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夏目光学株式会社 / 取締役常務 (技術本部長/生産本部長)
大学の研究で「光」の不思議さと面白さを体感し、その可能性を広げたいと思い「光学」に関わることを決意。「光」は人の手では触ることも留めておくこともできませんが、何よりも速く伝わりそしてそれは人々の思いをのせて遠くまで届けてくれます。 宇宙は光から始まり、世界は光でかわってきました。まだまだ無限の可能性を感じますよね。
ヒカリで未来の世界を眩しく!
世の中に無いモノを、新しい発想で創る
高精度光学レンズを手掛ける夏目光学(飯田市鼎上茶屋、細江国彦社長)は、東京大学先端科学技術研究センター(先端研、東京都目黒区駒場)内に「先端光学素子製造学」の寄付研究部門を設けた。今月1日から研究を始め、レンズやミラーなどの機能を有する次世代光学素子の先端的な製造プロセスを開発する。
理想的な回転楕円ミラーやウォルターミラーが実現できれば、将来的には 10nm レベルの空間分解能をもつ軟 X 線顕微イメージングや軟 X 線顕微鏡などが可能になる。その結果、可視光の顕微鏡の空間分解能を大幅に上回る顕微鏡が実現する。細胞観察では、蛋白質のサイズと同等の分解能での CT 観察が可能となり医学、創薬分野において重要な観察手法となる。また、10nmオーダの構造をもつナノ粒子、ナノ結晶から構成される電子デバイス、フォトニクスデバイスの組成、構造分析が可能となれば、多くの最先端の光学機器、半導体機器開発に貢献する。
ミラー・レンズの精密加工の最前線 これまで作れなかったものに挑戦する! ~「必要とされるものをつくる」粘り強さを持ち、「世の中に無いものをつくる」ことに対して積極的にチャレンジすることを大切にしています。そのためには、チャレンジできる環境と土壌づくりも重要です。これまで経験したことのない製品の場合、多くの種類の加工法をパズルのように組み合わせて作っていきます。そうした精神の中で、新しい製品やモノづくり技術が生まれてきました~ 精密工学会誌 2018 年 84 巻 6 号 p. 485-488
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