今の求人は一人に多くを求めすぎる?1〜10までできるプロはそんなに多いのか?
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1〜10まで全部できる人って、本当にそんなに多いのだろうか?
最近の求人はどれも
要件定義できて、UXできて、UIできて、コード書けて、
QA もできて、マーケも分かって、PM もできる。
そんな 盛りすぎスキルセットのフルコース を求めるものばかり。
どの会社も似たような求人で、
「プロジェクト立ち上げから完成までしっかり任せます!!」
みたいなのがずらっと並んでいる。
では、応募側にそんな全部バッチリできるすごい人が山ほどいるのだろうか?
いたとしても、そんな人はよほどの高待遇でなければ
とっくに良い企業に入っているんじゃないかな。
そもそも、1から10まで全部やりたい人ってそんなに多い?
私は、1から5をAIと組むことで爆速でやるけど6〜10は苦手なタイプ。
AIを“外部脳”として使うことで、人間一人では追いつかない速度で前半を整えられる。
だからこそ、後半の専門家を待たせることがなくなる。
そして、6以降は専門家に任せたほうが圧倒的に速いし、正確。
ここに“分業する意味”がちゃんとある。
私とは逆に、
「1〜5は苦手だけど、6〜10の詰めは任せろ!」
という後半特化タイプの人もきっといると思う。
そっちのほうがずっと楽しいって方、いません?
なのに今の求人は、
“全部できる人” か “全部やってほしい人” の二択でしか設計されていない。
前半って簡単そうに見えて軽視されがちだけど、
ここをちゃんと整えておけば後半が本当にラクになるんですよ。
前半がバラけていると、後半の専門家が苦労してしまう。
だから私は、
専門家が気持ちよく動けるように、
最初にレールを整える役割 をやりたい。
後半だけをやりたい専門家のほうがきっと多い。
なら、前半をサクッと整えられる人がいれば、
後半の役割はわりと早く見つかると思う。
前半が早い人と後半が早い人が組めば、
お互い疲弊することなく、プロジェクト全体が速く進む。
覚えることも半分ずつですむから一人あたりの学習負担が減る。
全部できる人=強い人?
分業=弱い人?
本当にそうなのだろうか。
“半分だけならできるよ” という人には価値がない?
Wantedlyには「急ぎではない求人」も多いのだから、
前半特化・後半特化 みたいに
もう少し細かく分けて募集しても良いのでは?
もちろん仕事量も半分になるから時短でいいし、
業務委託契約で十分まわる。
後半をやらないのに雇うと、その人の維持コストが企業負担になってしまうからね。
そんな求人があれば、私はぜひ応募したい。
多くを求めすぎるせいで、
“できなくはないけど得意ではない部分” まで無理して引き受けて
みんな疲れ果ててしまう。
それじゃあ、せっかくの戦力がもったいない。
必要な人が必要なときだけ最小限に動く
得意なところを効率よく活かせたら、
プロダクト全体がもっと活き活き進むはず。
そんなチームに、私は出会いたい。
案件を爆速で回したい企業様、
AI時代の新しいワークスタイル、一緒に試してみませんか?
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今日のオマケ:AI時代の開発チームに必要な5役
「前半と後半で分業」をもっと突き詰めていくと、
AIと話していて自然にこういう布陣が見えてきました。
昨日Xに書いたネタなのですが、
これが揃ったら絶対強いよね…! という“理想チーム5役”。
① AIオーケストレーションするフルスタックエンジニア
AIと一緒に実装を高速で回す「手足」。
② プロトタイプと事業観を担保するPdM(プロダクトマネージャー)
方向性と価値を決める「羅針盤」。
③ チームを守るEM(エンジニアリングマネージャー)
人と組織を安定させる「土台」。
④ 構造化・認知負荷・翻訳を担う“整形士”(職種はまだ無い?)
仕様の矛盾を消し、AIに渡せる形に整える「血管の詰まり取り」。
これが無いとプロトタイプは早くても破綻し、エンジニアは迷子になり、EMは疲弊する。
⑤ AI Ops(AI運用・ガバナンス・品質管理)
AI時代の“テック組織の盲点”がこれ。
AIが作ったコードや仕様には“AI特有の事故”が必ず入る。
これを長期的に監視し、品質を維持し、改善ループを回す役割が必要。
こんなチームに出会えたらすごいですねぇ。