私たちはSTYZは、『民間から多種多様な社会保障を行き渡らせる』というミッションのもと、以下のような事業・サービスを展開してきました。
◎Syncable(シンカブル)|ファンドレイジングプラットフォーム
https://syncable.biz/
2016年12月から「Syncable(シンカブル)」という非営利団体向けの寄付プラットフォームサービスを運営しています。この8年間で約4,000の非営利団体が利用する国内有数のプラットフォームとして、大きく成長してきました。これまでになかった寄付の方法を開発することで、オルタナティブなお金が生まれる仕組みづくりに注力しています。
◎BE+CAUS(ビーコーズ)|この買い物には理由がある|SOCIAL ACTION PLATFORM
https://be-caus.jp/
また2021年7月からは、社会課題解決に向けた取り組みを促進させるソーシャルアクションプラットフォームである「BE+CAUS (ビーコーズ)」というサービスも運営しています。日常の買い物を通じて小売・メーカー企業とちからを合わせてNPO・NGO団体の活動を応援できる新しい仕組みです。
※参考:企業と生活者をつなぎサステナブルな未来を目指す「BE+CAUS」-「いつもの買い物が社会課題の解決につながる」STYZとともに取り組む新機軸の社会貢献-
https://terasu.biprogy.com/article/be-caus/
◎CULUMU - インクルーシブデザインスタジオ
https://culumu.com/
そして、2022年9月には高齢者や障がい者、外国人やマタニティなど多様なユーザーと共創するインクルーシブデザインスタジオ 「CULUMU」を開始しました。寄付プラットフォームSyncableの持つ4,000以上のNPOとのリレーションを活かし、認定ユーザーとして多様な当事者から課題の発見、抽出を実施。誰かののため(for)ではなく、共に共創する(with)のデザインソリューションをワンストップで提供します。
※インクルーシブデザインとは??
インクルーシブデザインとは、ユーザーを中心としたデザインアプローチです。 言語、文化、性別、年齢、障がい、マタニティなどの多様性をデザインアプローチとして考慮し、多様な人に優しいサービスやプロダクトを創出します。
現代の成熟したマーケットでは、平均的なユーザーの声を聴くことから独自性あふれる差別化されたプロダクトを創造するのは困難です。成長可能性の低くコモディティ化の著しい市場では、イノベーションの創発は困難で、企業は成熟から衰退という流れの渦に巻き込まれやすいとされます。
高齢者や障がい者、外国人など、これからの社会において多様な人々の声を取り入れられる(モノづくりの上流プロセスから巻き込む) ユーザー中心のアプローチをモノづくりの当たり前にするデザインスタジオです。
金融・インフラ・公共事業社・障がい者雇用会社等を対象として、高齢者・障がい者・外国人・マタニティ・LGBTQ・難民等の多様な人々を支援しているNPOとのパートナーシップによる独自のデザインプロセスし、ユーザーとの共創によるプロダクト開発を行います。
◎CULUMU リサーチ|人の特性で探せる共創型リサーチサービス
https://culumu.com/research
2024年3月には、社会的少数者(マイノリティ)・社会課題当事者の方々にアクセスし、今までスポットライトの当たることのなかった当事者のライフヒストリーや境遇・オケージョンに由来する暗黙知をより深く理解することに貢献するリサーチサービスの提供を開始しました。
本リサーチサービスを通じて、「典型的・標準的な生活者・ユーザーのニーズだけでなく、尖ったニーズやアイデアが欲しい」「ユニバーサル、インクルーシブなサービス・製品を開発しようとする際に社会的少数者(マイノリティ)の声にアクセスしたい」「合理的配慮(アセスメント、アクセシビリティ評価)の取り組みを開始している企業として、そもそもどのような多様性に配慮するべきか把握したい」といったニーズに応え、企業の成長機会を創出できればと考えております。
このように、これまで積み重ねてきた寄付プラットフォーマーとしての実績を武器に、より手軽に非営利団体と生活者が繋がれる機会、企業と非営利団体がともに課題解決を目指す世界の実現に向けて動き出しています。
お金や情報を発掘し、適切なところへ届ける。そうすることで、新たな社会保障が生まれてくると信じています。