Encounter Japanのビジョンは「ラテンアメリカと日本の新しい歴史を創り、人々の人生を豊かにする」ことです。このビジョンのもと、私たちはこれまでメキシコを中心に事業を展開してきましたが、私たちの事業のフィールドはメキシコに留まりません。中南米における二か国目の拠点として、2024年に新たにコロンビアに法人を設立し、首都ボゴタにおまかせスタイルの寿司をメインに提供する日本食レストラン「七 ~NANA~」をオープンしました。 ■なぜコロンビア？ 南アメリカ大陸の最北に位置し「南米の玄関口」とも呼ばれるコロンビア。人口は5,000万人を超え、スペイン語圏では人口がメキシコに次ぐ二番目の市場です。近年経済の発展が著しいコロンビアは「ラテンアメリカのシリコンバレー」とも呼ばれ、多くのテックスタートアップが存在し、投資先としても注目されています。近年、日本食の需要は高まりつつありますが、まだ本格的な日本食レストランは少なく、未開拓の市場です。そんなコロンビア市場に新たに挑戦することを大きなチャンスと捉えています。 ■コロンビアの魅力■ みなさんはコロンビアやラテンアメリカついてどんなイメージをお持ちでしょうか？日本では「麻薬」や「マフィア」など、ネガティブなイメージが強いことが現実です。 しかし、実際にコロンビアに会社を設立し、お店をオープンして感じるのは人の優しさや勤勉さ。コロンビア人のスタッフやお客さんと接する中でも日本人に感覚が近い人が多いと感じます。例えば時間の感覚。従業員はもちろんですが、お客さんでも予約に遅れて来る人はほとんどいません。もちろん、性格が明るくてパーティーが好き！という人もたくさんいますが、そういった人でも、仕事中は真面目で時間にもシビアです。このような点では、日本人と感覚が近いのでコロンビアで働く、暮らす上で、コロンビア人に対して親近感が湧きやすいのではないでしょうか。