Tomohiro Nishi
一般社団法人プラスケア / 代表理事神奈川県川崎市
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一般社団法人プラスケア / 代表理事
緩和ケアを専門とする医師として多くの人の生きざまと死を見てきた中で「どうすれば人の苦しみをできる限り小さくできるのだろう」と考え続けてきました。 病気に伴う苦痛を、薬を用いて一時的に緩和することはできても、その人がその長い人生の中で向き合う苦しみー特に「孤独」の病から受ける苦痛を緩和することは容易ではありません。そう考え
暮らしの保健室での「人と人との対話」を中心とした関りは多くの人にとって力となります。しかし一方で「人との距離感を感じながらも対話をする元気はない」といった状態にある人も多くいます。そんな方々のために、暮らしの保健室の近くに「本やアートとつながり、安心して一人でいられる空間」を作りたいと考えています。
一般社団法人プラスケアを2017年に立ち上げ代表理事に就任。「暮らしの保健室」「社会的処方研究所」の運営を中心に、地域での活動に取り組む。
2005年北海道大学卒。室蘭日鋼記念病院で家庭医療を中心に初期研修後、2007年から川崎市立井田病院で総合内科/緩和ケアを研修。その後2009年から栃木県立がんセンターにて腫瘍内科を研修。2012年から現職。