当院では、患者さまが自らご自身の体の状態について意識できるような医学的アプローチを心掛けています。特に内科領域や呼吸器系の疾患においては、お食事の偏りや生活習慣の傾向が日常の身体機能や免疫力に影響を与えます。このため、患者さまの「普段の心掛け」に働きかけるアプローチが重要になってきます。そこで当院が力を注いでいるのが「栄養カウンセリング」です。
■ 栄養カウンセリングとは?
栄養カウンセリングとは、患者さまの食習慣に潜むリスクや傾向にフォーカスし、安定的な血糖値や栄養素の最適摂取などを働きかけるものです。また、各栄養素の代謝具合なども考慮し、必要に応じてサプリメントによる栄養補充なども提案します。
ここで大切になってくるのは、患者さまに対して「押しつけ型の提案」とならないように配慮することです。
患者さまが主体的に「お体の免疫性や機能性を高めていきたい!」と思っていただけるようなマインド形成を目指し、根本的な食習慣の乱れを改善していきます。
当院の特色である栄養カウンセリングは「健康を維持するための食の提案」と一言で置き換えられるほど単純なものではありません。「食習慣」や「生活習慣」を個々の患者さまに合ったレベルで理想形へと導いていくには、各種栄養素の背景知識や理論もさることながら、どのように本人のモチベーションを形成するのか…がとても重要になってきます。