最初からうまくいかなくてもいいじゃないかと。
みんな自分を発信していい
-社内セミナーに関してはどうでしょう
実は社内セミナーは「やりたい」と手を上げる社員はすごく多いんです。
例えば郡山店の斎藤は最多開催を誇っているんですが、そのモチベーションはどこから来るのと尋ねたときに「自分の話をあんなに真剣にたくさんの人が聞いてくれるのは、とにかく気持ちがいい」と答えていました。しかも、楽器やカメラという自分が趣味で好きなことに関する内容なので、大人になってからはなかなかないですよね。自分が好きなことを話してみんなが真剣に聞いてくれるというのは。
あとは自分の知っていることを拡散したいという意欲をみんな持っているということもわかりました。だから、逆にセミナーをやりたいと相談があっても、仲間内で話すような内容の企画はボツにすることも多いです。
セミナーとして開催するしないはともかく、自発的に発信したいという入り口になっているのは事実。プロジェクト参加の入り口として、セミナー開催にまず挑戦してみるというのもいいかもしれませんね。
普段の業務だけでは得られない経験を
-2022年度に向けてプロジェクトの目標はありますか
社員が成長する場として機能しているのを実感しているので、より多くの社員が参加して欲しいです。新たなプロジェクトも予定がありますし、普段の業務だけでは得られない経験をたくさんさせてあげたいなと思います。