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東大農学部でフェアトレードを計量経済学的手法で評価する研究→大学院で玉野井芳郎の「生命系の経済」に関する事例研究→農学修士
・「生命系の経済」についてもっと考えを深めること ・「生命系の経済」を目指す実践を行うこと
法人営業部門では、会社のサービスやその知見を活かした行政・企業との連携事業を行っている。私は県・市町村の受託案件のディレクションを主に担当した。一部、企画提案や入札などの営業の領域や、登壇や執筆など案件実施の中身も担当した。
インバウンド向けの高付加価値な観光コンテンツ提供について、その意義や先進事例などを学ぶセミナーを開催した。
大学・大学院で培ってきた食や農に関する専門的知識や経験を活かしつつ、会社のミッション・ビジョンを広く発信するためのコンテンツ制作等を主に担当した。
学部生の頃から引き続き、生産と消費の距離を近づけることで社会はよくなっていくと考えていたが、大学院ではその理論的背景となるものに出会った。それが経済学者玉野井芳郎の「生命系の経済」だった。
進学当初は、どうすれば肥沃でない土地で作物が育つようになるか、途上国で生産性を高められるかといった、「途上国」の「生産」について考えていた。しかし、勉強していく中で、もともと自給用作物を作っていた土地で輸出用作物を作ることになり、それが環境・労働問題を引き起こしていたり、そうして作られた食べ物が輸出先の先進国では一部捨てられてしまっている
卒業論文は、消費者が生産の背景を知ることで支払うお金がどのように変化するのかを、フェアトレードバナナをテーマに計量経済学の手法を用いて研究した。 フードシステム研究(査読付き)に報告論文として掲載された。
東大では3年生から各専門の学部に分かれる。私は国際協力に漠然と興味があったが、医療や教育などアプローチは多様なので、途上国に行ったり様々な授業に出ながら学部決めることとした。
堀川高校は、今では耳にすることが多くなった「探究学習」を先駆けて行っていた。当時の私は、探究学習は自分はおそらく苦手だろうが、その力は養っておいた方がいいのではないかと漠然と感じ、入学した。