就活の面接って、いまだに納得してない
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正直に言う。
就活の面接って、いまだに納得してない。
「問題解決力ありますか?」
「協調性は?」
「努力したことは?」
毎回思う。
それ、人事のお前が言うのか?
俺が偉そうなのかもしれない。
でも、現場でやってきた人間からすると、どうにも薄っぺらく聞こえる。
俺はこれまで、ちゃんとした就活ってやつをしてこなかった。
面接はしたことあるけど、基本は全部、格闘技のつて。
ジム、試合、つながり。
そういう世界でやってきた。
そこにはさ、テンプレなんてない。
問題が起きたら、その場で考えるしかないし、
協力って言っても、口だけじゃ成立しない。
信頼がなきゃ終わり。
努力なんて、わざわざ語るもんじゃない。
やってるか、やってないか、それだけ。
だから余計に思うんだよな。
面接で語られる「問題解決力」とか「協調性」って、
作られた言葉にしか聞こえない。
うまく話せるやつが勝つ世界。
中身より、伝え方。
経験より、ストーリー。
それって本当に、人を見てるのか?
一回、面接で人事とやり合ったことがある。
あまりにも中身のないことばっか言うから、
こっちから聞いてやった。
そしたら、空気が変わった。
結果?もちろん落ちた。
まあ、そりゃそうだよな。
でもあれ以来、思った。
「ああいう場所で勝つゲームじゃないな」って。
たださ、最近ちょっとだけ考えも変わってきた。
あいつらもあいつらで、
「組織の中の役割」をやってるだけなんだよな。
短時間で人を見なきゃいけない。
責任もある。
失敗できない。
だから、ああいう質問になる。
本質じゃないのは分かってるけど、
仕組みとしてそうなってる。
それともう一つ。
組織で上に行くやつ。
あれ、正直あんまり好きじゃない。
腹黒いのが多い。
でも、最近ちょっと分かる気もする。
ああいうやつがいないと、
組織って回らないんだよな。
綺麗事だけじゃ続かない。
誰かが汚れる役をやらないといけない。
俺はやりたくないけど。
でも、役割としては必要。
俺はたぶん、組織に染まるタイプじゃない。
尊敬できる仲間とか、トレーナーとか、
そういう人たちは別だけど。
よく分からん上下関係とか、
中身のない理屈とか、
そういうのは無理。
だから距離を取る。
でもさ、一つだけ認めないといけないことがある。
社会って、結局
コミュニケーションで動いてる。
これは間違いない。
そしてもう一つ。
そのコミュニケーションってやつは、
ただ話せればいいわけじゃない。
“相手に分かる形で伝える”必要がある。
ここなんだよな。
俺が引っかかってたのは。
俺の中では、ちゃんとやってきたことがある。
でも、それを「面接用の言葉」にしてなかっただけ。
例えば、
「仲間とやってきた」じゃ弱い。
「意見がぶつかったときにどうまとめたか」まで言わないと伝わらない。
「努力した」も同じ。
どれだけやったか、
どれだけ続けたか、
結果どうなったか。
そこまで言って、やっと評価される。
つまりさ、
やってきたことがダメなんじゃない。
伝え方を知らなかっただけ。
人事が好きかって言われたら、今でも微妙だ。
でも、戦うならルールは理解しないといけない。
噛みつくだけじゃ勝てない。
別に丸くなる必要はないと思ってる。
無理に合わせる必要もない。
ただ、
“通す技術”は持っておいた方がいい。
就活って、たしかに茶番っぽい。
でもその中で、全部を否定するのはもったいない。
使えるものは使えばいい。
俺はこれからも、たぶん完全には染まらない。
でも、
自分の言葉を、相手に届く形にするくらいはやる。
それだけで、選択肢は増えるから。