データックは、医療データ解析企業です。「医学の知の創出を加速する」をミッションに掲げ、実際の日常の臨床現場で得られる医療データである「リアルワールドデータ（RWD）」を駆使し、製薬企業を顧客としたデータベース研究受託・支援事業を行っています。 リアルワールドデータには、DPCデータ、レジストリデータ、電子カルテデータ等の医療機関・健康保険組合由来の検診データなどがあります。また、近年、医療分野でのITの進展により大量のRWDを取得・解析できるようになっています。 データックには臨床医、医療職、疫学者、データサイエンティストが揃っています。RWDを最大限に活用することで、製薬企業が良質な研究と最適な医薬品提供がおこなえるようサポートしています。 顧客である製薬企業は自社が持つ医薬品の価値を最大化させるため、その製品のポテンシャルについて実際に医学研究をおこない、その研究結果（論文）を通じて、エビデンスに基づく普及活動を実施しています。私たちは製薬企業の研究戦略や適切なデータベース選択・研究のコンセプトづくりといった上流工程から、実際の研究（研究計画立案〜解析〜論文化）まで実施しています。 ここ10年間でリアルワールドデータ自体が進化・充実し、製薬業界及び医学研究の在り方に大きな変化が起きています。例えば、「診断されていない」「診断されても適切な治療にたどり着いていない」という患者さんについても、実際のデータに基づく実態調査研究や啓蒙活動が行われるようになりました。医薬品の有効性や安全性についても、従来の臨床試験に加えて、既にあるデータで研究を行うデータベース研究が広まりつつあります。 このような時代変化のモメンタムを捉え、私たちはRWD業界をリードしながら会社を伸ばしている最中です。 私たちの事業は、製薬業界だけでなく医療業界にも診断や治療の向上という形で寄与し、医療の質の向上に大きく繋がっています。

データックの最大の強みは、実際の日常の臨床現場で得られる医療データである「リアルワールドデータ（RWD）」において、臨床と疫学、そしてデータサイエンスのスペシャリストが揃っている点です。 代表の二宮は東京大学医学部医学科卒業後、脳神経外科で医師として勤務した後、株式会社メドレーにてオンライン病気事典及び遠隔診療に携わり、株式会社トライディアでデータサイエンティストを務めてきました。医療の現場と製薬や医療データを活用する両面の環境を熟知しています。 代表自身が医師として働く中で、医療の質のばらつきに強い課題意識を感じ、データと医学研究を通じてその課題を解決するために、データックを創業しました。 私たちは「医薬品の普及」という切り口で良い医療の普及に貢献しています。 データベース研究は、疾患や治療の実態調査に大きく貢献できる手法です。希少疾患をはじめとして、世の中にはまだまだわかっていないことの疾患が多数あります。例えば、発症から診断までに平均数年間かかる疾患もあり、そういった実態を研究することの意義はとても大きいものとなっています。 私たちはデータの力を信じています。データが、医学・医療を少しずつ良くしていきます。現存するRWDにはまだ不足しているデータもありますが、医学を進歩させるために今できることに知恵を絞り、製薬企業や臨床医を含む研究チームで今あるデータを最大限活用することは非常にチャレンジングで、やりがいがあります。 RWDを活用し、医療革新を推し進めていくことが私たちの使命です。

◼︎メンバーについて 医師、薬剤師、データサイエンティスト、製薬会社経験者、医療機関在籍者など、医療・製薬のプロフェッショナルが揃っています。 2024年9月現在社員数20名です。社会人経験のある20代後半〜30代前半の社員が主要メンバーです。 医療・製薬業界の専門データ、マーケット、課題等を深く知っていること、高いノウハウを持っていること、これらが私たちの強みです。全社員が常に当事者意識を持ち事業に向かっています。 ◼︎文化について 私たちは様々な疾患領域の最先端の医薬品のエビエンス活動に従事しています。ライフサイエンス、薬事、臨床といった領域の最先端の情報を扱っています。 製薬・医療の業界をサポートすることで、さまざまな疾患の治療にも大きく貢献できるため、メンバー全員が製薬企業が実施するデータベース研究を通じて、医学に貢献できることを実感しています。 会社で大切にしているものとして「挑戦」「やり抜く」というものがあり、挑戦をすることやその挑戦をやり抜くという文化が醸成されています。また、ほかにも、自分が成果を出せる環境を作るということを大切にしているため、仕事をする上でより良い環境を作ることができます。 ◼︎環境について 現在はリモート中心の働き方になっており、週に1回出社推奨日を設けています。 リモート環境下でもSlack等でコミュニケーションが盛んです。また、四半期に1回社員総会をリアル開催しているため、定期的に対面での交流もできます。

現在、大手製薬会社を含む20社近くの製薬企業と取引を実施し、直近2年間で前年比売上平均100%の成長を達成するなど、急成長しています。データベース研究の案件が急激に増えているため、疫学者として医療データベースを用いた疫学研究について、研究計画策定、解析実務、論文執筆のディレクションなどをお任せしたいと考えております。 ▼主な職務内容 ・各プロジェクトの進捗管理 ・データベース研究の実務 ・研究計画の策定 ・統計解析の実施（弊社内の専門スタッフへの依頼、アウトプットのディレクション業務等） ・文献レビューや論文化の実施（弊社内の専門スタッフへの依頼、アウトプットのディレクション業務等） ※医療データ・・・レセプト、DPC、電子カルテ、レジストリなど ▼この職種の面白さ ・多くの臨床疫学・薬剤疫学研究に携わることで、疫学知識・スキルをより上げることができます ・製薬業界や医療業界という大きなマーケットに挑み、医療業界だけでなくその先の患者の治療や医学にも貢献することができます ・RWD市場でトップを目指すチームに参加し、これまでの経験を活かしてDB研究のベストプラクティスを共に作っていくことができます ・臨床医、疫学、データサイエンスのスペシャリストと共に、質の高い研究支援に携わることができます ▼必須条件 （下記すべて必須） ・データベース（特にレセプト・DPC）による研究経験 ・公衆衛生、社会医学、薬学系の修士または博士 ▼歓迎条件 ・製薬企業またはCRO企業でのデータベース研究実務経験 ・疫学研究に関する研究のデザイン、プロトコル作成、解析の経験 ・生物統計学の知識 ・英文ドキュメントの読解、英文ライティングを実務レベルで実施できる方 ・医師、薬剤師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床検査技師、放射線技師等の医療資格及び臨床経験 ・R、SAS、STATA、SQL等による解析プログラム作成経験 ・PMBOK 10の知識エリアに基づくプロジェクトマネジメント経験 ▼求める人材 ・製薬や医療の領域に強い関心がある方や貢献したいという意識がある方 ・難しい局面であっても前向きに学びながら分析や示唆を出しにいく姿勢をもっている方 ・内省に意識を向け、円滑な事業や組織運営のために手を動かせる方 ・医学研究を通じて臨床現場に貢献したい人 ・疫学の議論が好きな人 ・エビデンスづくりが好きな人 ・製薬企業との研究案件を通じてベストプラクティスを学びたい方 まずはお話しを聞いてみたいというだけでも問題ありません。 ぜひお気軽にエントリーください！まずはカジュアルにお話ししましょう！