■Webディレクターとディレクターの考え方の違い Webディレクターは「どのように」を考える仕事ですが、ニューでのディレクターは「なぜ」を考えます。 ニューのディレクター担当している部分は、開発の前工程です。 開発前の課題設定で解決する問題がずれると、その後の工程で問題が発生し案件が炎上する可能性が高くなります。 事前に防ぐために、「なぜXXXを行うのか」「それって本当にXXXを解決出来るんだっけ」を考え、ルールや手法を決めるのがディレクターの大きな役割です。 ■ディレクターが行う具体的な意思決定に関して ディレクターと言っても、Webディレクターとニューで行うディレクターの意思決定内容は異なります。 どのように意思決定が異なるかを記載したので、下記を参考にしてください。 ニューのディレクター 開発をする前に、何をするかを決めどのように進行するか役割・進め方を決める。 プロジェクト開発の進行で問題が起こった際にどのように解決するかを決める役割です。 ユーザーの改善要望をどうしたら解決できるか考えます。 困っていることはなにか、本当に解決すべき問題を仮説を立てながら言語化していきます。 立てた仮説をデータや意見をもとにいろいろな角度から確かめます。 仮説が間違っていそうな場合は、仮説を修正しながら問題を特定していきます。 本当に解決すべき問題が明確になったら、次に「どうやって」「どの範囲まで」対応するかを決定し、案件を推進することがディレクターの役割です。 Webディレクター Webディレで行う意思決定とは、Web制作やクリエイティブ制作で起こった対象に対して、スケジュール通りに案件を進めるために、方針の決定を行う。 - 予定していた開発言語が案件で使用するプラットフォームに対応していない。 案件で使用するプラットフォーム内で使用開発言語を調べて、何の言語を使うかを決める。 - 実際の開発工数と予定していた開発工数が異なりスケジュールに遅れが出そう。 リリースする開発タスクの中で優先順位を付けて対応または、スケジュール自体を調整する。 ■プロダクト開発で求められているディレクターとは？ ニューで定義している求められるディレクションスキルは以下です。 分からない箇所は、経験豊富なディレクターが教えてくれるので、各々の目標に合わせてディレクターとして成長できる環境があります。 プロダクト開発で求められる価値の高いディレクター ・開発を理解しつつ、事業的な思考ができる。（システム要件を決めるときの意思決定スピードが早い、など） ・本当にやりたいことを明らにできる。（場合によっては、やらないことも選択できる。） ・個人や目の前のメリットではなく、プロジェクトや案件が成功するための判断ができる ・問題を分解できる。 ・関わる人の役割や責任を理解して、納得感ある推進ができる。 ニューでは、曖昧なディレクションスキルを体系化して誰でも成長できる環境を整えています。 Webディレクターの開発知見や開発推進/管理スキルを活かして、ディレクターとして大きく成長できる環境があります。 ■未経験からディレクターへのサポート ニューでは、社内レビューやディレクション知見の共有など、メンバーの成長や教育に関して社内で積極的に活動しています。 また、ディレクター未経験者の方は、以下のステップを踏んで成長していきます。 ニューのディレクターが必ず並走して手厚くフォローしますのでご安心ください。 ■初級 一部の機能を使いやすいように改善する小さな案件を検討し、要件をまとめる。 開発チームと一緒に具体的な仕様を検討し決定する。 例）検索条件の追加、入力形式の変更 ■一人前 複数の機能で仕様変更が求められる中規模案件を検討し、要件をまとめる。 開発チームと一緒に整合性を気にしながら具体的な仕様を検討し決定する。 例）検索機能の追加、DM機能の追加 ■上級 外部連携などを含む関係者やステークホルダーが多く、開発規模の大きい新規開発案件を検討し、要件をまとめる。 開発チームや連携システムの担当者、営業や経営企画と認識を合わせながら具体的な仕様を検討し決定する。 また、新しく発生する業務の検討を行う。 例）カード決済機能の新規追加、スカウト機能の新規追加