TRASS(トラス)は、インフラの点検現場をまるごとデジタル化するSaaSを開発しています。
日本には約73万本の橋があり、その約半数が今後3年間で耐用年数を迎えるといわれています。
点検の需要は急速に高まっていますが、現場ではいまだに「紙とExcel」が主流です。
報告書などの膨大な成果物作成に時間が奪われ、若手も育たない——。
そんな悪循環が業界全体を苦しめています。
TRASSは、この非効率をテクノロジーで変えます。
現場アプリに入力したデータがクラウド上で整理され、
報告書や損傷図などの成果物が自動生成される仕組みを構築。
現場作業の効率化と、事務所作業の自動化を実現します。
しかし、私たちにとって「省力化」はゴールではありません。
デジタル化によって蓄積される点検データを活用し、
「劣化の予測」や「最適な維持管理」を行える未来を見据えています。
現場の知見をデータとして継承し、
人が減ってもインフラが守られる社会をつくる。
TRASSは、インフラメンテナンスのデファクトスタンダードを目指しています。