入社して間もないころに聞いて、今も忘れられない言葉の一つです。 相手によって態度を変える、お客さまにだけ良い顔をする。そのような状態では、いつかどこかで必ず“素”が露呈します。 特別な時だけ“良い人”でいるのではなく、“素”が出ても変わらず良い人であるために必要なこと・・・それは「自分自身の底上げ」なのだとOさん...
「さぁ、今日は業務も落ち着いたし、早めにあがっちゃおうかな」と思っていた17:00ごろにTさんからメールが来ました。 どのような依頼内容だったか忘れましたが「できれば今日中に」とのこと。「この時間に今日中はないでしょ…」と心の中でつぶやきました。 難しい内容ではないものの、私1人では完結しないもの。時間が時間だけ...
入社して数年間は部署の外線に電話がかかってくると、こんな受け答えをしていました。 「お電話ありがとうございます。プルデンシャル生命保険、●●チームです」 「お疲れ様です。○○支社の××です。」 「お疲れ様です。」 「△△のことについて、確認したいのですが・・・」 そんなある日、当時支社長だったTさんから電...
ある金曜の夕方…たしか、17時を過ぎた頃だったような気がします。一本の内線がかかってきました。会ったこともない、顔も思い浮かばない、支社長のYさんからでした。 「週明けから○○支社へ異動になりました。初日までに全員の顔と名前を覚えて、支社のみんなを驚かせたいから、顔写真の一覧をもらえませんか?」という内容。 この...
きっと多くの企業で定期的に実施されていると思うのですが、当社でも「社員満足度調査」というものがあります。回答者を特定することはできません。 ある時、私の所属部署の担当役員Oさんとの面談でこのようなことを言われました。 「満足度調査の記述欄に『○○チーム(←私の所属)の●●さん(←私)にはいつも本当に感謝しています...
私は宴会の席で余った食べ物を見ると、フードロスを極力減らしたい想いから「誰も食べないなら私が」と自ら積極的にお皿を空にする。ということがよくあります。 そんな私の姿を見て、大抵の人は「よく食べるよね」と言います。それ以上でも以下でもないその言葉が、なんとなく「よくそんなに食べられるよね」「大食いだよね」「食い意地...
ある時、私は地方へ出向く用事ができました。 友人が半年ほど前に脱サラして開業したゲストハウスが近くにあることを思い出し、そこに宿泊することにしました。 頑張る友人に久々に会いたい、ゲストハウスを実際に見てみたい、という楽しみに加え、「開業間もない頃できっと楽ではないだろう。応援も兼ねて利用しよう。」という意図もあ...
ライフプランナーのNさんは臆することなく自分の意見を力強く発言する人です。その伝え方にはいつも熱がこもっており、勢いもあるので、「怖そうな人だな」と思っていました。 一緒に仕事をするようになって最初の年は直接の接点が少なく、オンライン会議でNさんが他のライフプランナー達と話をする様子を見ているだけでした。仲の良さ...
ライフプランナーのMさんがある一つのお役目を終えた時、色紙に皆で寄せ書きをしました。幹事の機転で、私も一言Mさんへのメッセージを書かせてもらいました。当時まだまだ付き合いの浅かった私でも「人格者とはこういう人のことを言うのだろう」と思うほど、何度もMさんの懐の深さに触れていたので、溢れんばかりの尊敬の想いを、小さ...
私が入社して間もない頃、当時所属していた部署には営業所長のTさんから、よく電話がかかってきていました。業務繁忙期に受電の頻度が増すので、対応するメンバーを見ているうちに、いつしか「対応するのが大変そう」「Tさんって、クセがありそう」そんな印象を抱くようになりました。 直接関わったことがないのに、いつの間にか私にと...
ライフプランナーのYさんは先を見通して仕事をすることが出来る人です。きっと他の人よりも早くかつ細やかに気配りがきいてしまうせいで、ついつい自分で多くの仕事を抱えてしまう癖があるようです。 とても優秀な営業パーソンであるYさんは、ライフプランナーとして日々多くのお客さまと向き合っています。端的に言うならば「超忙しい...
10月のある日ライフプランナーのKさんから一通のメールが届きました。内容は「少し早めの忘年会をやりませんか」というもの。招集されたのは、前年にある仕事をともにしたメンバーでした。 コロナ禍でなかなか対面のコミュニケーションが叶わなかった頃、本来であればお酒を交わしながら、大仕事を終えた解放感を分かち合いたい気持...
入社4年目、ライフプランナーと一緒に仕事をする機会が増え始めたころだったと思います。 頭が良くて、スポーツマン。ストイック且つ、いつも元気はつらつとした印象のOさんが、「自分の気分が良いか悪いかは自分の都合。お客さまには関係ない。」と語っていた様子が今でも心に残っています。 イライラすることや、少し落ち込むことは...
十数年にわたり支社長として活躍してきたKさん。明るく、朗らかで、笑顔とユーモアにあふれる人です。 ある日、Kさんがホストを務めるオンライン会議にサポートとして同席することになりました。サポートと言っても、シンプルなオンライン会議です。資料の画面共有を行う程度の役割しかありませんでした。余力があるのに頼まれたことだ...
「早く行きたいなら一人で行け。遠くへ行きたいならみんなで行け。」 ライフプランナーは活動の時間も、場所も、お客さまも、会社や他の社員から指示されるわけではなく自分自身で決めます。そう聞くと、誰にも何にも縛られない一方で、一人孤独に戦う「一匹狼」のような状態を想像する方も多いかもしれません。 実際に、当社へ入社する...
ある時、社外の会場で会議が行われる日、役員のIさんが「救急箱、ない〜?」とやってきました。あいにく、“会議”なので怪我人が出ることを想定しておらず、救急箱は携帯しておりませんでした。「どうされましたか?体調不良ですか?」と尋ねると。「靴擦れ。絆創膏が欲しい。」とのこと。 な〜んだ、そんなことか…と思い、「絆創膏な...
Tさんから送られるメールはいつも愛と笑いにあふれています。 明朝体で、何の装飾もないメールでこんなに個性を出せる人、他に見たことがありません。具体的な内容を披露できないことが残念ですが、最初の一行を読むだけで笑いがこみ上げてくる、そんな天才的なメールなのです。誰にもマネできない独特の感性を持った、まさに天才肌だと...
問合せ先はABCDE@___.co.jp。担当者 ××課 ○○。○○さんという担当者は、一人でいったい何人の問合せに対応するのでしょうか・・・。 私の場合は社内の案件を担当することが多いため、最大で約5,000人のライフプランナー、営業所長、支社長の“担当”になります。私のから見ると1対5,000。しかし、私に連...
当社には「コアバリューレター」というものがあります。企業理念であるコアバリュー(企業理念 | プルデンシャル生命保険(prudential.co.jp) )に沿った活動をする仲間へ、その行動をたたえるメッセージを送るためのものです。多くの場合、相手への感謝の気持ちが添えられます。 日々、支社・本社を越えてたくさん...
「お節介」が多いことを社員みんなが自負している。それは面白くて、尊い、当社の社風の一つだと思います。頑張る新人を先輩たちは支社を越え、地域を越えて精一杯サポートしてくれる。そんな光景に何度も出会ってきました。 ある時、福岡で開催された生命保険業界のイベントに、東京から一人の新人ライフプランナーが参加しました。 聞...